前場コメント No.4 MK精工、Schoo、売れるネG、TYK、PEGASUS、三菱UFJ

2025/05/20(火) 11:31
★9:10  エムケー精工-3日続伸 立会外で85万株・3億7230万円を上限に自社株買い 割合5.77%
 エムケー精工<5906.T>が3日続伸。同社は19日、85万株・3億7230万円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。2025年5月19日の終値438円で、20日8時45分の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)において買い付けの委託を行う。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合5.77%となる。

★9:11  Schoo-売り気配 制限値幅の下限拡大 ストップ安は396円
 Schoo<264A.T>が売り気配。同社が15日に、25.9期通期の連結業績予想を下方修正すると発表したことが引き続き嫌気されている。

 業績予想の下方修正を受けて、先週末16日・週明け19日と2営業日連続でストップ安比例配分で取引を終えた。このため、きょうの取引は制限値幅の下限が拡大されている。基準値段996円に対し、ストップ安は396円となる。

★9:11  売れるネット-急騰 「売れるAI最適化 for ChatGPT ショッピング」をリリース
 売れるネット広告社グループ<9235.T>が急騰。同社は19日、連結子会社の売れるネット広告社が、ChatGPTなどの生成AIによる「AI主導の購買行動」が爆発的に進行する時代において、国内上場企業として日本初かつ唯一のAEO(AI Engine Optimization)最適化支援サービス「売れるAI最適化 for ChatGPT ショッピング」をリリースしたと発表した。
 
 「売れるAI最適化 for ChatGPT ショッピング」は、D2C企業が運営するECサイトにおいて、「買うAI」に選ばれやすくするためのEC構造および情報提供の最適化を全面支援する、次世代型コンサルティングサービスだという。具体的には、AIが理解・評価しやすい構造化データの整備、API連携の診断と最適化、AIクローラー対応の技術サポートなど、「AIに読み込まれやすい」EC基盤の構築をサポートするとしている。

★9:12  TYK-急落 今期営業益21%減見込む 減配見通しも発表
 TYK(東京窯業)<5363.T>が急落。同社は19日、26.3期通期の連結営業利益予想を35.7億円(前期比20.7%減)に、年間配当予想を17.9円(前期は21.2円)にすると発表した。

 顧客からの品質に対する厳しい要求、同業他社との激しい価格競争、原材料価格の変動予測が困難な状況が想定され、今後も引き続き状況を注視する必要があるとしている。

 25.3期通期の連結営業利益は45.0億円(前の期比41.5%増)だった。堅調な耐火物需要が維持されたことで、北米で大幅増益となったことなどが寄与した。期末配当は従来予想の11.2円に対し12.7円(前の期末は8.2円)に決定した。

★9:12  PEGASUS-急落 東証スタンダード市場へ変更承認
 PEGASUS<6262.T>が急落。同社は19日、同日、東京証券取引所よりスタンダード市場への変更承認を受けたと発表した。これに伴い、開示していたプライム市場の「上場維持基準の適合に向けた計画書」に記載の計画を撤回するという。
 
 同社は2024年3月31日時点において、東証プライム市場の上場維持基準のひとつである「流通株式時価総額」に適合していない状況にあり、当該基準の適合に向けた各種施策を講じてきた。

 しかし、同社の現在の企業規模に照らすと、プライム市場に上場し続けるための開示体制の維持や関連コストは相対的に大きく、長期的な経営戦略および株主価値の最大化という観点から再検討を行ったという。その結果、プライム市場での上場を維持できたとしても、将来にわたり継続的な基準適合が求められることや、それに伴う経営資源の投入が中長期的な企業価値の向上を阻害する可能性があるとの判断に至ったとしている。

★9:13  三菱UFJ-3日続伸 Sakana AIとパートナーシップ契約締結
 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>が3日続伸。同社は19日、の連結子会社の三菱UFJ銀行が、同日、AI開発企業のSakana AI(東京都港区)とパートナーシップ契約を締結したと発表した。
 
 両社は3年超の長期的な戦略的技術パートナーシップ関係を構築し、Sakana AIが提供する革新的技術の活用を通じて、三菱UFJ銀行の経営課題を解決し高付加価値な経営インパクトを創出することをめざす。まずはSakana AIが持つAI Scientist の知見を実践に移し、複雑な思考や高度な専門知識を必要とする社内外文書作成プロセスの自動化に取り組むとしている。
 
 また、Sakana AIで最高執行責任者(COO)を務める伊藤錬氏をAI アドバイザーとして招へいし、MUFGのAIインテリジェンス活動に関する助言や参加、ネットワーキングの支援、経営陣への情報提供、その他AI戦略に関する助言を受けるとしている。


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