後場コメント No.3  小野薬、ノムラシステム、日本ドライ、北恵、リンガハット

2020/07/06(月) 15:03
★14:07  小野薬品-もみ合い 本庶氏による訴訟提起を受領
 小野薬品工業<4528.T>がもみ合い。同社は6日13時、2020年6月19日付にて本庶 佑氏より訴訟を提起されたPD-1特許に関する分配金請求訴訟について、訴状を受領したと発表した。同社は「本件訴訟については争っていく方針であり、適切に対応する」とした。

 同社は今回の訴訟提起に関して、「PD-1特許に関するライセンス契約を2006年に本庶佑氏と合意の下に締結し、同契約に基づいて適切に特許使用料を支払っている」と述べた。
 
 また、「同契約締結当時はがん免疫療法に対する懐疑的な見方が多く、他の製薬会社が開発を断る状況下にあって、大きなリスクを取って研究開発に踏み切ったものであり、契約の水準も妥当であると考えている」と主張した。

★14:09  ノムラシステム-後場急騰 大手航空会社のグループ企業からRPA開発を受注
 ノムラシステムコーポレーション<3940.T>が後場急騰。同社は6日、日本の大手航空会社のグループ企業から、Withコロナで業務コストの低減・業務品質の向上・テレワークの実施に向けロボット(RPA)開発を受注したと発表した。具体的な社名は非開示としている。

★14:15  日本ドライケミカル-後場上げ幅拡大 火災抑制剤放射器「クイックスプラッシャー 据置型」開発
 日本ドライケミカル<1909.T>が後場上げ幅拡大。同社は6日14時、火災抑制剤放射器「クイックスプラッシャー 据置型」を開発したと発表した。想定外の作為的な火災に対する有効手段として、火をつけられる前に瞬時に消火薬剤をベースとした火災抑制剤を広範囲に放射することで、ガソリンなどの蒸発を抑えるとしている。
 
 京都アニメーション(京都府宇治市)への放火火災から1年が経過しようとするなか、このような火災からの危険を守るために、蓄積した技術などを活かし、今までにない新発想で製品開発に至ったという。7月中の販売を予定している。

★14:16  北恵-プラス転換 上期営業益31%減 通期業績と配当予想を取り下げ未定に
 北恵<9872.T>がプラス転換。同社は3日、20.11期上期(11月21日-5月20日)の連結営業利益が3.1億円(前年同期比31.2%減)だったと発表した。前年の駆け込み需要の反動減と新型コロナウイルス感染症拡大の影響が重なり、新規住宅着工戸数やリフォーム物件数が減少したことが響いた。また、20.11期通期の業績および配当予想を取り下げ、未定にした。なお、株価は減益を嫌気した売りが先行したものの、後場に入り、地合いの良さに連れ高している。

★14:36  リンガーハット-7日ぶり反発 6月既存店売上高29%減 5月は49%減
 リンガーハット<8200.T>が7日ぶり反発。同社は6日14時30分、6月のリンガーハットおよび濱かつを合わせた既存店売上高が前年同月比29.1%減、全店では28.2%減だったと発表した。5月はそれぞれ48.7%減、48.9%減だった。5月時点から改善が進んだ。


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