前場コメント No.9 クリアル、リゾートトラス、インフォネット、東エレク、データSEC、DAIKOXT

2025/05/16(金) 11:31
★10:08  クリアル-急騰 今期最終益33%増見込む 新中計も策定
 クリアル<2998.T>が急騰。同社は15日、26.3期通期の連結純利益予想を18.0億円(前期比33.2%増)に、年間配当予想を7円にすると発表した。

 主力事業である不動産ファンドオンラインマーケット「CREAL」の認知度向上を、事業提携も含めた各種マーケティング施策の実行により推し進め、新規投資家の獲得を図るとしている。

 25.3期通期の連結純利益は13.5億円(前の期比2.1倍)だった。

 併せて、26.3期から30.3期を計画期間とする中期経営計画を策定した。数値目標として30.3期の流通取引総額は2500億円(25.3期は実績値で256.9億円)、純利益は100億円(同13.5億円)、ROEは40.0%(同30.2%)をめざすとしている。

★10:08  クリアル-急騰 1株を5株に分割 基準日は9月30日
 クリアル<2998.T>が急騰。同社は15日、株式分割を行うと発表した。9月30日を基準日として、1株につき5株の割合をもって分割する。

★10:14  リゾートトラスト-大幅に5日続伸 今期営業益4%増見込む 株主還元はDOE5%目標
 リゾートトラスト<4681.T>が大幅に5日続伸。同社は15日、26.3期通期の連結営業利益予想を275億円(前期比4.3%増)に、年間配当予想を32円にすると発表した。市場コンセンサスは290億円。

 2025年夏ごろに新たな会員制ホテル会員権の販売を予定していること、ホテルレストラン等事業、メディカル事業において、会員数、登録数、関係顧客の増加と高付加価値な新サービスの開発と提供による単価を見込むことなどにより増益の見通し。今期の配当予想は1対2の株式分割後の金額となる。

 25.3期通期の連結営業利益は264億円(前の期比24.8%増)だった。会社計画は260億円。ホテル会員権の販売が好調に推移した。ホテルの稼働も好調となり、計画を上回った。期末配当は従来予想の33円に対し35円に決定した。

 併せて、中期経営計画(26.3期~30.3期)を策定したことも発表した。最終年度の経営数値目標として、営業利益500億円以上、ROE16.5%をめざす。株主還元については、DOE(株主資本配当率)4.5%を下限、5%を目標とする。26.3期~28.3期の総額は総還元性向50%をめざすとしている。

★10:26  インフォネット-ストップ高買い気配 株主優待制度を導入 QUOカード贈呈
 インフォネット<4444.T>がストップ高買い気配。同社は15日、株主優待制度を導入すると発表した。

 基準日(9月末日および3月末日)における同社株主名簿に記載又は記録された300株以上を6カ月以上継続して保有している株主を対象に、QUOカード1万3000円分(各基準日6500円分)を贈呈する。

 なお、2025年9月30日を基準日として進呈予定の株主優待については、制度導入初年度につき、保有株式数のみを条件とするため、継続保有の条件を設けず、300株以上を保有する全ての株主を対象とするとした。

★10:26  インフォネット-ストップ高買い気配 今期営業益12%増見込む 株主優待導入も発表
 インフォネット<4444.T>がストップ高買い気配。同社は15日、26.3期通期の連結営業利益予想を1.9億円(前期比11.5%増)にすると発表した。

 25.3期通期の連結営業利益は1.7億円(前の期比10.6%減)だった。増収となったものの、物価高騰によるサーバー関連コスト増加やLENSAhub減価償却の開始など、前の期から増加しているコストやマーケティング戦略による販促コストなどの投資が先行したとしている。

 なお、同日発表された株主優待制度の導入も好感されている。


★10:29  東京エレクトロン-続落 米アプライドマテリアルズが決算発表で時間外急落
 東京エレクトロン<8035.T>が続落。半導体製造装置大手である米アプライド・マテリアルズの株価が時間外で下落していることが嫌気されている。

 アプライド・マテリアルズの2Q決算は売上高が市場予想を下回り、3Q見通しは市場予想とほぼ一致した。この発表を受けて、時間外で5%を超える下落となっている。
 
 米半導体製造装置大手の時間外下落を受け、国内の関連銘柄も売りが優勢。アドバンテスト<6857.T>、ディスコ<6146.T>なども軟調に推移している。

★10:38  データセクション-ストップ安売り気配 前期営業赤字拡大 今期予想は非開示
 データセクション<3905.T>がストップ安売り気配。同社は15日、25.3期通期の連結営業損益は5.0億円の赤字(前の期は2.2億円の赤字)だったと発表した。会社計画は3.4億円の黒字。

 AIデータセンター事業において、業績予想に織り込んでいたファンド投資型より収益性の高い直接投資型の案件を優先した。これにより、ファンド運営者報酬をあげなかった。海外における過年度のソフトウェア開発の償却負担も響いた。

 26.3期の連結業績予想は非開示とした。AIデータセンター事業における1プロジェクトあたりの契約金額が多額であり、現段階では1プロジェクトの成約の有無が経営成績に著しい影響を及ぼす。いずれかのプロジェクト受注が確定した段階で、これを反映した予想を公表するとしている。

★10:42  DAIKO XTECH-急騰 株主優待制度を新設 QUOカード贈呈
 DAIKO XTECH<8023.T>が急騰。同社は15日、株主優待制度を新設すると発表した。

 毎年9月30日(基準日)時点の同社株主名簿に記載または記録された同社株式100株以上を保有する株主を対象に、継続保有期間が3年未満の場合1000円分、3年以上の場合は同2000円分を贈呈する。2025年9月30日を基準日として、株主優待制度を開始する。

★10:42  DAIKO XTECH-急騰 今期営業益1.6%増見込む 優待新設も発表
 DAIKO XTECH<8023.T>が急騰。同社は15日、26.3期通期の連結営業利益予想を24.5億円(前期比1.6%増)に、年間配当予想を36円(前期は32円)にすると発表した。

 併せて、26.3期から28.3期を計画期間とする中期経営計画を策定した。数値目標として28.3期の売上高は450億円(25.3期は実績値で427億円)、営業利益は30.0億円(同24.1億円)、ROEは13.0%以上(同13.8%)をめざすとしている。

 25.3期通期の連結営業利益は24.1億円(前の期比16.8%減)だった。期末配当は従来予想の30円に対し32円(前の期末は29円)に決定した。

 なお、同日発表された株主優待制度の新設も好感されている。


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