前場コメント No.7 ヤクルト、ｇｕｍｉ、ＪＲ九州、ＪＲ東海、大林組、ＢＵＹＳＥＬＬ
★10:25 ヤクルト－野村が目標株価引き下げ 数量成長に対する期待値は高まらず
ヤクルト本社<2267.T>続落。野村証券では、数量成長に対する期待値は高まっていないと指摘。投資判断は「Neutral」を継続し、目標株価は3100円→3000円に引き下げた。
野村では、目標株価は26.3期以降の野村EPS予想の引き下げを反映し、26年度予想PER18倍を適用した3000円に減額した。26.3期会社予想の下振れリスクやグローバルでの数量成長の不透明感を考慮すると、株価がアウトパフォームする条件はそろっていないと考えている。なお、今回、一部株主からの株主提案があったことを踏まえて、今後の会社経営に変化があるのかには注目としている。
ヤクルト本社<2267.T>続落。野村証券では、数量成長に対する期待値は高まっていないと指摘。投資判断は「Neutral」を継続し、目標株価は3100円→3000円に引き下げた。
野村では、目標株価は26.3期以降の野村EPS予想の引き下げを反映し、26年度予想PER18倍を適用した3000円に減額した。26.3期会社予想の下振れリスクやグローバルでの数量成長の不透明感を考慮すると、株価がアウトパフォームする条件はそろっていないと考えている。なお、今回、一部株主からの株主提案があったことを踏まえて、今後の会社経営に変化があるのかには注目としている。
★10:33 ｇｕｍｉ－反発 TOKYO GAMES TOKENが海外大手4取引所に同時上場決定
ｇｕｍｉ<3903.T>が反発。同社は20日、同社がディベロッパーとして参画しているクリプトエンターテイメントプロジェクト「TOKYO BEAST」の基軸通貨として活用ができるトークン「TOKYO GAMES TOKEN（TGT）」が2025年5月21日に、暗号資産取引所Bybitをはじめとする海外大手4取引所へ同時上場すると発表した。
同上場により、世界中のユーザーがアクセスできる複数プラットフォームで取引可能となることで、グローバルな認知拡大と流動性向上が期待されるとしている。
ｇｕｍｉ<3903.T>が反発。同社は20日、同社がディベロッパーとして参画しているクリプトエンターテイメントプロジェクト「TOKYO BEAST」の基軸通貨として活用ができるトークン「TOKYO GAMES TOKEN（TGT）」が2025年5月21日に、暗号資産取引所Bybitをはじめとする海外大手4取引所へ同時上場すると発表した。
同上場により、世界中のユーザーがアクセスできる複数プラットフォームで取引可能となることで、グローバルな認知拡大と流動性向上が期待されるとしている。
★10:44 ＪＲ九州－ＳＢＩが投資判断引き上げ インバウンド需要で運輸・ホテルがけん引
ＪＲ九州（九州旅客鉄道）<9142.T>が反落。ＳＢＩ証券では、空港拡張などによるインバウンド需要で運輸・ホテルがけん引すると予想。投資判断は「中立」→「買い」に、目標株価を4020円→4630円へそれぞれ引き上げた。
ＳＢＩでは、鉄道収入は「RAIL PASS」値上げ後もインバウンド向けが好調であること、ホテル客室平均単価（ADR）が上昇基調であり、空港拡張によりインバウンド獲得が期待されること、28年末開業予定の博多駅空中都市プロジェクトなどの積極開発に注目。26.3期は鉄道の運賃・料金改定に加え、ホテルの好調が続くと予想する。インバウンド需要や開発進ちょくにより、新中計最終年度の28.3期営業利益目標710億円を達成可能とみている。
ＪＲ九州（九州旅客鉄道）<9142.T>が反落。ＳＢＩ証券では、空港拡張などによるインバウンド需要で運輸・ホテルがけん引すると予想。投資判断は「中立」→「買い」に、目標株価を4020円→4630円へそれぞれ引き上げた。
ＳＢＩでは、鉄道収入は「RAIL PASS」値上げ後もインバウンド向けが好調であること、ホテル客室平均単価（ADR）が上昇基調であり、空港拡張によりインバウンド獲得が期待されること、28年末開業予定の博多駅空中都市プロジェクトなどの積極開発に注目。26.3期は鉄道の運賃・料金改定に加え、ホテルの好調が続くと予想する。インバウンド需要や開発進ちょくにより、新中計最終年度の28.3期営業利益目標710億円を達成可能とみている。
★10:46 ＪＲ東海－ＳＭＢＣ日興が目標株価を引き上げ 資本市場からの評価改善に期待
東海旅客鉄道<9022.T>が小幅安。ＳＭＢＣ日興証券では、資本市場からの評価改善に期待。投資評価は「1（アウトパフォーム）」を継続し、目標株価は4000円→4200円に引き上げた。
ＳＭＢＣ日興では、自己株式取得1000億円の実施は株主還元や資本政策に対する株式市場の評価を改善させる第一歩となると評価している。継続的な実施により、評価改善をより確かなものとしていくことに期待。また、短期的には運輸業の費用増が収入増を上回る懸念が、長期的にはリニア中央新幹線計画がリスク要因であり、これらの払拭も評価向上の要件であるという。
東海旅客鉄道<9022.T>が小幅安。ＳＭＢＣ日興証券では、資本市場からの評価改善に期待。投資評価は「1（アウトパフォーム）」を継続し、目標株価は4000円→4200円に引き上げた。
ＳＭＢＣ日興では、自己株式取得1000億円の実施は株主還元や資本政策に対する株式市場の評価を改善させる第一歩となると評価している。継続的な実施により、評価改善をより確かなものとしていくことに期待。また、短期的には運輸業の費用増が収入増を上回る懸念が、長期的にはリニア中央新幹線計画がリスク要因であり、これらの払拭も評価向上の要件であるという。
★10:57 大林組－底堅い 金属3Dプリンターを活用した大型モックアップを製造
大林組<1802.T>が底堅い。同社は20日、アーク溶接の手法を応用したWAAM技術を用いて、炭素鋼およびステンレス鋼を造形する金属3Dプリンターを開発し、大型モックアップ「ザ・ブレンチ」を製造したと発表した。
同社は、金属材料による3Dプリンターを開発し、ザ・ブレンチの製造に使用したという。モックアップは樹脂製の屋根と座面を取り付けて完成し、その後、暴露試験で、金属3Dプリンターで製造された部材の耐久性などを評価するとしている。
大林組<1802.T>が底堅い。同社は20日、アーク溶接の手法を応用したWAAM技術を用いて、炭素鋼およびステンレス鋼を造形する金属3Dプリンターを開発し、大型モックアップ「ザ・ブレンチ」を製造したと発表した。
同社は、金属材料による3Dプリンターを開発し、ザ・ブレンチの製造に使用したという。モックアップは樹脂製の屋根と座面を取り付けて完成し、その後、暴露試験で、金属3Dプリンターで製造された部材の耐久性などを評価するとしている。
★11:06 ＢｕｙＳｅｌｌ－岩井コスモが目標株価引き上げ 会社計画を上回る業績の達成に期待
ＢｕｙＳｅｌｌ Ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｉｅｓ<7685.T>が反落。岩井コスモ証券では、会社計画を上回る業績の達成に期待。投資判断「A」を継続、目標株価を3500円→4100円と引き上げた。
岩井コスモでは、好調な進ちょくを受け通期の業績予想を引き上げた。今期は、前期出張訪問買い取りで2番手に位置する「買取 福ちゃん」を傘下に収めたことによる業績の拡大を期待していたが、想定以上に順調な滑り出しとなった印象。加えて既存事業でも前期末に戦略的に積み上げていた在庫の消化が進み好調だった。また今回の上方修正は、下期の営業利益計画を据え置いたままとしており、さらなる上振れ余地があるとみている。
ＢｕｙＳｅｌｌ Ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｉｅｓ<7685.T>が反落。岩井コスモ証券では、会社計画を上回る業績の達成に期待。投資判断「A」を継続、目標株価を3500円→4100円と引き上げた。
岩井コスモでは、好調な進ちょくを受け通期の業績予想を引き上げた。今期は、前期出張訪問買い取りで2番手に位置する「買取 福ちゃん」を傘下に収めたことによる業績の拡大を期待していたが、想定以上に順調な滑り出しとなった印象。加えて既存事業でも前期末に戦略的に積み上げていた在庫の消化が進み好調だった。また今回の上方修正は、下期の営業利益計画を据え置いたままとしており、さらなる上振れ余地があるとみている。
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