前場コメント No.1 エムスリー、東映アニメ、MTG、良品計画、伊藤園、ニトリHD

2025/05/07(水) 11:30
★9:00  エムスリー-買い気配 2000万株・200億円を上限に自社株買い 割合2.95%
 エムスリー<2413.T>が買い気配。同社は5月2日、2000万株・200億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2025年5月3日~2026年4月30日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は2.95%となる。

★9:00  エムスリー-買い気配 今期営業益11%増見込む 前期は2%減
 エムスリー<2413.T>が買い気配。同社は5月2日、26.3期通期の連結営業利益(IFRS)予想を700.0億円(前期比11.2%増)にすると発表した。市場コンセンサスは747.7億円。

 メディカルプラットフォームは、製薬企業の本質的なDX化需要は引き続き拡大が見込まれることに加え、医療現場のDX化支援事業などの成長継続により、増収増益となる見通し。エビデンスソリューションやキャリアソリューションについても、増収増益となる見通しとしている。

 併せて発表した、25.3期通期の連結営業利益(IFRS)は629.7億円(前の期比2.2%減)だった。

 製薬企業の継続的な予算圧縮および新型コロナウイルス関連プロジェクトの減少影響により製薬マーケティング支援関連の売り上げが前年度比で減少したことが響いた。

★9:00  東映アニメ-売り気配 トランプ氏による海外製作映画への100%関税表明を嫌気
 東映アニメーション<4816.T>が売り気配。トランプ米大統領が4日に、外国で製作された映画に100%の関税を課す方針を表明したことが嫌気されている。

 5日のロイター報道によれば、トランプ氏は他国が優遇措置を講じて米国の製作会社を誘致しているため、米映画産業が「急速に死につつある」と述べたとしている。トランプ氏の表明を受け、5日の米国市場では動画配信大手のネットフリックスや、メディア大手のワーナー・ブラザース・ディスカバリーなどが下落した。

 関税による影響が懸念され、人気作品を手掛ける同社や東宝<9602.T>、ソニーグループ<6758.T>などにも売りが出ている。

★9:00  MTG-買い気配 前期営業益を上方修正 増収や新商品売上比率向上による粗利の増加が寄与
 MTG<7806.T>が買い気配。同社は7日8時に、25.9期通期の連結営業利益予想を従来の70.0億円から93.0億円(前の期2.8倍)に上方修正すると発表した。増収および新商品売上比率向上による粗利の増加やブランド力向上によるマーケティング効果が発揮されたことなどが寄与する。

★9:01  良品計画-買い気配 4月度の国内既存店売上高10%増
 良品計画<7453.T>が買い気配。同社は2日、4月度の国内既存店売上高は前年同月比9.8%増だったと発表した。客数は同3.8%増、客単価は同5.8%上昇となった。
 
 3月末まで実施した無印良品週間終了後も反動減は限定的だった。引き続き生活雑貨や食品がけん引し、既存店売上は15カ月連続で前年実績を上回った。

★9:01  伊藤園-反落 前期営業益を下方修正 リベートなどの増加響く
 伊藤園<2593.T>が反落。同社は2日、25.4期通期の連結営業利益予想を従来の265.0億円から223.0億円(前の期10.9%減)に下方修正すると発表した。競争激化に伴うリベートなどの増加や広告宣伝費の先行投資が響く。市場コンセンサスは248.5億円。

★9:01  ニトリHD-買い気配 4月度の国内既存店売上高1%増
 ニトリホールディングス<9843.T>が買い気配。同社は2日、4月度の国内既存店売上高は前年同月比0.9%増だったと発表した。客数は同5.2%減、客単価は同6.4%上昇となった。テレビコマーシャル効果に加え、新生活応援キャンペーンと家電キャンペーンの最終週による駆け込み需要などから前年同月を上回った。


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