前場コメント No.6 GMOインター、イトーキ、キッズバイオ、神戸物産、リアルゲイト、ゼンショーHD

2025/05/22(木) 11:31
★9:50  GMOインターネット-急騰 22日より増し担保金徴収措置を解除
 GMOインターネット<4784.T>が急騰。日本証券金融(日証金)は21日、同社株について22日より増し担保金徴収措置を解除すると発表した。株価は規制措置の解除を手掛かりに12%高を超える上昇率となっている。

★9:57  イトーキ-SMBC日興が目標株価を引き上げ 25/12期、26/12期ともに高い利益成長を予想
 イトーキ<7972.T>が堅調。SMBC日興証券では、25/12期、26/12期ともに高い利益成長を予想。投資評価は「1(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価は2300円→2500円に引き上げた。

 SMBC日興では、オフィス家具業界は、為替やトランプ関税の影響を受けにくく、リニューアル需要の増加や業界で足並みを揃えた高付加価値化、値上げにより着実な利益成長が見込まれるとして注目。一方、調剤ロボット、核シェルターの扉を新規参入領域と位置づけているが、近いうちに大手ドラッグストア系の調剤薬局への納品が始まるという。これらの新規事業を業績予想には織り込んでいないが、今後の成長に期待している。

★10:09  キッズバイオ-急騰 厚労省「バイオ後続品国内製造施設整備支援事業」助成対象事業者に採択
 キッズウェル・バイオ<4584.T>が急騰。同社は22日9時30分、アルフレッサ ホールディングス<2784.T>、カイオム・バイオサイエンス<4583.T>と、厚生労働省「医療施設等施設整備費補助金(バイオ後続品国内製造施設整備支援事業)」に係る公募に3社共同で申請を行い、2025年5月21日付で採択されたと発表した。
 
 採択を受け、これら3社に、同社の取引先で台湾のバイオ医薬品製造受託機関であるMycenax Biotechを加えた4社の協働により、同助成事業の目的であるバイオ後続品(以下「バイオシミラー」)の原薬・製剤製造施設の国内候補地での整備を含むバイオシミラー事業を推進するとしている。

★10:10  神戸物産-続伸 ディフェンシブ株の一角に買い 円高も材料視
 神戸物産<3038.T>が続伸。円高進行などが好感されている。

 日米財務相会談後に両財務省から声明で発表されたことで、朝方にドル円は一時144円台まで円安が進んだ。一方、東証の取引が始まるころには再び143円台半ばとなり、足元では一時143.3円まで円高が進んでいる。
 
 リスクオフの地合いや為替動向から、ディフェンシブ性があり円高メリットを享受できる同社に買いが入っている。内需関連の一角が強く、パルグループホールディングス<2726.T>や大黒天物産<2791.T>なども高い。

★10:14  リアルゲイト-プラス転換 サイバーエージェントと不動産活用協業を開始
 リアルゲイト<5532.T>がプラス転換。同社は22日10時、サイバーエージェント<4751.T>と、不動産を活用した協業およびシナジー創出に向けた取り組みを開始すると発表した。
 
 サイバーエージェントで展開するアニメやゲームといったIPの世界観を体感できるホテルなどを同社物件で展開予定だという。サイバーエージェント保有IPにおけるオフラインのタッチポイントを強化し、ファンとのエンゲージメントを深めるとともに、同社が提供する物件の新たな体験価値を創出するとしている。

★10:25  ゼンショーHD-いちよしがレーティングを引き下げ 26.3期3Q以降は回復を予想
 ゼンショーホールディングス<7550.T>が反発。いちよし経済研究所では、26.3期3Q以降は回復を予想。レーティングを「A」→「B」に引き下げ、フェアバリューは10000円→9500円に引き下げた。

 いちよしでは、26.3期1Q(4-6月)の営業利益は前期比70%減の52億円と予想。「すき家」の国内店舗の休業の影響や改装工事負担、4-5月の売上低迷、米の仕入れコスト上昇などを考慮した。しかし、足下の客数は徐々に回復傾向にあること、グローバルはま寿司、レストラン部門の好調維持などを考慮して26.3期通期では820億円の営業利益を予想している。


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