後場コメント No.2 日テレHD、トリケミカル、エイシアンスター、住友ベ、稀元素、MORESCO

2025/05/26(月) 15:30
★12:43  日テレHD-野村が目標株価引き上げ 資本政策方針の変更を織り込む
 日本テレビホールディングス<9404.T>が続伸。野村証券では、資本政策方針の変更を反映。レーティングは「Neutral」を継続し、目標株価を2900円→3470円に引き上げた。

 野村では、決算と同時に発表された新しい資本政策方針を業績予想に織り込んだ。政策保有株式の残高と銘柄構成から、28.3期以降も年100億円の政策保有株式の縮減が継続すると想定。特別利益のみを織り込んだ修正EPSを用いてバリュエーション評価を行うこととした。野村では26.3期を基準として、31.3期にかけての中期修正EPS成長率を年平均5.5%と見込んでいる。

★12:51  トリケミカル研究所-大幅続伸 中国ADChemと覚書締結
 トリケミカル研究所<4369.T>が大幅続伸。同社は23日、中国のADChem(安徽省合肥市)と、中国における半導体向け材料の生産・販売について、実現可能な共同事業の可能性を模索するための相互協力を行う旨の覚書を締結したと発表した。
 
 ADChemは高度な電子グレード半導体薄膜用(ALD、CVD)プリカーサーの研究開発、製造、販売に注力しているという。急成長しつつある中国の半導体市場において、両社でタスクフォースチームを設立し、同国における両社の協業、共同事業および戦略的提携について、あらゆる合理的な方法について具体的な協議・検討を行い、最適な選択肢を模索するとしている。

★12:52  ASIAN STAR-反発 子会社が販売用不動産売却
 ASIAN STAR<8946.T>が反発。同社は26日12時45分、連結子会社が販売用不動産を売却すると発表した。

 売却物件の概要は東京都豊島区にある共同住宅。金額は24.12期連結売上高の10%に相当する額以上となる。25.12期の連結業績予想には織り込み済みとしている。

★12:52  住友ベークライト-MSMUFGが投資判断を引き上げ 半導体封止材は中期的な成長局面へ
 住友ベークライト<4203.T>が大幅続伸。モルガン・スタンレーMUFG証券では、半導体封止材は中期的な成長局面を迎えると指摘。投資判断は「Equal-weight」→「Overweight」に引き上げ、目標株価を5100円から5200円に引き上げた。

 モルガン・スタンレーでは、ガイダンスはコンセンサス以下だが、実態は良好と指摘。半導体封止材を牽引役に、過去最高益の更新局面が続く可能性が高いとコメントしている。ポテンシャルカタリストとして、台湾における半導体封止材の回復を考慮すると、26/3期事業利益は会社計画を上回る可能性が高い。27/3期は、電子制御ユニットやパワーモジュールのオーバーモールディング市場が更に拡大するとみる。28/3期以降は、通常の封止材の5~10倍の単価設定で、PLP用の顆粒状封止材が離陸するとみている。

★12:58  第一稀元素化学-大幅続伸 配当方針を変更 DOE指標導入
 第一稀元素化学工業<4082.T>が大幅続伸。同社が23日、配当方針を変更すると発表した。
 
 26.3期より、業績の変動に左右されにくい株主資本配当率(DOE)を導入し、その1.8%を下限とするという。配当性向は従来通り30%を目標にするとしている。

★13:11  MORESCO-後場上げ幅拡大 京都フュージョニアリングと業務提携
 MORESCO<5018.T>が後場上げ幅拡大。同社は26日13時01分に、京都フュージョニアリングと将来のフュージョン(核融合)プラントに用いられる耐放射線性潤滑剤の開発および販売に関する業務提携を開始したと発表した。

 同社は、耐放射線性潤滑剤の製造を行っており、核融合炉や粒子加速器の遠隔操作システムの可動部などにも用いられる高性能な製品を提供している。共同研究開発では、これらの製品を京都フュージョニアリングが開発している機器で直接的評価を行うことで、フュージョンプラント用途としても使用できる高性能な耐放射線性潤滑剤の開発に取り組むとしている。


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