前場コメント No.8 アドバンテスト、日東電工、ミスミＧ、ＪＳＲ、オービックなど
★9:09 アドバンテスト－ＭＳＭＵＦＧが目標株価引き上げ 20年は5Gスマートフォンが拡大へ
アドバンテスト<6857.T>が10日ぶり反落。モルガン・スタンレーＭＵＦＧ証券では、20年は5Gスマートフォンが拡大へ、ただしテスト効率改善もあるだろうとコメント。投資判断「Equal-weight」を継続も、目標株価は4000円→5100円と引き上げた。
短期的には株価にはさらなるアップサイドがありそう。ただし、20年には5Gデバイステストの効率改善が進めば、同社株に慎重に転じるべき局面があると予想。
短期的には19年度会社予想の上方修正、5Gデバイス量産テスト需要立ち上がりへの期待から、株価にはさらなるアップサイドがあると推測。一方、5Gデバイステストのマルチイヤー成長機会は広く認識されているうえ、18～19年のHPC/通信SoCテスター市場のExceptionalな急成長の後、20年以降にテスト効率改善などの要因により成長が鈍化するリスクもあるとの見方を示した。
アドバンテスト<6857.T>が10日ぶり反落。モルガン・スタンレーＭＵＦＧ証券では、20年は5Gスマートフォンが拡大へ、ただしテスト効率改善もあるだろうとコメント。投資判断「Equal-weight」を継続も、目標株価は4000円→5100円と引き上げた。
短期的には株価にはさらなるアップサイドがありそう。ただし、20年には5Gデバイステストの効率改善が進めば、同社株に慎重に転じるべき局面があると予想。
短期的には19年度会社予想の上方修正、5Gデバイス量産テスト需要立ち上がりへの期待から、株価にはさらなるアップサイドがあると推測。一方、5Gデバイステストのマルチイヤー成長機会は広く認識されているうえ、18～19年のHPC/通信SoCテスター市場のExceptionalな急成長の後、20年以降にテスト効率改善などの要因により成長が鈍化するリスクもあるとの見方を示した。
★9:10 レーザーテック－5日ぶり反落 1Q営業益55％増も材料出尽くし
レーザーテック<6920.T>が5日ぶり反落。同社は28日に、20.6期1Q（7-9月）の連結営業利益は14.3億円（前年同期比55.2％増）だったと発表した。売上原価率、販管費率ともに低下したことが寄与した。なお、上期の会社計画77.0億円に対する進ちょくは18.6％となっている。しかし、株価は決算期待で上昇していたこともあり、材料出尽くしで売りが優勢となっている。
レーザーテック<6920.T>が5日ぶり反落。同社は28日に、20.6期1Q（7-9月）の連結営業利益は14.3億円（前年同期比55.2％増）だったと発表した。売上原価率、販管費率ともに低下したことが寄与した。なお、上期の会社計画77.0億円に対する進ちょくは18.6％となっている。しかし、株価は決算期待で上昇していたこともあり、材料出尽くしで売りが優勢となっている。
★9:12 日東電工－急騰 上期は20％営業減益も修正計画を超過達成
日東電工<6988.T>が急騰。同社は28日、20.3期上期（4-9月）の連結営業利益（IFRS）が411億円（前年同期比20.0％減）だったと発表した。10月23日に上方修正した上期の会社計画400億円をさらに上振れた。なお、通期の会社計画710億円に対する進ちょくは57.9％となっている。
基盤機能材料では、エレクトロニクスの市場が低迷し、スマートフォン用途、半導体や電子部品の製造工程で使用される材料の需要回復が遅れたことが響いた。オプトロニクス事業は、ハードディスクドライブ（HDD）の需要がデータセンター向けに回復基調で、セグメント利益が前年同期を上回って推移している。
日東電工<6988.T>が急騰。同社は28日、20.3期上期（4-9月）の連結営業利益（IFRS）が411億円（前年同期比20.0％減）だったと発表した。10月23日に上方修正した上期の会社計画400億円をさらに上振れた。なお、通期の会社計画710億円に対する進ちょくは57.9％となっている。
基盤機能材料では、エレクトロニクスの市場が低迷し、スマートフォン用途、半導体や電子部品の製造工程で使用される材料の需要回復が遅れたことが響いた。オプトロニクス事業は、ハードディスクドライブ（HDD）の需要がデータセンター向けに回復基調で、セグメント利益が前年同期を上回って推移している。
★9:14 ミスミＧ－急騰 通期営業益を下方修正も悪材料出尽くし
ミスミグループ本社<9962.T>が急騰。同社は28日、20.3期通期の連結営業利益予想を従来の354億円から277億円（前期比13.1％減）に引き下げると発表した。
併せて発表した20.3期上期（4-9月）の連結営業利益は117億円（前年同期比26.2％減）だった。FA事業において、前年同期の大口受注による反動に加え、米州を除く主要地域の設備投資需要低迷が続いたことが響いた。金型部品事業やVONA事業も低調だった。
また、20.3期の期末配当予想を13円23銭から10円22銭（前期は10円99銭）に修正すると発表した。年間配当は17円73銭（前期は21円20銭）となる。
なお、株価は悪材料出尽くしから買いが優勢となっている。
ミスミグループ本社<9962.T>が急騰。同社は28日、20.3期通期の連結営業利益予想を従来の354億円から277億円（前期比13.1％減）に引き下げると発表した。
併せて発表した20.3期上期（4-9月）の連結営業利益は117億円（前年同期比26.2％減）だった。FA事業において、前年同期の大口受注による反動に加え、米州を除く主要地域の設備投資需要低迷が続いたことが響いた。金型部品事業やVONA事業も低調だった。
また、20.3期の期末配当予想を13円23銭から10円22銭（前期は10円99銭）に修正すると発表した。年間配当は17円73銭（前期は21円20銭）となる。
なお、株価は悪材料出尽くしから買いが優勢となっている。
★9:16 ＪＳＲ－急騰 通期営業利益を下方修正も悪材料出尽くし
ＪＳＲ<4185.T>が急騰。同社は28日、20.3期通期の連結営業利益予想（IFRS）を従来の445億円から400億円（前期比7.0％減）に引き下げると発表した。
エラストマー事業および合成樹脂事業における販売数量減少および市況低迷の影響や、デジタルソリューション事業におけるディスプレイ材料の顧客需要の減速などにより、前回予想を下回る見込み。
併せて発表した20.3期上期（4-9月）の連結営業利益は190億円（前年同期比15.2％減）だった。なお、株価は悪材料出尽くしから買いが優勢となっている。
ＪＳＲ<4185.T>が急騰。同社は28日、20.3期通期の連結営業利益予想（IFRS）を従来の445億円から400億円（前期比7.0％減）に引き下げると発表した。
エラストマー事業および合成樹脂事業における販売数量減少および市況低迷の影響や、デジタルソリューション事業におけるディスプレイ材料の顧客需要の減速などにより、前回予想を下回る見込み。
併せて発表した20.3期上期（4-9月）の連結営業利益は190億円（前年同期比15.2％減）だった。なお、株価は悪材料出尽くしから買いが優勢となっている。
★9:18 オービック－4日続伸 上期営業益16％増 クラウド事業が好調
オービック<4684.T>が4日続伸。同社は28日、20.3期上期（4-9月）の連結営業利益が217億円（前年同期比16.4％増）だったと発表した。10日付けの日本経済新聞の観測報道である210億円とほぼ同水準だった。通期の会社計画410億円に対する進ちょくは52.8％。
システムサポート事業において、主力サービスであるシステムの「運用支援サービス」および「クラウドソリューション」が好調に推移したことが寄与した。
オービック<4684.T>が4日続伸。同社は28日、20.3期上期（4-9月）の連結営業利益が217億円（前年同期比16.4％増）だったと発表した。10日付けの日本経済新聞の観測報道である210億円とほぼ同水準だった。通期の会社計画410億円に対する進ちょくは52.8％。
システムサポート事業において、主力サービスであるシステムの「運用支援サービス」および「クラウドソリューション」が好調に推移したことが寄与した。
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