後場コメント No.3 北電工、サッポロHD、ジーエヌアイ、カプコン、TOYOTIRE、浜木綿

2025/06/11(水) 15:32
★13:24  北陸電気工業-3日続伸 フェローテックHDが同社株買い増し 保有割合7.54%→8.69%
 北陸電気工業<6989.T>が3日続伸。同社について、フェローテックホールディングス<6890.T>が保有株を買い増した。6月10日受付分の変更報告書(5%ルール)で判明した。保有割合は7.54%→8.69%となっている。保有目的は取引関係強化を目的とした政策投資(状況に応じて重要提案行為などを行うこともありうる)としている。

★13:30  サッポロHD-後場急騰 恵比寿ガーデンプレイス売却 ベインやKKRなど2次入札へと伝わる
 サッポロホールディングス<2501.T>が後場急騰。ブルームバーグ通信は11日13時20分、同社子会社のサッポロ不動産開発の売却を巡り、米投資ファンドのベインキャピタルやKKR、ローンスターなどが2次入札に進んだことが同日までにわかったと報じた。

 記事によれば、事情に詳しい複数の関係者が明らかにしたようだ。2次入札は8月に締め切られ、年内の合意をめざす。譲渡額は少なくとも4000億円規模に上るとみられる。昨年12月に行われた1次入札には十数社が応札していたとしている。

★13:35  ジーエヌアイ-みずほが目標株価を引き上げ 肝線維症治療薬F351が中長期貢献
 ジーエヌアイグループ<2160.T>が大幅反発。みずほ証券は、肝線維症治療薬F351が中長期貢献と指摘。投資判断は「買い」を継続し、目標株価は4000円→5000円に引き上げた。

 みずほでは、変更点として、肝線維症治療薬F351の売上高予想引き上げ(DCF最終年度34/12期、従来:360億円→472億円)、同剤の成功確率の引き上げ(同:75%→100%)、連結子会社CullgenのNASDAQ上場に伴う持分法適用化(25/12期3Q以降と想定、保有比率:39.6%)の反映等とした。25/12期予想では、Cullgen上場に伴う一過性収益を織り込み、営業利益を222億円(従来:237億円)に修正。また、従来は25/12期予想に、Cullgenとアステラス製薬によるオプション権行使に伴う85百万ドル(132億円)受領を織り込んでいたが、上場に伴う期ずれが起こると想定し、今回予想には織り込んでいないという。



★13:35  カプコン-底堅い 「ストリートファイター6」が全世界で500万本突破
 カプコン<9697.T>が底堅い。同社は11日10時、2023年に発売した「ストリートファイター6」の累計販売本数が、全世界で500万本を達成したと発表した。
 
 「ストリートファイター6」は、前作から約7年ぶりに発売された、新世代の対戦格闘ゲーム。複雑なコマンド入力をせずに必殺技を出せる新たな操作モード「モダンタイプ」や、視覚情報を用いないゲーム体験を補助する「サウンドアクセシビリティ」の強化などにより、幅広いユーザーに楽しまれているとしている。

★13:58  TOYOTIRE-みずほが目標株価を引き上げ 次期中計での各種戦略を見極める
 TOYOTIRE<5105.T>が小幅高。みずほ証券は、次期中計での各種戦略を見極めると指摘。投資判断は「中立」を継続し、目標株価は2650円→2860円に引き上げた。

 みずほでは、業績が米国におけるWLTR(ワイドライトトラック用タイヤ)の増販やそれに伴う製品構成良化により拡大すると予想している。短期的には米国関税影響が懸念点だが、主力のWLTRは現地生産されており相対的な影響は小さいとみている。一方、株式市場の期待値をさらに高めるには、26/12期を初年度とする次期中計における成長・財務戦略を見極める必要があると考えている。

★13:58  浜木綿-4日ぶり反発 3Q累計営業益13%減も悪材料出尽くし
 浜木綿<7682.T>が4日ぶり反発。同社は10日、25.7期3Q累計(8-4月)の営業利益は1.8億円(前年同期比13.4%減)だったと発表した。増収となったものの、売上原価や販管費の増加が響いた。

 なお株価は、悪材料出尽くしとなり、買いが優勢となっている。


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マーケットデータ
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NYダウ 42,865.77 -1.10
ナスダック総合 19,615.88 -99.11
ドル/円 143.80 -0.80
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