前場コメント No.4 クスリのアオキ、ＳＣＳＫ、ＫＯＫＵＳＡＩ、サカイ引越、ＶＡＬＵＥＮＥＸ、ユークス
★9:04 クスリのアオキ－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き上げ 業界随一の成長速度へ
クスリのアオキホールディングス<3549.T>が4日ぶり反発。ＳＭＢＣ日興証券では、一時的な利益目線低下を乗り越え、業界随一の成長速度へと判断。投資評価「1（アウトパフォーム）」を継続、目標株価を4000円→4100円と引き上げた。
、
同社は、SM（スーパーマーケット）を買収し、DgS（ドラッグストア）へ業態転換を図っている。SMが有する住宅地などの好立地を獲得することが可能となり、飽和感が強まりつつある業界内で同業他社とは一線を画す戦略を取っている。独自展開の理由として、同社が生鮮食品を強化しておりSMとの相性が良い商品戦略であることが大きいだろう。
一方、食品売上構成比上昇による製品ミクスの悪化や、買収コストや業態転換費用が重石になることに加え、買収時のSMの経営状況が悪く一時的に利益を下押しする影響が生じている。25.5期4Qと26.5期は買収規模が大きいため一定の悪影響が生じる見込みとなっている。しかしＳＭＢＣ日興では、同社の既存店売上高成長率はDgS業界随一であり、今後も一定の持続性が見込めるだろうと指摘。短期的な懸念を乗り越え、今後も成長速度の加速に期待したいとしている。
クスリのアオキホールディングス<3549.T>が4日ぶり反発。ＳＭＢＣ日興証券では、一時的な利益目線低下を乗り越え、業界随一の成長速度へと判断。投資評価「1（アウトパフォーム）」を継続、目標株価を4000円→4100円と引き上げた。
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同社は、SM（スーパーマーケット）を買収し、DgS（ドラッグストア）へ業態転換を図っている。SMが有する住宅地などの好立地を獲得することが可能となり、飽和感が強まりつつある業界内で同業他社とは一線を画す戦略を取っている。独自展開の理由として、同社が生鮮食品を強化しておりSMとの相性が良い商品戦略であることが大きいだろう。
一方、食品売上構成比上昇による製品ミクスの悪化や、買収コストや業態転換費用が重石になることに加え、買収時のSMの経営状況が悪く一時的に利益を下押しする影響が生じている。25.5期4Qと26.5期は買収規模が大きいため一定の悪影響が生じる見込みとなっている。しかしＳＭＢＣ日興では、同社の既存店売上高成長率はDgS業界随一であり、今後も一定の持続性が見込めるだろうと指摘。短期的な懸念を乗り越え、今後も成長速度の加速に期待したいとしている。
★9:05 ＳＣＳＫ－3日続伸 通期最終益を上方修正 アルゴグラフィックス株式を売却
ＳＣＳＫ<9719.T>が3日続伸。同社は10日、26.3期通期の連結純利益予想を従来の576億円から635億円（前期比41.0％増）に上方修正すると発表した。
アルゴグラフィックス<7595.T>が実施する自己株式の公開買付けに応募し、26.3期2Qにおいて、持分法による投資の売却益（金融収益）として73億円、持分法適用除外に伴う再測定益（金融収益）として10億円を計上する見込みとなったことを踏まえた。
ＳＣＳＫ<9719.T>が3日続伸。同社は10日、26.3期通期の連結純利益予想を従来の576億円から635億円（前期比41.0％増）に上方修正すると発表した。
アルゴグラフィックス<7595.T>が実施する自己株式の公開買付けに応募し、26.3期2Qにおいて、持分法による投資の売却益（金融収益）として73億円、持分法適用除外に伴う再測定益（金融収益）として10億円を計上する見込みとなったことを踏まえた。
★9:05 コクサイエレ－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き上げ NANDマイグレーション投資の恩恵を享受
ＫＯＫＵＳＡＩ ＥＬＥＣＴＲＩＣ<6525.T>が大幅反発。ＳＭＢＣ日興証券では、NANDマイグレーション投資の恩恵を享受と判断。投資評価「1（アウトパフォーム）」を継続、目標株価を3000円→3600円と引き上げた。
ＳＭＢＣ日興では25.3期4Q決算、26.3期会社計画および足元の顧客投資動向を反映させ、同社の業績予想を修正した。目標株価は26.3期および27.3期平均予想調整後EPS203.9円（前回は184.3円）にPER17.5倍（16倍）程度を適用し、3000円→3600円に引き上げた。PER17.5倍は東京エレクトロンの適正PER25倍程度から3割程度のディスカウントを付与した水準。NANDのマイグレーション投資の確度の高まりからディスカウント幅を若干縮小するとＳＭＢＣ日興では想定している。
ＫＯＫＵＳＡＩ ＥＬＥＣＴＲＩＣ<6525.T>が大幅反発。ＳＭＢＣ日興証券では、NANDマイグレーション投資の恩恵を享受と判断。投資評価「1（アウトパフォーム）」を継続、目標株価を3000円→3600円と引き上げた。
ＳＭＢＣ日興では25.3期4Q決算、26.3期会社計画および足元の顧客投資動向を反映させ、同社の業績予想を修正した。目標株価は26.3期および27.3期平均予想調整後EPS203.9円（前回は184.3円）にPER17.5倍（16倍）程度を適用し、3000円→3600円に引き上げた。PER17.5倍は東京エレクトロンの適正PER25倍程度から3割程度のディスカウントを付与した水準。NANDのマイグレーション投資の確度の高まりからディスカウント幅を若干縮小するとＳＭＢＣ日興では想定している。
★9:06 サカイ引越センター－岩井コスモが新規「B+」 中期成長に期待
サカイ引越センター<9039.T>が反発。岩井コスモ証券では、同社の中期成長に期待。投資判断は新規に「B+」とし、目標株価は3000円に設定した。
引越業界の競争は激化しているものの、同社は12期連続シェアNo.1を維持。近年は法人チャネルの顧客開拓も着実に伸長。グループ戦略では「積極的なM&Aを実施し、世界一の新生活応援グループをめざす」ことを掲げ、27.3期に売上高1400億円をめざしている。昨年10月からは資本政策の見直しにも着手し、今回、配当性向を35％以上から45％に引き上げた。岩井コスモでは、同社の中期成長に期待している。
サカイ引越センター<9039.T>が反発。岩井コスモ証券では、同社の中期成長に期待。投資判断は新規に「B+」とし、目標株価は3000円に設定した。
引越業界の競争は激化しているものの、同社は12期連続シェアNo.1を維持。近年は法人チャネルの顧客開拓も着実に伸長。グループ戦略では「積極的なM&Aを実施し、世界一の新生活応援グループをめざす」ことを掲げ、27.3期に売上高1400億円をめざしている。昨年10月からは資本政策の見直しにも着手し、今回、配当性向を35％以上から45％に引き上げた。岩井コスモでは、同社の中期成長に期待している。
★9:06 ＶＡＬＵＥＮＥＸ－売り気配 通期営業損益を下方修正 一転赤字へ
ＶＡＬＵＥＮＥＸ<4422.T>が売り気配。同社は10日、25.7期通期の連結営業損益予想を従来の4000万円の黒字から3900万円の赤字（前期は400万円の黒字）に下方修正すると発表した。
北米大手顧客の内3社の社内体制変更とトランプ関税の影響による契約停滞や見直しにより、計画していた米国のコンサルティング売上が前回予想から大幅受注減する見込みとなったことなどを踏まえた。
25.7期3Q累計（8-4月）の連結営業損益は9800万円の赤字（前年同期は2900万円の赤字）だった。
ＶＡＬＵＥＮＥＸ<4422.T>が売り気配。同社は10日、25.7期通期の連結営業損益予想を従来の4000万円の黒字から3900万円の赤字（前期は400万円の黒字）に下方修正すると発表した。
北米大手顧客の内3社の社内体制変更とトランプ関税の影響による契約停滞や見直しにより、計画していた米国のコンサルティング売上が前回予想から大幅受注減する見込みとなったことなどを踏まえた。
25.7期3Q累計（8-4月）の連結営業損益は9800万円の赤字（前年同期は2900万円の赤字）だった。
★9:06 ユークス－売り気配 1Q経常益33％減 為替差損を計上
ユークス<4334.T>が売り気配。同社は10日、26.1期1Q（2-4月）の連結経常利益は4100万円（前年同期比33.4％減）だったと発表した。増収、営業増益となったものの、前年同期の為替差益がはく落し、為替差損を計上したことなどが響いた。
ユークス<4334.T>が売り気配。同社は10日、26.1期1Q（2-4月）の連結経常利益は4100万円（前年同期比33.4％減）だったと発表した。増収、営業増益となったものの、前年同期の為替差益がはく落し、為替差損を計上したことなどが響いた。
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