〔Market Flash〕炭素価格導入に伴う課税増は電源開発で大きく関電、九電で小さい~野村
【9:45】炭素価格導入に伴う課税増は電源開発で大きく関電、九電で小さい~野村
野村証券では、21日に開催された環境省主催のカーボンプライシング活用に関する小委員会において、炭素価格の導入によるGDP成長率への影響などが審議されたことを受けてリポートしている。仮に炭素価格が石油石炭税の増税という形で導入された場合、コスト増加リスクは石炭火力依存度の高い電源開発<9513.T>で相対的に大きく、原発依存度の高い関西電力<9503.T>、九州電力<9508.T>で相対的に小さいと野村では考えている。また、電力各社とも増税分を電気料金へ転嫁すると見られる中で、関西電力や九州電力の低炭素電気へのニーズが高まると予想している。
【8:45】寄り前気配は淀川鋼、ブラザー、小野薬、メディパルが高い気配値
主力株の寄り前気配では、淀川鋼<5451>+23.97%、ブラザー<6448>+21.66%、小野薬<4528>+15.54%、メディパル<7459>+12.29%、ミスミG<9962>+9.05%、ニッパツ<5991>+8.84%、キョーリンH<4569>+7.64%、ケーズHD<8282>+7.01%、積水化<4204>+6.73%、スタンレ電<6923>+6.72%などが高い気配値。
一方、久光薬<4530>-16.79%、日立建<6305>-7.41%、上組<9364>-5.50%、日本オラクル<4716>-4.42%、エーザイ<4523>-3.89%、ニッコンHD<9072>-3.57%、リコー<7752>-3.47%、不二越<6474>-3.38%、パンパシHD<7532>-3.23%、日油<4403>-2.94%などが安い気配値となっている。
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