後場コメント No.1 アサヒ、ツムラ、セガサミーHD、SANKYO、帝人、カルビー
★12:30 アサヒGHD-後場下げ幅縮小 1Q営業益4%増 国内のビール売り上げ増加など寄与
アサヒグループホールディングス<2502.T>が後場下げ幅縮小。同社は12日11時30分、25.12期1Q(1-3月)の連結営業利益(IFRS)は339億円(前年同期比4.3%増)だったと発表した。国内におけるビールの売上増加や、国内・欧州での各種コストの効率化などが寄与した。市場コンセンサスは302億円。
アサヒグループホールディングス<2502.T>が後場下げ幅縮小。同社は12日11時30分、25.12期1Q(1-3月)の連結営業利益(IFRS)は339億円(前年同期比4.3%増)だったと発表した。国内におけるビールの売上増加や、国内・欧州での各種コストの効率化などが寄与した。市場コンセンサスは302億円。
★12:31 ツムラ-後場売り気配 今期営業益15%減見込む 前期は2倍
ツムラ<4540.T>が後場売り気配。同社は12日11時30分、26.3期通期の連結営業利益予想を342億円(前期比14.8%減)に、年間配当予想を136円(前期は136円)にすると発表した。市場コンセンサスは438億円。
償却費負担の大きい中国生産拠点における製造加工費の増加や生薬費の増加、人件費の増加などにより減益を見込む。
25.3期通期の連結営業利益は401億円(前の期比2倍)だった。国内事業において、2024年4月の薬価改定で66処方が不採算品再算定の適用を受けて薬価が上昇した。中国事業における原料生薬と飲片(刻み生薬)の販売増加なども寄与した。
併せて、中期経営計画(26.3期~28.3期)を策定したことも発表した。最終年度の数値目標として、営業利益430億円、ROE8.0%をめざす。株主還元方針については、2031年度までにめざす水準として設定したDOE5%到達に向け、着実に配当運営を実施するとしている。
ツムラ<4540.T>が後場売り気配。同社は12日11時30分、26.3期通期の連結営業利益予想を342億円(前期比14.8%減)に、年間配当予想を136円(前期は136円)にすると発表した。市場コンセンサスは438億円。
償却費負担の大きい中国生産拠点における製造加工費の増加や生薬費の増加、人件費の増加などにより減益を見込む。
25.3期通期の連結営業利益は401億円(前の期比2倍)だった。国内事業において、2024年4月の薬価改定で66処方が不採算品再算定の適用を受けて薬価が上昇した。中国事業における原料生薬と飲片(刻み生薬)の販売増加なども寄与した。
併せて、中期経営計画(26.3期~28.3期)を策定したことも発表した。最終年度の数値目標として、営業利益430億円、ROE8.0%をめざす。株主還元方針については、2031年度までにめざす水準として設定したDOE5%到達に向け、着実に配当運営を実施するとしている。
★12:31 セガサミーHD-後場買い気配 今期営業益10%増見込む 前期は17%減
セガサミーホールディングス<6460.T>が後場買い気配。同社は12日11時30分、26.3期通期の連結営業利益予想を530億円(前期比10.1%増)に、年間配当予想を55円(前期は52円)にすると発表した。市場コンセンサスは606億円。
遊技機事業がけん引し、前期比で増収増益となる見込み。エンタテインメントコンテンツ事業においては、引き続き新作タイトルの投入を進めるほか、トランスメディア展開を通じて、「ソニック」などの主要IPの成長に努める。遊技機事業においては、パチスロにおいて複数の主力タイトル投入を予定している。
25.3期通期の連結営業利益は481億円(前の期比16.8%減)だった。遊技機事業が、前期販売好調であった『スマスロ北斗の拳』の反動減により、大幅な減益となったことが響いた。
併せて、25.3期の期末配当を従来予想の25円に対し27円(前の期は27円)に決定したことも発表した。年間配当は50円→52円(前の期は50円となる。
セガサミーホールディングス<6460.T>が後場買い気配。同社は12日11時30分、26.3期通期の連結営業利益予想を530億円(前期比10.1%増)に、年間配当予想を55円(前期は52円)にすると発表した。市場コンセンサスは606億円。
遊技機事業がけん引し、前期比で増収増益となる見込み。エンタテインメントコンテンツ事業においては、引き続き新作タイトルの投入を進めるほか、トランスメディア展開を通じて、「ソニック」などの主要IPの成長に努める。遊技機事業においては、パチスロにおいて複数の主力タイトル投入を予定している。
25.3期通期の連結営業利益は481億円(前の期比16.8%減)だった。遊技機事業が、前期販売好調であった『スマスロ北斗の拳』の反動減により、大幅な減益となったことが響いた。
併せて、25.3期の期末配当を従来予想の25円に対し27円(前の期は27円)に決定したことも発表した。年間配当は50円→52円(前の期は50円となる。
★12:31 セガサミーHD-後場買い気配 600万株・120億円を上限に自社株買い 消却も発表
セガサミーホールディングス<6460.T>が後場買い気配。同社は5月12日11時30分に、600万株・120億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2025年5月13日~2025年12月31日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は2.81%となる。
併せて、2000万株の自己株式を消却することも発表した。消却予定日は2025年5月23日。消却前の発行済み株式総数に対する割合は8.29%となる。
セガサミーホールディングス<6460.T>が後場買い気配。同社は5月12日11時30分に、600万株・120億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2025年5月13日~2025年12月31日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は2.81%となる。
併せて、2000万株の自己株式を消却することも発表した。消却予定日は2025年5月23日。消却前の発行済み株式総数に対する割合は8.29%となる。
★12:32 SANKYO-後場買い気配 3000万株・600億円を上限に自社株買い 割合は13.66%
SANKYO<6417.T>が後場買い気配。同社は12日11時30分、3000万株・600億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2025年5月13日~2026年3月31日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は13.66%となる。
SANKYO<6417.T>が後場買い気配。同社は12日11時30分、3000万株・600億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2025年5月13日~2026年3月31日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は13.66%となる。
★12:32 SANKYO-後場買い気配 今期営業益14%減見込むも自社株買いを好感
SANKYO<6417.T>が後場買い気配。同社は12日11時30分、26.3期通期の連結営業利益予想を630億円(前期比14.4%減)に、年間配当予想を90円(前期は100円)にすると発表した。市場コンセンサスは721億円。
パチンコ機・パチスロ機関連事業において、引き続きスマート遊技機の開発を推進するとともに、新たなゲーム性を有した商品開発にも積極的に取り組む。パチンコ市場においては、4期連続となるトップシェアの獲得、パチスロ市場では、トップグループの一角としての地位を確固たるものにすべく、両事業において機種ラインナップを充実させるとしている。
25.3期通期の連結営業利益は736億円(前の期比1.5%増)だった。利益率の高いパチスロ機関連事業が大きく伸長したことが寄与した。
なお株価は、同時に発表された自社株が好感され、買いが優勢となっている。
SANKYO<6417.T>が後場買い気配。同社は12日11時30分、26.3期通期の連結営業利益予想を630億円(前期比14.4%減)に、年間配当予想を90円(前期は100円)にすると発表した。市場コンセンサスは721億円。
パチンコ機・パチスロ機関連事業において、引き続きスマート遊技機の開発を推進するとともに、新たなゲーム性を有した商品開発にも積極的に取り組む。パチンコ市場においては、4期連続となるトップシェアの獲得、パチスロ市場では、トップグループの一角としての地位を確固たるものにすべく、両事業において機種ラインナップを充実させるとしている。
25.3期通期の連結営業利益は736億円(前の期比1.5%増)だった。利益率の高いパチスロ機関連事業が大きく伸長したことが寄与した。
なお株価は、同時に発表された自社株が好感され、買いが優勢となっている。
★12:33 帝人-後場売り気配 今期営業黒字転換見込むもコンセンサス下回る
帝人<3401.T>が後場売り気配。同社は12日11時30分、26.3期通期の連結営業利益(IFRS)予想を200億円(前期は718億円の赤字)に、年間配当予想を50円(前期は50円)にすると発表した。市場コンセンサスは305億円
ヘルスケアのCPAPレンタル台数の増加や固定費削減効果の年間フル発現などに加え、マテリアルのコスト構造改革などがけん引すると見込んでいる。想定為替レートは1米ドル145円、1ユーロ155円、また原油価格(Dubai)はバレル当たり73米ドルとした。
併せて発表した25.3期通期の連結営業損益(IFRS)は718億円の赤字(前の期は49億円の赤字)だった。複合成形材料の北米事業の減損損失の計上などが響いた。
帝人<3401.T>が後場売り気配。同社は12日11時30分、26.3期通期の連結営業利益(IFRS)予想を200億円(前期は718億円の赤字)に、年間配当予想を50円(前期は50円)にすると発表した。市場コンセンサスは305億円
ヘルスケアのCPAPレンタル台数の増加や固定費削減効果の年間フル発現などに加え、マテリアルのコスト構造改革などがけん引すると見込んでいる。想定為替レートは1米ドル145円、1ユーロ155円、また原油価格(Dubai)はバレル当たり73米ドルとした。
併せて発表した25.3期通期の連結営業損益(IFRS)は718億円の赤字(前の期は49億円の赤字)だった。複合成形材料の北米事業の減損損失の計上などが響いた。
★12:33 カルビー-後場マイナス転換 ポテトチップスなど値上げへ 一部製品は内容量変更
カルビー<2229.T>が後場マイナス転換。同社は12日12時、「ポテトチップス」や「かっぱえびせん」など一部商品を値上げすると発表した。
価格改定率は店頭での想定改定率5~10%程度とする。実際の価格はオープン価格となる。ポテトチップスの一部製品については、価格を据え置く一方で内容量を減らす。原材料価格の上昇のため。改定は9月1日以降、順次実施する。
なお、株価は同時に発表した決算を受けて売りが優勢となっている。
カルビー<2229.T>が後場マイナス転換。同社は12日12時、「ポテトチップス」や「かっぱえびせん」など一部商品を値上げすると発表した。
価格改定率は店頭での想定改定率5~10%程度とする。実際の価格はオープン価格となる。ポテトチップスの一部製品については、価格を据え置く一方で内容量を減らす。原材料価格の上昇のため。改定は9月1日以降、順次実施する。
なお、株価は同時に発表した決算を受けて売りが優勢となっている。
★12:33 カルビー-後場マイナス転換 今期営業益3%増見込む 前期は7%増
カルビー<2229.T>が後場マイナス転換。同社は12日12時、26.3期通期の連結営業利益予想を298億円(前期比2.5%増)に、年間配当予想を60円(前期は58円)にすると発表した。市場コンセンサスは298億円。
国内コア事業においては引き続きコスト上昇に対し価格・規格改定を実施するほか、独自のブランド戦略、せとうち広島工場の稼働によって強化される供給力を活用する。海外では各地域の事業環境変化に柔軟に対応しながら、事業成長を推進するための投資を実行し、北米を中心に事業拡大を進める。
25.3期通期の連結営業利益は291億円(前の期比6.5%増)だった。会社計画は295億円。国内事業において年度を通じ原材料価格の上昇が継続したものの、価格・規格改定により相殺し、販売数量が伸長したことで増益となった。
なお、今期の見通しがコンセンサス並みにとどまったこともあり株価は売りが優勢となっている。
カルビー<2229.T>が後場マイナス転換。同社は12日12時、26.3期通期の連結営業利益予想を298億円(前期比2.5%増)に、年間配当予想を60円(前期は58円)にすると発表した。市場コンセンサスは298億円。
国内コア事業においては引き続きコスト上昇に対し価格・規格改定を実施するほか、独自のブランド戦略、せとうち広島工場の稼働によって強化される供給力を活用する。海外では各地域の事業環境変化に柔軟に対応しながら、事業成長を推進するための投資を実行し、北米を中心に事業拡大を進める。
25.3期通期の連結営業利益は291億円(前の期比6.5%増)だった。会社計画は295億円。国内事業において年度を通じ原材料価格の上昇が継続したものの、価格・規格改定により相殺し、販売数量が伸長したことで増益となった。
なお、今期の見通しがコンセンサス並みにとどまったこともあり株価は売りが優勢となっている。
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