前場コメント No.3 yutori、オルツ、ソフトバンク、パワーファス、NCD、CEHD

2024/11/11(月) 11:31
★9:02  yutori-買い気配 10月度の全社売上高2.2倍
 yutori<5892.T>が買い気配。同社は8日、10月度の全社売上高は前年同月比2.2倍だったと発表した。

 ファッションモデルの小嶋陽菜さんがプロデュースするライフスタイルブランド「Her lip to」を運営するheart relationを子会社化し、その業績を取り込んだことが寄与した。同社単体としても、気温の低下に伴って秋冬商品が大きく稼働し、過去最高の単月売り上げ金額だったとしている。

★9:02  オルツ-買い気配 シンガポール政府の国家AI推進プログラムと提携
 オルツ<260A.T>が買い気配。同社は8日、シンガポール政府の国家AI推進プログラム「AI Singapore」との提携を発表した。

 AI Singaporeの「SEA-LION (Southeast Asian Languages In One Network) 」のモデルやデータセットを組み込むことで、同社製品のAI技術を強化・活用する道を模索するとともに、AI Singaporeとの共同開発の検討を開始した。また、同社の「alt developer(APIプラットフォーム)」を通じた大規模言語モデル(LLM)の提供を視野に入れ、日本とシンガポールが中心となったアジア地域におけるAIサービスの強化・向上をめざすとしている。

★9:03  ソフトバンク-3日続伸 通期営業益を上方修正 上期は14%増
 ソフトバンク<9434.T>が3日続伸。同社は8日に、25.3期通期の連結営業利益予想(IFRS)を従来の9000億円から9500億円(前期比8.4%増)に引き上げると発表した。メディア・EC事業やファイナンス事業の営業利益予想を引き上げたことが寄与する。市場コンセンサスは9401億円。

 併せて発表した、25.3期上期(4-9月)の連結営業利益は5859億円(前年同期比13.9%増)だった。

 メディア・EC事業がLINEヤフーグループにおいて子会社の支配喪失に伴う利益を計上したことなどにより435億円の増益となったほか、ファイナンス事業が156億円、コンシューマ事業が125億円、エンタープライズ事業が104億円、ディストリビューション事業が27億円、それぞれ増益となったことが寄与した。

★9:04  日本パワーファスニング-買い気配 3Q累計最終黒字転換 自社株買いも発表
 日本パワーファスニング<5950.T>が買い気配。同社は8日、24.12期3Q累計(1-9月)の連結純損益は4.4億円の黒字(前年同期は1.0億円の赤字)だったと発表した。

 下館工場の譲渡による固定資産売却益3億3100万円および中国現地子会社の瑕疵担保責任に伴う支払補償費1億0200万円の計上などの特別損益の計上などが寄与した。

 なお、同日発表された大規模な自社株買いも好感されている。

★9:04  日本パワーファスニング-買い気配 400万株・12億円を上限に自社株買い 割合は25.1%
 日本パワーファスニング<5950.T>が買い気配。同社は8日、400万株・12億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2024年11月8日~2025年5月31日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は25.1%となる。

★9:04  NCD-買い気配 通期営業益を上方修正 中計最終年度の数値目標を引き上げ
 NCD<4783.T>が買い気配。同社は8日、25.3期通期の連結営業利益予想を従来の22.0億円から27.0億円(前期比27.6%増)に上方修正すると発表した。増収のほか、IT関連事業の主要戦略である「NCDサービスモデル」の進化・拡充に伴うサービス品質の向上により、収益性が大幅に改善し、賃上げによる人件費増加を吸収したことを踏まえた。

 25.3期上期(4-9月)の連結営業利益は14.0億円(前年同期比55.9%増)だった。

 併せて、25.3期の中間配当を従来予想の27円に対し33円(前期中間は16円)に決定し、期末配当予想を27円から33円(前期末は34円)に上方修正すると発表した。年間配当は54円→66円(前期は50円)となる。

 また、最近の業績の動向などを踏まえ、中計最終年度となる26.3期の数値目標を売上高を320億円(従来は300億円)、営業利益を30億円(同24億円)に引き上げた。

★9:05  CEHD-買い気配 今期営業益31%増見込む 前期は8.5%減
 CEホールディングス<4320.T>が買い気配。同社は8日、25.9期通期の連結営業利益予想を15.0億円(前期比30.6%増)に、年間配当予想を22円(前期は15円)にすると発表した。

 グループの主力製品である電子カルテシステムをはじめとした医療情報システムはますます普及拡大していくものと考えており、販売面の強化、機能や品質の向上による顧客満足度向上などに取り組み、収益拡大を図るとしている。

 24.9期通期の連結営業利益は11.5億円(前の期比8.5%減)だった。医薬品・医療機器等の臨床開発支援の減収などが響いた。


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