日本郵船-後場買い気配 通期最終益を上方修正 期末配当増額と自社株買いも発表
日本郵船<9101.T>が後場買い気配。同社は3日12時、24.3期通期の連結純利益予想を従来の2000億円から2200億円(前期比80.2%減)に、期末配当予想を60円から70円(前期末は170円)に上方修正すると発表した。自動車事業部門における強い輸送需要の見通しなどを踏まえた。
24.3期1Q(4-6月)の連結純利益は735億円(前年同期比78.6%減)だった。コンテナ船部門の持分法適用関連会社であるOCEAN NETWORK EXPRESSにおいて、世界的な貨物需要の低迷および港湾混雑の緩和に起因するスポット運賃の下落が契約更改にも影響し、利益水準が低下したことが響いた。
なお、株価は同時に発表した自社株買いも好感されている。
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