後場コメント No.4　表示灯、ＫＤＤＩ、ＳＳＳＫＨＤ、石塚硝、ファインズ

★14:51　 表示灯－底堅い　「道の駅 山北」に設置された観光デジタルサイネージのシステム開発・導入を支援
　表示灯<7368.T>が底堅い。同社は26日に、12月9日にリニューアルオープンした「道の駅 山北」に設置された観光デジタルサイネージのシステム開発および導入サポートを行ったと発表した。

　今回、導入された観光デジタルサイネージは、「新松田駅前休憩所 つむGO」「道の駅 足柄・金太郎のふるさと」に続き、あしがらエリアにおいて3カ所目になるとしている。

★15:04　 ＫＤＤＩ－続伸　ＫＤＤＩスマートドローンが北海道新十津川町役場にドローンポートを常設
　ＫＤＤＩ<9433.T>が続伸。同社傘下のＫＤＤＩスマートドローン（東京都千代田区）は26日14時58分に、ＫＤＤＩスマートドローンと北海道新十津川町が、新十津川町役場の屋上にドローンポート「Skydio Dock for X10」を常設し、運用を開始したと発表した。

　この取り組みは、北海道全域で深刻化するクマなどの有害鳥獣被害に対し、ドローンの遠隔自律飛行技術を活用することで、初動確認の迅速化と監視の強化を図り、地域住民が安心して暮らせる街づくりに貢献するものとしている。

★15:08　 ＳＳＳＫＨＤ－後場プラス転換　株主優待制度を変更
　スペースシャワーＳＫＩＹＡＫＩホールディングス<4838.T>が後場プラス転換。同社は26日15時に、株主優待制度を変更すると発表した。

　今回、株主の利便性向上を図るとともに、株主の好みに応じて交換先を選択できるよう、優待品目を従来の「QUOカード」から、デジタルプラス<3691.T>が提供する「デジタルギフト」へ変更する。
　従来は100株以上を保有する株主にQUOカード500円分を贈呈していたが、変更後は100株以上を保有する株主にデジタルギフト500円相当を贈呈する。2026年3月末日を基準日とする株主優待より適用するとしている。

★15:15　 石塚硝子－もみ合い　3Qに固定資産除却損を計上　4Qに不動産の譲渡益見込む
　石塚硝子<5204.T>がもみ合い。同社は26日15時、26.3期3Q（10-12月）決算において特別損失を計上すること、および同4Q（1-3月）決算において特別利益を計上することを発表した。

　プラスチック容器関連事業のPETボトル用プリフォーム設備の老朽化により、東京工場の一部ラインのスクラップアンドビルドを実施する。これに伴い、固定資産除却損として特別損失5200万円を計上する。
　
　他方で、連結子会社の大阪アデリアが大阪市内に所有する固定資産（賃貸物件）を売却する。譲渡金額は4億5200万円、譲渡益は概算で7300万円となる。経営資源の有効活用による資産の効率化、および有利子負債削減による財務体質強化が目的となる。26.3期業績予想の修正はないとしている。

★15:27　 ファインズ－ストップ高　人材紹介業のオルプラおよびＮｅｘｉｌを子会社化
　ファインズ<5125.T>がストップ高。同社は26日14時30分、オルプラ（東京都品川区）およびＮｅｘｉｌ（東京都渋谷区）の株式を取得し、子会社化すると発表した。
　
　オルプラは、エッセンシャルワーカーの人材紹介事業を立ち上げ、人材不足に悩むモビリティ業界の転職支援で実績を上げてきたという。今後は、モビリティ業界と親和性が高く2024年の法改正を経て人材確保が急務とされる物流・運送領域への転職支援の展開を視野に入れており、事業のさらなる発展拡大を見込んでいる。

　また、Ｎｅｘｉｌは20代の正社員未経験人材に特化した事業を展開しており、人材不足が恒常化している建設業への転職支援で豊富な実績があるという。今後はさらなる市場拡大が予想される建設業への人材紹介事業を軸に、人材不足に悩むサービス業への転職支援まで幅を広げることで、事業のさらなる発展拡大を見込んでいる。
　
　今後は、2社の集客ノウハウと同社のWebマーケティングの知見を融合し、年間12万0000名超が利用する新たな人材プラットフォームの形成をめざすことにより、若年層・エッセンシャルワーカーの転職支援市場におけるリーディングカンパニーをめざすという。また、2社の採用支援の知見と同社のDX支援の知見を融合させることで、AI技術を活用しながら顧客の採用プロセス全般を支援する最新のRecruitment Process Outsourcingサービスの提供など、新しい取り組みを進めることも可能となり、3社のさらなる収益成長にも資するものと考えているとした。