前場コメント No.7 INPEX、GSユアサ、富士通、住友重、TKP、サンバイオ
★9:59 INPEX-続伸 原油価格上昇を材料視 WTI先物は1バレル64ドル台後半に
INPEX<1605.T>が続伸。原油価格の上昇が材料視されている。
17日のニューヨーク原油先物相場は続伸。WTI先物は5月限の終値が前営業日比2.21ドル高の1バレル=64.68ドルとなった。米政権がイランや中国に対する圧力を強めていることを受けて供給リスクを意識した買いが優勢となった。
原油高を受けて国内の関連銘柄も買いが優勢となっている。ENEOSホールディングス<5020.T>なども高い。
INPEX<1605.T>が続伸。原油価格の上昇が材料視されている。
17日のニューヨーク原油先物相場は続伸。WTI先物は5月限の終値が前営業日比2.21ドル高の1バレル=64.68ドルとなった。米政権がイランや中国に対する圧力を強めていることを受けて供給リスクを意識した買いが優勢となった。
原油高を受けて国内の関連銘柄も買いが優勢となっている。ENEOSホールディングス<5020.T>なども高い。
★10:08 GSユアサ-SMBC日興が新規「1」 「民需」の逆風<「官需」の追い風
ジーエス・ユアサ コーポレーション<6674.T>が続伸。SMBC日興証券では、「民需」の逆風<「官需」の追い風と判断。投資評価「1」、目標株価3400円でカバレッジを開始した。
SMBC日興では、1.日本の再エネ拡大に伴う蓄電池需要の高まり、2.鉛蓄電池のミックス良化、3.防衛力強化に伴う特殊電池への追い風、の3点を背景に投資評価「1」とした。為替/関税リスク、景気後退懸念が高まるなか、相対的にダウンサイドが限定的であり、足元のPBR/PERはそれぞれ0.64倍/7.7倍と、過去5年平均0.91倍/12.6倍に対してアップサイドがあるとSMBC日興ではみている。
ジーエス・ユアサ コーポレーション<6674.T>が続伸。SMBC日興証券では、「民需」の逆風<「官需」の追い風と判断。投資評価「1」、目標株価3400円でカバレッジを開始した。
SMBC日興では、1.日本の再エネ拡大に伴う蓄電池需要の高まり、2.鉛蓄電池のミックス良化、3.防衛力強化に伴う特殊電池への追い風、の3点を背景に投資評価「1」とした。為替/関税リスク、景気後退懸念が高まるなか、相対的にダウンサイドが限定的であり、足元のPBR/PERはそれぞれ0.64倍/7.7倍と、過去5年平均0.91倍/12.6倍に対してアップサイドがあるとSMBC日興ではみている。
★10:12 富士通-MSMUFGが「Overweight」でカバレッジ再開 増益モメンタムと株主還元の両面で魅力
富士通<6702.T>がもみ合い。モルガン・スタンレーMUFG証券では、S/Sの収益性向上や増益モメンタム、充実の株主還元、両面で魅力と評価。投資判断「Overweight」でカバレッジを再開し、目標株価は3400円に設定した。
MSMUFGでは、ノンコア事業のカーブアウトおよびIT分野へのフォーカスを通じて、事業ボラティリティ低下に伴う資本コスト低下、企業価値向上につながると想定。サービスソリューション(S/S)はオファリングサービスUvanceやモダナイゼーションをけん引役とする増収、採算改善への取り組みなどで中期増益モメンタムは強いとみている。また、キャピタルアロケーションポリシーに則った株主還元は魅力的で、高水準なROEも維持可能と考えている。
富士通<6702.T>がもみ合い。モルガン・スタンレーMUFG証券では、S/Sの収益性向上や増益モメンタム、充実の株主還元、両面で魅力と評価。投資判断「Overweight」でカバレッジを再開し、目標株価は3400円に設定した。
MSMUFGでは、ノンコア事業のカーブアウトおよびIT分野へのフォーカスを通じて、事業ボラティリティ低下に伴う資本コスト低下、企業価値向上につながると想定。サービスソリューション(S/S)はオファリングサービスUvanceやモダナイゼーションをけん引役とする増収、採算改善への取り組みなどで中期増益モメンタムは強いとみている。また、キャピタルアロケーションポリシーに則った株主還元は魅力的で、高水準なROEも維持可能と考えている。
★10:14 住友重機械工業-続伸 国立がん研究センター、大阪大学と国際共同治験(第3相)に関する契約締結
住友重機械工業<6302.T>が続伸。同社は18日10時、国立がん研究センター中央病院および大阪大学医学部附属病院と、新たに診断された高リスクまたは超高リスク前立腺癌患者を対象に18F-PSMA-1007PET/CT検査の診断性能を評価する前向き多施設共同試験に関する契約を締結したと発表した。
同治験は、前立腺がんのPETプローブである18F-PSMA-1007を用いて、新たに診断された高リスクおよび超高リスク前立腺癌患者における骨盤リンパ節転移(N1)について、PET/CT検査の感度および特異度を部位ベース、患者単位で評価するものであり、ドイツABX社が欧米において実施する多施設共同試験に、同社が日本パートとして参加するものだとしている。
住友重機械工業<6302.T>が続伸。同社は18日10時、国立がん研究センター中央病院および大阪大学医学部附属病院と、新たに診断された高リスクまたは超高リスク前立腺癌患者を対象に18F-PSMA-1007PET/CT検査の診断性能を評価する前向き多施設共同試験に関する契約を締結したと発表した。
同治験は、前立腺がんのPETプローブである18F-PSMA-1007を用いて、新たに診断された高リスクおよび超高リスク前立腺癌患者における骨盤リンパ節転移(N1)について、PET/CT検査の感度および特異度を部位ベース、患者単位で評価するものであり、ドイツABX社が欧米において実施する多施設共同試験に、同社が日本パートとして参加するものだとしている。
★10:28 TKP-SMBC日興が投資評価引き下げ 株価の上昇余地が縮小
ティーケーピー<3479.T>が4日ぶり反発。SMBC日興証券では、株価の上昇余地が縮小したと判断。投資評価を「1(アウトパフォーム)」→「2(中立)」に引き下げ、目標株価は2000円は据え置いた。
SMBC日興では、貸会議・ホテルでは、人件費などコスト増はあるも、良好な需要により着実な利益成長が継続するとみている。一方、前期に連結子会社化したリリカラについては、当面は構造改革による産みの苦しみもあり短期的な利益貢献は限定的とし、構造改革が成功し、中長期での利益改善が進むか注視したいと指摘した。
投資評価については、2025年初来株価は+34.1%と大幅に上昇し上昇余地が縮小したと判断し、「1」から「2」に変更した。
ティーケーピー<3479.T>が4日ぶり反発。SMBC日興証券では、株価の上昇余地が縮小したと判断。投資評価を「1(アウトパフォーム)」→「2(中立)」に引き下げ、目標株価は2000円は据え置いた。
SMBC日興では、貸会議・ホテルでは、人件費などコスト増はあるも、良好な需要により着実な利益成長が継続するとみている。一方、前期に連結子会社化したリリカラについては、当面は構造改革による産みの苦しみもあり短期的な利益貢献は限定的とし、構造改革が成功し、中長期での利益改善が進むか注視したいと指摘した。
投資評価については、2025年初来株価は+34.1%と大幅に上昇し上昇余地が縮小したと判断し、「1」から「2」に変更した。
★10:31 サンバイオ-大幅高 グロース250指数が3%超える上昇 創薬株がけん引
サンバイオ<4592.T>が大幅高。創薬株が東証グロース市場250指数の上昇をけん引している。
不透明な相場環境で今日は日本株が総じて堅調に推移しており、特に新興株への資金流入が顕著となっている。iPS細胞関連の好材料や経口型肥満症治療薬の良好結果など新薬関連のポジティブニュースが続いており、同社やクオリプス<4894.T>、セルシード<7776.T>、Heartseed<219A.T>、ジーエヌアイグループ<2160.T>など創薬株の一角が大幅高。グロース250指数は足元3%を超える上昇となっている。
サンバイオ<4592.T>が大幅高。創薬株が東証グロース市場250指数の上昇をけん引している。
不透明な相場環境で今日は日本株が総じて堅調に推移しており、特に新興株への資金流入が顕著となっている。iPS細胞関連の好材料や経口型肥満症治療薬の良好結果など新薬関連のポジティブニュースが続いており、同社やクオリプス<4894.T>、セルシード<7776.T>、Heartseed<219A.T>、ジーエヌアイグループ<2160.T>など創薬株の一角が大幅高。グロース250指数は足元3%を超える上昇となっている。
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