DWTI-売り気配 緑内障・高眼圧症治療剤「WP-1303(H-1129)」開発中止
デ・ウエスタン・セラピテクス研究所<4576.T>が売り気配。同社は9日に、創製した緑内障・高眼圧症治療剤「WP-1303(H-1129)」につき、ライセンスアウト先のわかもと製薬<4512.T>より、緑内障・高眼圧症を適応症とした開発の中止を決定した旨の連絡を受けたと発表した。
本剤は、現在、国内第3相臨床試験が行われており、2019年1月より長期試験が開始され、2019年8月より比較試験・併用試験が開始されていた。長期試験では、本剤の有効性と安全性を評価しているが、現在までに得られたデータを詳細に検討した結果、眼圧下降作用は良好であったものの、長期投与時の安全性が懸念されたことから、今回開発の中止が決定されたとしている。
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