前場コメント No.7 エクサウィザー、ソフトバンクG、豊田合、ハイブリテク、NSD、太平洋セメ

2025/06/10(火) 11:30
★9:45  エクサウィザーズ-底堅い  AIエージェント「exaBase 採用アシスタント」をリリース
 エクサウィザーズ<4259.T>が底堅い。同社は10日8時30分、グループ会社のExa Enterprise AIが、「exaBase 採用アシスタント」を2025年6月にリリースすると発表した。
 
 同サービス内のAIエージェントが24時間365日候補者からの問い合わせに対応し、採用業務の大幅な効率化を支援する。公開済みの情報をベースとして個別に回答を生成するため、柔軟かつ高精度な回答が可能であることが特徴だとしている。

★9:47  ソフトバンクG-続伸 アーム株4%高を好感 同社は一時1.7%高
 ソフトバンクグループ<9984.T>が続伸。同社傘下である英アーム・ホールディングス(以下、アーム)の株価上昇が好感されている。

 前日の米国市場では、ロンドンで行われている米中貿易交渉の進展期待からハイテク株が堅調に推移。アームの株価は4%を超える上昇となった。この流れを受けて、親会社である同社にも買いが入っている。株価は高いところで7865円(前日比1.7%高)となる場面もみられた。

★9:53  豊田合成-東海東京が目標株価を引き上げ 関税や円高、トヨタ車生産を巡るリスクを乗り越える
 豊田合成<7282.T>が続伸。東海東京インテリジェンス・ラボでは、関税や円高、トヨタ車生産を巡るリスクを乗り越えると指摘。投資判断は「Outperform」を継続し、目標株価は3100円→3200円に引き上げた。

 東海東京では、主なポイントとして、(1)トヨタ車の生産活動が正常化、(2)諸コスト高に対する価格改定の進行、(3)エアバッグをはじめセーフティシステム製品やインドなどの事業における拡充の加速、(4)PBRをはじめ株価バリュエーションの割安感、(5)いっそうの株主還元の強化などを挙げた。中期的には、インド事業や内外装部品における付加価値向上、セーフティシステム製品ではエアバッグでホンダ向けをはじめトヨタグループ以外の自動車メーカーへの拡販が成長の牽引役になるとみている。


★9:59  ハイブリッドテクノロジーズ-3日ぶり反発 DX支援のASTINAを支援開始
 ハイブリッドテクノロジーズ<4260.T>が3日ぶり反発。同社は9日、IoT、AI、ロボティクス技術を用いて幅広い業界のDXを支援するASTINA(東京都台東区)に対し、Hybrid Technologies Capitalプロジェクトによる支援を開始したと発表した。
 
 同社グループの既存顧客に対するASTINAの知見を生かしたAI、IoTサービスの提供、ASTINAのソフトウェア開発の支援や、両社が持つソリューションを活用した新規顧客の開拓などを行うとしている。

★10:01  NSD-続伸 5月度の売上高7%増
 NSD<9759.T>が続伸。同社は9日、5月度の売上高は速報値で89.2億円(前年同月比7.1%増)だったと発表した。4-5月累計では180.4億円(前年同期比7.6%増)となった。

★10:16  太平洋セメント-SMBC日興が目標株価引き下げ 新たなカタリストが求められる
 太平洋セメント<5233.T>がもみ合い。SMBC日興証券では、好材料出尽くしとならないためにも新たなカタリストが求められると指摘。投資評価は「1(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価を5600円→5000円に引き下げた。

 SMBC日興では、足元の一般炭市況は業績の追い風とみているが、一方で業績の懸念材料は数量面と指摘。国内では生コンメーカーや施工現場での完全週休二日制の導入拡大によって、民需の停滞感が強くなってきたとコメントした。また、米国では金利低下によって25年後半にかけて住宅市場の回復が会社計画では一定程度織り込まれているが、SMBC日興では民需の回復動向をやや慎重に見込んでいる。中計最終年度である27.3期の営業利益目標1000億円以上に向けては、国内での数量減やコスト増を打ち返す新たな取り組みや、海外セメント事業の循環回復が必要と考えている。


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