欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、一段安
8日の欧州外国為替市場でドル円は一段安。22時時点では109.07円と20時時点(109.54円)と比べて47銭程度のドル安水準だった。新規の手掛かり材料は伝わっていないものの、4月に入ってからの調整売りが継続している。109.20円に観測されていた買いをこなすと、一時109.00円と3月25日以来の安値を更新した。
ユーロ円も軟調。22時時点では129.72円と20時時点(129.94円)と比べて22銭程度のユーロ安水準だった。対ドルを中心に円が全面高となり、ユーロ円は一時129.57円まで値を下げた。
ユーロドルは底堅い。22時時点では1.1892ドルと20時時点(1.1862ドル)と比べて0.0030ドル程度のユーロ高水準だった。ドル円の下落を支えに一時1.1895ドルまで本日高値を伸ばした。
なお、欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨では「理事会が緩和的な金融政策を可能な限り長く維持し、オーバーヒートの可能性はないという安心感を与えることが重要だった」「PEPPの購入ペース加速は幅広い支持」などの見解が示されたが、特段材料視されなかった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:109.00円 - 109.90円
ユーロドル:1.1861ドル - 1.1895ドル
ユーロ円:129.57円 - 130.48円
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