倉元製作所-買い気配 新株予約権などで6.9億円調達 新規事業のための事業買収資金などに充当
倉元製作所<5216.T>が買い気配。同社は1日、顧問の渡辺敏行氏、取引先の那須マテリアル(栃木県大田原市)を割当先とする第三者割り当てによる新株式の発行、ならびに渡辺氏を割当先とする第三者割当による第3回新株予約権の発行を行うと発表した。
新株式の払込期日は3月25日~4月10日。発行株式数は162万4000株。発行価額は1株につき117円。新株予約権の割当日は4月10日。発行数は3万5715個(潜在株式数357万1500株)。行使価額は140円。
差引手取概算額として6億9361万0665円を調達し、新規事業のための事業買収資金や金融債務弁済の資金などに充当する。発行済み株式総数に対する希薄化率は最大で15.51%。
併せて、定款を一部変更することも発表した。事業目的に、半導体製造装置の製造販売やペロブスカイト太陽電池の設計、開発など複数項目を追加する。3月28日開催予定の定時株主総会に付議するとしている。株価は新規事業への期待から買われている。
関連ニュース
日本株の最新ニュース
関連コンテンツ