〔Market Flash〕損保の1Q修正利益の進ちょく率は東京海上が32%と推定~三菱UFJMS

2022/07/01(金) 13:30
【13:30】損保の1Q修正利益の進ちょく率は東京海上が32%と推定~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、損保セクターの23.3期1Q業績を推定している。1Qの修正利益の進ちょく率は東京海上<8766.T>が32%、MS&AD<8725.T>が31%、SOMPO<8630.T>が26%と推定。修正前の連結純利益では、東京海上30%、MS&AD38%、SOMPO24%と推定している。修正前の純利益ではMS&ADの進ちょく率が高いと想定。3月末に火災保険で支払備金に積んであったクレームが多く、これがペイド化して異常危険準備金の取り崩し益が相対的に大きいと推定していることを背景に挙げている。また、MS&ADの進ちょく率が例年ほど高くない背景としては、1QにMSアムリンの22.1-3期を取り込み、ロシア・ウクライナ関連の備金を200億円積み増していることを挙げている。 【12:50】事務機では短期でキヤノンに注目~SMBC日興  SMBC日興証券では、足元の事業環境を踏まえて事務機5社の業績予想および目標株価を見直している。見直し前との比較では、対ドルでの円安が急加速し、上海ロックダウンの影響が4~6月は四半期比で拡大したことが主な変動要素としている。供給制約は継続しており不確実性も高止まり、株式市場は22年末にかけてのマイルドリセッション入りリスクを織り込んだ印象とコメント。ただし、ファクター変化に応じて投資時間軸ごとに戦術、戦略を使い分けながらの銘柄選択が必要とSMBC日興では指摘している。現状の選好順位は、セイコーエプソン<6724.T>>富士フイルム<4901.T>>キヤノン<7751.T>>リコー<7752.T>>コニカミノルタ<4902.T>としている。短期(今後1~3カ月)視点では、対ドルでの円安方向への見直し幅が大きく、このメリットが最も大きいキヤノンがその恩恵を享受すると考えている。 【10:10】不動産セクターへの「強気」判断を継続~大和  大和証券では不動産セクターに関して、良好な事業環境が継続すると見込んでいる。株式市場ではバリュー株のアウトパフォームが続いているが、特に不動産株は順調な業績のほか、東京のオフィス空室率が横ばいに移行する動きやインフレ期待の継続などにも支えられているとみている。ただし、J-REIT価格の不安定な動きには注意しておきたいとコメントしている。大和では、以前に比べて不動産株の割安感は薄れてきたが、引き続きある程度の利回りは見込める状況と捉えており、予想以上の中期経営計画や総還元性向方針の引き上げを受け、複数銘柄の総還元額予想を上方修正し、目標株価を更新した。依然として銘柄選択によって一定以上のアウトパフォーム追求が可能との見方から、不動産セクターの投資判断「強気」を継続している。 【8:45】寄り前気配はニフコ、東亜合成、戸田建、サンリオが高い気配値  主力株の寄り前気配では、ニフコ<7988>+22.12%、東亜合成<4045>+19.52%、戸田建<1860>+16.11%、サンリオ<8136>+13.75%、リコー<7752>+13.01%、三和HD<5929>+10.38%、TSテック<7313>+10.31%、伊藤忠<8001>+9.05%、ミネベア<6479>+8.18%、大和工<5444>+6.79%などが高い気配値。  一方、良品計画<7453>-11.79%、ダイセキ<9793>-11.07%、Jフロント<3086>-10.26%、協和キリン<4151>-10.00%、TSIHD<3608>-6.63%、JPX<8697>-5.15%、川崎船<9107>-4.23%、大林組<1802>-3.55%、NTTデータ<9613>-3.34%、クレセゾン<8253>-3.24%などが安い気配値となっている。
関連ニュース
日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 38,459.01 +524.25
TOPIX 2,740.54 +54.06
グロース250 647.98 +3.37
NYダウ 38,386.09 +146.43
ナスダック総合 15,983.08 +55.18
ドル/円 156.72 +0.38
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ