前場コメント No.5 日産自、テラドローン、ドリコム、SBI、ゲンキードラ、フジクラ
★9:06 日産自動車-続落 メキシコのシバック工場の車両生産をアグアスカリエンテス工場に統合へ
日産自動車<7201.T>が続落。同社は30日8時に、経営再建計画「Re:Nissan」で推進するグローバルな生産拠点の見直しの一環で、メキシコのシバック工場(クエルナバカ)の車両生産をアグアスカリエンテス工場に統合すると発表した。
同社は2025年度中にシバック工場の車両生産をアグアスカリエンテス工場に移管し、シバック工場の操業を終了する。移管後は、現在シバック工場で生産しているモデルと将来の生産が予定されているモデルは、アグアスカリエンテス工場で生産するとしている。
しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。
日産自動車<7201.T>が続落。同社は30日8時に、経営再建計画「Re:Nissan」で推進するグローバルな生産拠点の見直しの一環で、メキシコのシバック工場(クエルナバカ)の車両生産をアグアスカリエンテス工場に統合すると発表した。
同社は2025年度中にシバック工場の車両生産をアグアスカリエンテス工場に移管し、シバック工場の操業を終了する。移管後は、現在シバック工場で生産しているモデルと将来の生産が予定されているモデルは、アグアスカリエンテス工場で生産するとしている。
しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。
★9:07 テラドローン-続落 ドイツ最大級の産業用ドローン代理店U-ROBと「Terra Xross1」の販売契約締結
Terra Drone<278A.T>が続落。同社は29日に、ドイツ国内に10拠点を展開し、同国最大級の産業用ドローン販売代理店であるU-ROBと、自社開発の屋内点検用ドローン「Terra Xross1」の販売契約を新たに締結したと発表した。
今後、同社とU-ROBは協力して「Terra Xross1」の販売を促進することで、飛行性能の不安定さや高価格が障壁となりドローンの導入が進んでいなかった顧客層へのアプローチを強化し、屋内点検業界における普及を推進するとしている。
しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。
Terra Drone<278A.T>が続落。同社は29日に、ドイツ国内に10拠点を展開し、同国最大級の産業用ドローン販売代理店であるU-ROBと、自社開発の屋内点検用ドローン「Terra Xross1」の販売契約を新たに締結したと発表した。
今後、同社とU-ROBは協力して「Terra Xross1」の販売を促進することで、飛行性能の不安定さや高価格が障壁となりドローンの導入が進んでいなかった顧客層へのアプローチを強化し、屋内点検業界における普及を推進するとしている。
しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。
★9:08 ドリコム-売り気配 通期最終赤字拡大見込む ソフトウエアの減損損失計上響く
ドリコム<3793.T>が売り気配。同社は29日に、26.3期通期の連結純損益予想を従来の5.0億円の黒字から13.0億円の赤字(前期は10.4億円の赤字)に下方修正すると発表した。
1Qの売上高が想定を下回っており、2Q以降の売上高の見通しを減額修正した。また、前期末にリリースした運用中のスマートフォン向けゲームアプリに関連する資産を減損処理し、1Qにおいて特別損失としてソフトウエアの減損損失15億6300万円を計上したことが響く。
26.3期1Q(4-6月)の連結純損益は18.0億円の赤字(前年同期は1.5億円の赤字)だった。
併せて、26.3期の期末配当予想を従来の5円から未定(前期は無配)にすることも発表した。年間配当も未定となる。
ドリコム<3793.T>が売り気配。同社は29日に、26.3期通期の連結純損益予想を従来の5.0億円の黒字から13.0億円の赤字(前期は10.4億円の赤字)に下方修正すると発表した。
1Qの売上高が想定を下回っており、2Q以降の売上高の見通しを減額修正した。また、前期末にリリースした運用中のスマートフォン向けゲームアプリに関連する資産を減損処理し、1Qにおいて特別損失としてソフトウエアの減損損失15億6300万円を計上したことが響く。
26.3期1Q(4-6月)の連結純損益は18.0億円の赤字(前年同期は1.5億円の赤字)だった。
併せて、26.3期の期末配当予想を従来の5円から未定(前期は無配)にすることも発表した。年間配当も未定となる。
★9:17 SBIHD-MSMUFGが目標株価引き上げ 金融サービス事業を中心に順調推移を予想
SBIホールディングス<8473.T>が4日ぶり反発。モルガン・スタンレーMUFG証券では、金融サービス事業を中心に順調推移を予想。投資判断「Equal-weight」を継続、目標株価を4130円→4730円と引き上げた。
同社は住信SBIネット銀行を売却することを5月に既に公表しており、連結決算にて関連会社売却益(1424億円)を計上する見込み(売却益は下期に計上見込みであると理解されるが、MSMUFG予想には含まれていない。最終的な売却益は変動する可能性もある)。業績予想を見直した結果、MSMUFGのEPS予想は、25年度+11.8%、26年度+13.2%引き上げられている。MSMUFGでは、同社株は当面安定すると予想するが、業界内相対評価に基づき投資判断はEqual-weightを継続している。
SBIホールディングス<8473.T>が4日ぶり反発。モルガン・スタンレーMUFG証券では、金融サービス事業を中心に順調推移を予想。投資判断「Equal-weight」を継続、目標株価を4130円→4730円と引き上げた。
同社は住信SBIネット銀行を売却することを5月に既に公表しており、連結決算にて関連会社売却益(1424億円)を計上する見込み(売却益は下期に計上見込みであると理解されるが、MSMUFG予想には含まれていない。最終的な売却益は変動する可能性もある)。業績予想を見直した結果、MSMUFGのEPS予想は、25年度+11.8%、26年度+13.2%引き上げられている。MSMUFGでは、同社株は当面安定すると予想するが、業界内相対評価に基づき投資判断はEqual-weightを継続している。
★9:20 Genky-新高値 今期営業益9%増見込む 前期は7%増
Genky DrugStores<9267.T>が新高値。同社は29日、26.6期通期の連結営業利益予想を105.0億円(前年同期比8.7%増)に、年間配当予想を13円(前期は13円)にすると発表した。市場コンセンサスは109億円。
エブリデイロープライス政策とローコスト経営を徹底し、低価格PB(プライベートブランド)商品の開発・強化などに取り組む。今期は66店舗の新規出店を計画する。
25.6期通期の連結営業利益は96.6億円(前年同期比7.1%増)だった。会社計画は100.0億円。PB伸長や物流損益の改善によって増益となった。計画は下回ったが、高速出店の中で価格競争力を維持しながら、荒利益率、経費率も適切な範囲でコントロールを実現できており、長期的な成長に対して問題はないとしている。
併せて発表した7月度の既存店売上高は、速報値で前年同月比9.0%増だった。全店は同15.3%増となった。
Genky DrugStores<9267.T>が新高値。同社は29日、26.6期通期の連結営業利益予想を105.0億円(前年同期比8.7%増)に、年間配当予想を13円(前期は13円)にすると発表した。市場コンセンサスは109億円。
エブリデイロープライス政策とローコスト経営を徹底し、低価格PB(プライベートブランド)商品の開発・強化などに取り組む。今期は66店舗の新規出店を計画する。
25.6期通期の連結営業利益は96.6億円(前年同期比7.1%増)だった。会社計画は100.0億円。PB伸長や物流損益の改善によって増益となった。計画は下回ったが、高速出店の中で価格競争力を維持しながら、荒利益率、経費率も適切な範囲でコントロールを実現できており、長期的な成長に対して問題はないとしている。
併せて発表した7月度の既存店売上高は、速報値で前年同月比9.0%増だった。全店は同15.3%増となった。
★9:21 フジクラ-急騰 米コーニングが好決算で12%高 電線関連に買い
フジクラ<5803.T>が急騰。米コーニングが29日の米国市場で大幅高となったことが材料。
米コーニングは、光ファイバーなどAI関連向けが伸長し、市場予想を上回る決算を発表。前日比11.85%高となった。同日のS&P500値上がり率トップとなっている。
これを受けて、きょうの東京市場でも電線関連が買われており、同社のほか古河電気工業<5801.T>、住友電気工業<5802.T>が高い。
フジクラ<5803.T>が急騰。米コーニングが29日の米国市場で大幅高となったことが材料。
米コーニングは、光ファイバーなどAI関連向けが伸長し、市場予想を上回る決算を発表。前日比11.85%高となった。同日のS&P500値上がり率トップとなっている。
これを受けて、きょうの東京市場でも電線関連が買われており、同社のほか古河電気工業<5801.T>、住友電気工業<5802.T>が高い。
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