後場コメント No.7 チャームケア、キッツ、名鉄、兼松、クリナップ、Cマネジメント

2025/05/08(木) 15:31
★14:45  チャームケア-後場急落 3Q累計経常益7%減 前年補助金計上の反動など響く
 チャーム・ケア・コーポレーション<6062.T>が後場急落。同社は8日14時30分、25.6期3Q累計(7-3月)の連結経常利益は26.6億円(前年同期比6.9%減)だったと発表した。

 M&A関連費用やM&Aで取得したホームを含めた新しいホームの入居促進費用、IT機器導入に係る初期的な費用などにより販管費率が上昇した。前年同期に新規開設準備補助金やコロナ関連・物価高騰の補助金を計上していた反動も響いた。

★14:57  キッツ-後場上げ幅拡大 1Q営業益20%増 バルブ事業が堅調
 キッツ<6498.T>が後場上げ幅拡大。同社は8日14時30分、25.12期1Q(1-3月)の連結営業利益は33.8億円(前年同期比20.1%増)だったと発表した。市場コンセンサスは28.0億円。

 バルブ事業において、国内市場・海外市場ともに販売量が増加するとともに、前3Qに実施した価格改定の効果なども寄与した。

★15:06  名古屋鉄道-後場マイナス転換 今期営業益5%増見込む 前期は計画下回る
 名古屋鉄道<9048.T>が後場マイナス転換。同社は8日15時、26.3期通期の連結営業利益予想を440億円(前期比4.6%増)に、年間配当予想を40.0円(前期は38.5円)にすると発表した。市場コンセンサスは454億円。

 不動産事業などで減益を見込む。一方、運送事業に加え、宮城交通グループが連結加入した交通事業を中心に増収を見込んでおり、営業利益も増加する見通し。

 25.3期通期の連結営業利益は421億円(前の期比21.1%増)だった。不動産事業や交通事業を中心に全事業で増収となったことで、営業利益も増加した。会社計画は440億円。

 なお、今期の見通しがコンセンサスを下回ったことや、前期の計画下振れ着地を嫌気した売りが優勢となっている。

★15:07  兼松-後場プラス転換 今期営業益19%増見込む 前期は4%減
 兼松<8020.T>が後場プラス転換。同社は8日14時、26.3期通期の連結営業利益(IFRS)予想を500億円(前期比18.9%増)に、年間配当予想を115円(前期は105円)にすると発表した。市場コンセンサスは475億円。

 米国の関税政策、それを受けた世界各国・地域の対応の不確実性などにより、先行き不透明な情勢が続くと見込む。想定為替レートは1米ドル=150円。

 25.3期通期の連結営業利益は421億円(前の期比4.1%減)だった。

 また、中計最終年度の2027年3月末までに、保有する政策保有株式を約100億円縮減し、2027年3月末時点における連結資本合計に対する政策保有株式の保有比率を10%以下とすることをめざしていたが、25.3期において、政策保有株式の売却を実施し、これらの目標を前倒しで達成したとしている。

★15:10  クリナップ-後場急騰 今期営業益21%増見込む 前期は一転増益
 クリナップ<7955.T>が後場急騰。同社は8日15時、26.3期通期の連結営業利益予想を25.0億円(前期比20.7%増)に、年間配当予想を31円(前期は31円)にすると発表した。

 中期経営計画を柱に「ファン化促進」「専業力強化」を推進し、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上をめざす。

 25.3期通期の連結営業利益は20.7億円(前の期比61.5%増)だった。会社計画10.0億円(同22.0%減)を上回った。原価低減の施策推進や販管費削減を継続的に進めてきたことに加え、販売価格改定効果が顕在化したことで増益となった。

★15:15  コンピューターマネージメント-後場買い気配 今期営業益11%増見込む 前期は20%増
 コンピューターマネージメント<4491.T>が後場買い気配。同社は5月8日15時に、26.3期通期の連結営業利益予想を5.7億円(前期比10.9%増)に、年間配当予想を50円(前期は50円)にすると発表した。

 変化の激しい現代のビジネス環境に柔軟に対応し、革新的な戦略と経営手法を積極的に導入することで、企業としての競争力をいっそう強化するとした。

 併せて発表した、25.3期通期の連結営業利益は5.1億円(前の期比20.4%増)だった。

 生成AIの活用やアライアンスパートナーとの連携強化、伴走型支援サービスのリリースといった取り組みを積極的に展開した。また、ゼネラルソリューションサービス、インフラソリューションサービス、ERPソリューションサービスの3つの主要サービスラインにおいて全国規模での提案活動を強化したことも寄与した。

 併せて、株主優待の新設も発表しており、そちらも好感されている。

★15:15  コンピューターマネージメント-後場買い気配 株主優待制度を新設 QUOカードを贈呈
 コンピューターマネージメント<4491.T>が後場買い気配。同社は8日15時に、株主優待制度を新設すると発表した。2025年9月末の株主名簿に記載または記録された、1単元(100株)以上の同社株式を保有している株主を対象として、株主優待制度を開始する。同社オリジナルQUOカードを1万円分贈呈するとしている。


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