前場コメント No.3 ゼロ、ライトアップ、安川電、SMC、光陽社、相模ゴム

2025/05/20(火) 11:31
★9:04  ゼロ-もみ合い 貸借銘柄に選定 20日の売買分から実施
 ゼロ<9028.T>がもみ合い。同社は19日、新たに貸借銘柄に選定されたと発表した。20日の売買分から実施される。

★9:04  ライトアップ-反発 AIエージェント「Birdモジュール」提供開始
 ライトアップ<6580.T>が反発。同社は20日8時50分、業務全体をAIで支援するパーツ型AIエージェント「Birdモジュール」の提供を開始すると発表した。

 「Birdモジュール」はAIが人間の代わりにブラウザ環境を操作し、さまざまな業務を遂行するエージェントシステムとなる。AIが自律的に判断してタスクを進めることで、人の介在なく業務が流れていく仕組みを提供するとしている。

★9:05  安川電機-大和が投資判断引き上げ 需要環境変化を考慮すれば株価は下げ過ぎ
 安川電機<6506.T>が買い気配。大和証券では、需要環境の変化を考慮すれば株価は下げ過ぎと判断。投資判断を「3(中立)」→「2(アウトパフォーム)」に、目標株価を3400円→4000円へそれぞれ引き上げた。

 大和では、ほかのFA関連企業との相対感や27.2期には2ケタのROE確保が想定できることを考慮すれば、来期予想PERで20倍程度(従来は18倍程度)の評価は可能と判断した。売上収益に関してサーボは25.2期後半から回復基調にあり、緩やかながら需要回復の追い風を享受し得ると期待。また、今期は現中期計画の最終年度であり、次期中期計画では2030年に向けて「粗利率40%超(25.2期35.6%)」などさらなる収益性体質の強化に向けた施策に注目している。

★9:05  SMC-大和が投資判断引き上げ 今回も不況後の成長に注目
 SMC<6273.T>が買い気配。大和証券では、今回も不況後の成長に注目。投資判断を「3(中立)」→「2(アウトパフォーム)」に、目標株価を55000円→63000円へそれぞれ引き上げた。

 大和では、足元は中国向けの受注回復が顕著と指摘。数量増+値上げ効果により積極的な設備投資による償却費増加を吸収し、営業利益は今期から来期へ増益維持が可能と判断している。攻撃が最大の防御との判断に基づいた施策により、今回もまた不況の後に伸びる可能性に注目とした。

★9:09  光陽社-3日ぶり反落 今期営業益16%増見込むも利益確定売り
 光陽社<7946.T>が3日ぶり反落。同社は19日、26.3期通期の連結営業利益予想を7000万円(前期比15.7%増)に、年間配当予想を36円(前期は34円)にすると発表した。

 25.3期通期の連結営業利益は6000万円(前の期比15.5%減)だった。会社計画の5000万円から上振れた。カーボンオフセット(カーボンニュートラルプリント、カーボンゼロプリント)関連の売り上げが好調だったことなどが寄与した。期末配当予想は従来の30円から34円(前の期末は50円)に引き上げた。

 併せて、26.3期から28.3期を計画期間とする中期経営計画を策定した。数値目標として28.3期の売上高は52.0億円(25.3期は実績値で47.3億円)、営業利益は1億5000万円(同6000万円)をめざすとしている。

 なお、株価は、決算発表前に期待買いが入っていたことから、利益確定の売りが優勢となっている。

★9:10  相模ゴム工業-売り気配 今期営業黒字転換見込むも前期の計画下振れを嫌気
 相模ゴム工業<5194.T>が売り気配。同社は19日、26.3期通期の営業損益予想を2億4000万円の黒字(前期は3300万円の赤字)に、年間配当予想を10円(前期は10円)にすると発表した。

 原材料価格の大幅な上昇や想定を超えた為替レートの変動などにより、コストアップなどへの影響が懸念されるとした。

 25.3期通期の営業損益は3300万円の赤字(前の期は4億3600万円の黒字)だった。会社計画の8000万円の黒字から下振れた。ヘルスケア事業の売上高が停滞したほか、円安による仕入れコストや事業改革に伴う一般管理販売費の増加も響いた。

 なお、株価は前期の計画下振れが嫌気され、売りが優勢となっている。


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