後場コメント No.7 スルガ銀、紀陽銀行、東陽倉、ispace、スズキ、百十四
★14:35 スルガ銀行-後場マイナス転換 今期経常益5%増見込むもコンセンサス下回る
スルガ銀行<8358.T>が後場マイナス転換。同社は12日14時、26.3期通期の連結経常利益予想を275億円(前期比5.1%増)に、年間配当予想を37円(前期は29円)にすると発表した。市場コンセンサスは283億円。
25.3期通期の連結経常利益は262億円(前の期比26.7%増)だった。国債等債券損益の改善などが寄与した。
なお、株価は今期見通しがコンセンサス予想を下回る結果となったことで、売りが優勢となっている。
スルガ銀行<8358.T>が後場マイナス転換。同社は12日14時、26.3期通期の連結経常利益予想を275億円(前期比5.1%増)に、年間配当予想を37円(前期は29円)にすると発表した。市場コンセンサスは283億円。
25.3期通期の連結経常利益は262億円(前の期比26.7%増)だった。国債等債券損益の改善などが寄与した。
なお、株価は今期見通しがコンセンサス予想を下回る結果となったことで、売りが優勢となっている。
★14:35 スルガ銀行-後場マイナス転換 1250万株・150億円を上限に自社株買い 割合は6.8%
スルガ銀行<8358.T>が後場マイナス転換。同社は12日14時、1250万株・150億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2025年5月13日~2026年1月31日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は6.8%となる。
このうち621万2910株については、1株1155円で公開買い付けを実施する。買い付けの期間は2025年5月13日~6月9日。
公開買い付けにおいて取得されなかった株式については、市場買い付けの方法により取得することを予定しているとした。
スルガ銀行<8358.T>が後場マイナス転換。同社は12日14時、1250万株・150億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2025年5月13日~2026年1月31日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は6.8%となる。
このうち621万2910株については、1株1155円で公開買い付けを実施する。買い付けの期間は2025年5月13日~6月9日。
公開買い付けにおいて取得されなかった株式については、市場買い付けの方法により取得することを予定しているとした。
★14:38 紀陽銀行-後場上げ幅拡大 今期最終益5%増見込む 増配と中計目標引き上げも発表
紀陽銀行<8370.T>が後場上げ幅拡大。同社は12日14時30分、26.3期通期の連結純利益予想を185億円(前期比5.0%増)に、年間配当予想を116円(前期は110円)にすると発表した。
貸出金残高の増加および利回りの上昇による貸出金利息の増加や、役務取引等収益の増加などを見込む。
25.3期通期の連結営業利益は176億円(前の期比17.3%増)だった。貸出金利息や有価証券利息配当金、役務取引等収益の増加が寄与した。期末配当は従来予想の45円に対し65円に決定した。
併せて、中期経営企画(25.3期~27.3期)の経営目標を見直すことも発表した。ROEは8.0%以上(従来は7.0%以上)に、連結純利益を210億円以上(同180億円以上)とする。
紀陽銀行<8370.T>が後場上げ幅拡大。同社は12日14時30分、26.3期通期の連結純利益予想を185億円(前期比5.0%増)に、年間配当予想を116円(前期は110円)にすると発表した。
貸出金残高の増加および利回りの上昇による貸出金利息の増加や、役務取引等収益の増加などを見込む。
25.3期通期の連結営業利益は176億円(前の期比17.3%増)だった。貸出金利息や有価証券利息配当金、役務取引等収益の増加が寄与した。期末配当は従来予想の45円に対し65円に決定した。
併せて、中期経営企画(25.3期~27.3期)の経営目標を見直すことも発表した。ROEは8.0%以上(従来は7.0%以上)に、連結純利益を210億円以上(同180億円以上)とする。
★14:48 東陽倉庫-後場上げ幅縮小 今期最終益13%減見込む 総還元性向を引き上げ
東陽倉庫<9306.T>が後場上げ幅縮小。同社は12日14時40分、26.3期通期の連結純利益予想を13.0億円(前期比13.1%減)に、年間配当予想を70円(前期は60円)にすると発表した。
物流事業においては、引き続き配送センターを拡充し3PL物流を推進するほか、ニーズの高まりが予想されるアジアにおける拠点の面的展開を進める。不動産事業においては、引き続き保有資産の運用効率の向上を図るとしている。
25.3期通期の連結純利益は15.0億円(前の期比9.2%増)だった。物流事業が増益となったことや、固定資産売却益が増加したことなどが寄与した。
併せて、株主還元方針を変更することも発表した。連結純利益に対する総還元性向をおおむね40%(従来は35%)に引き上げる。
なお、買いが先行したものの、利益確定売りに押され上げ幅を縮めている。
東陽倉庫<9306.T>が後場上げ幅縮小。同社は12日14時40分、26.3期通期の連結純利益予想を13.0億円(前期比13.1%減)に、年間配当予想を70円(前期は60円)にすると発表した。
物流事業においては、引き続き配送センターを拡充し3PL物流を推進するほか、ニーズの高まりが予想されるアジアにおける拠点の面的展開を進める。不動産事業においては、引き続き保有資産の運用効率の向上を図るとしている。
25.3期通期の連結純利益は15.0億円(前の期比9.2%増)だった。物流事業が増益となったことや、固定資産売却益が増加したことなどが寄与した。
併せて、株主還元方針を変更することも発表した。連結純利益に対する総還元性向をおおむね40%(従来は35%)に引き上げる。
なお、買いが先行したものの、利益確定売りに押され上げ幅を縮めている。
★14:51 ispace-急騰 今期最終赤字縮小見込む 前期は119.5億円の赤字
ispace<9348.T>が急騰。同社は9日、26.3期通期の連結純損益予想を83.0億円の赤字(前期は119.5億円の赤字)にすると発表した。
26.3期は損失が改善すると見込んでいる。25.3月期中にミッション2の支出の大部分は完了し、ミッション4のSBIR補助金収入も本格化の見込み。今後も大型案件の獲得により純損益の改善をめざすとした。
25.3期通期の連結純損益は119.5億円の赤字(前の期は23.7億円の赤字)だった。通期の会社予想は107.7億円の赤字だったので着地は下振れた。4Qに発生した円高の影響による為替差損(約11億円)が響いた。
ispace<9348.T>が急騰。同社は9日、26.3期通期の連結純損益予想を83.0億円の赤字(前期は119.5億円の赤字)にすると発表した。
26.3期は損失が改善すると見込んでいる。25.3月期中にミッション2の支出の大部分は完了し、ミッション4のSBIR補助金収入も本格化の見込み。今後も大型案件の獲得により純損益の改善をめざすとした。
25.3期通期の連結純損益は119.5億円の赤字(前の期は23.7億円の赤字)だった。通期の会社予想は107.7億円の赤字だったので着地は下振れた。4Qに発生した円高の影響による為替差損(約11億円)が響いた。
★15:04 スズキ-後場急落 今期最終益23%減見込む 前期は31%増
スズキ<7269.T>が後場急落。同社は12日15時、26.3期通期の連結純利益予想(IFRS)を3200億円(前期比23.1%減)に、年間配当予想を45円(前期は41円)にすると発表した。市場コンセンサスは4002億円。
為替円高などの影響により経営環境は厳しい状況ではあるものの、今年2月に発表した中期経営計画の実現に向け、競争力を高めていくことが必要であると考えている。そのための成長投資を積極的に行うとしている。
25.3期通期の連結純利益は4161億円(前の期比31.2%増)だった。販売台数の増加、価格改定、為替影響などにより売り上げが増加した。原価低減などに取り組んだことも寄与した。期末配当は従来予想の20円に対し21円に決定した。
スズキ<7269.T>が後場急落。同社は12日15時、26.3期通期の連結純利益予想(IFRS)を3200億円(前期比23.1%減)に、年間配当予想を45円(前期は41円)にすると発表した。市場コンセンサスは4002億円。
為替円高などの影響により経営環境は厳しい状況ではあるものの、今年2月に発表した中期経営計画の実現に向け、競争力を高めていくことが必要であると考えている。そのための成長投資を積極的に行うとしている。
25.3期通期の連結純利益は4161億円(前の期比31.2%増)だった。販売台数の増加、価格改定、為替影響などにより売り上げが増加した。原価低減などに取り組んだことも寄与した。期末配当は従来予想の20円に対し21円に決定した。
★15:07 百十四銀行-後場急騰 今期最終益13%増見込む 前期は42%増
百十四銀行<8386.T>が後場急騰。同社は12日15時に、26.3期通期の連結純利益予想を155億円(前期比13.1%増)に、年間配当予想を176円(前期は145円)にすると発表した。金融・経済環境の好転に伴い、今後も資金利益などの増加を見込んでいる。
25.3期通期の連結純利益は137億円(前の期比42.1%増)だった。貸出金利息の増加による資金運用収益の増加や、株式等売却益の増加によるその他経常収益の増加などが寄与した。
併せて、25.3期の期末配当を従来予想の60円に対し85円(前の期は55円)に決定したことも発表した。年間配当は120円→145円(前の期は90円となる。
百十四銀行<8386.T>が後場急騰。同社は12日15時に、26.3期通期の連結純利益予想を155億円(前期比13.1%増)に、年間配当予想を176円(前期は145円)にすると発表した。金融・経済環境の好転に伴い、今後も資金利益などの増加を見込んでいる。
25.3期通期の連結純利益は137億円(前の期比42.1%増)だった。貸出金利息の増加による資金運用収益の増加や、株式等売却益の増加によるその他経常収益の増加などが寄与した。
併せて、25.3期の期末配当を従来予想の60円に対し85円(前の期は55円)に決定したことも発表した。年間配当は120円→145円(前の期は90円となる。
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