前場コメント No.5 ラクスル、ヤマダHD、マネックスG、タダノ、三井ハイテ、日医工

2021/06/18(金) 11:31
★9:30  ラクスル-大幅高 貸借銘柄に選定 18日売買分から実施
 ラクスル<4384.T>が大幅高。同社は17日、同社株が新たに貸借銘柄に選定されたと発表した。18日売買分から実施される。株価は流動性の向上に期待した買いが優勢となっている。

★9:31  ヤマダHD-4日ぶり反発 100店の売り場半分「非家電」に 家具や雑貨を強化=日経
 ヤマダホールディングス<9831.T>が4日ぶり反発。18日付の日本経済新聞朝刊は、同社が家具や雑貨といった「非家電」の事業を強化すると報じた。

 記事によれば、新規出店する大型店で売り場の約半分を非家電向けにするという。既存店も増築で順次切り替え、3年以内に新業態の店舗を100店体制にするようだ。雑貨などは同社の独自商品をそろえるもよう。同社は家電を軸に家具や住宅事業を手がけており、店舗でも総合化を急ぐとしている。

★9:37  マネックスG-小動き ESG金融事業の一環としてJ-クレジット取引市場へ参入
 マネックスグループ<8698.T>が小動き。同社傘下のマネックス証券は17日、ESG金融事業の一環として、J-クレジット取引市場へ参入したと発表した。J-クレジット取引市場への参入は主要ネット証券では初めてだとしている。

★9:44  タダノ-みずほが新規に「買い」 風力発電関連新需要などによる収益改善を期待
 タダノ<6395.T>が反発。みずほ証券では、風力発電関連新需要などによる収益改善を期待。投資評価は新規に「買い」とし、目標株価は1400円で設定した。

 年初からクレーンの需要回復期待を見込んで株価はある程度上昇したものの、今後業績が本格的な回復基調に入ると予想されるため、株価のアップサイドが依然として大きいと判断。主なポイントは、1) 建設投資需要の回復によるクレーン事業の収益回復、2) 欧州事業の構造改革による増益効果、3)風力発電関連の建設需要拡大等であるという。また、新興国での市場拡大、クレーンのDX推進等の施策により収益拡大の確度が高くなると更なる評価向上につながると考えている。


★9:44  三井ハイテック-三菱UFJMSが投資評価引き上げ モーターコアの成長加速と電子部品の収益健全化を評価
 三井ハイテック<6966.T>が大幅続伸。三菱UFJモルガンスタンレー証券では、モーターコアの成長加速と電子部品の収益健全化を評価。レーティングは「Hold」→「Buy」に引き上げ、目標株価は4400円から8000円に引き上げた。

 電動車用モーターコアの需要拡大と生産性改善等による利益率向上とリードフレームの収益性改善が従来想定を上回るペースで進捗していると指摘。今後は中長期的な利益成長期待の高まりなどから更なる株価上昇を予想している。尚、今期もCFを上回る設備投資を計画しており、22/1期末予想ネットデット303億円と財務状況は更に悪化する見通し。その為、株式の希薄化を伴う資金調達の可能性が高いと推察しており、その手法やタイミング等を注視しているという。

★9:48  日医工-3日ぶり反発 エレア社とインフリキシマブバイオシミラーの導出契約締結
 日医工<4541.T>が3日ぶり反発。同社は17日、Laboratorio Elea Phoeni(アルゼンチン、以下エレア社)と、抗ヒトTNFαモノクローナル抗体製剤インフリキシマブバイオシミラーのアルゼンチン市場における導出契約を締結したと発表した。

 エレア社との導出契約の下、同剤の早期なるアルゼンチン市場への展開を図る。なお、エレア社は日本での承認データを基に、アルゼンチン当局への承認申請を完了しており、2021年中の承認をめざすとしている。


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