前場コメント No.1 霞ヶ関キャ、古野電、QDレーザ、オンコリス、DLE、プログリット

2025/07/10(木) 11:31
★9:00  霞ヶ関キャピタル-買い気配 霞ヶ関ホテルリートの上場承認 8月13日予定
 霞ヶ関キャピタル<3498.T>が買い気配。同社は9日、霞ヶ関ホテルリート投資法人の投資口のについて、東京証券取引所不動産投資信託証券市場(REIT)への上場承認を得たと発表した。
 
 上場予定日は8月13日。同社は「fav」「FAV LUX」「edit x seven」「seven x seven」などのブランドでホテルを展開している。REITの新規上場は4年ぶりとなる。

★9:01  古野電気-買い気配 1Q営業益31%増 新造船向け販売の増加など寄与
 古野電気<6814.T>が買い気配。同社は9日、26.2期1Q(3-5月)の連結営業利益は34.4億円(前年同期比30.8%増)だったと発表した。

 主力の舶用事業において、商船市場での代替燃料船需要による造船会社の高い手持ち工事量を背景に新造船向け販売が増加した。既存船のリプレイス需要や保守サービス需要が好調に推移したことなども寄与した。

★9:01  QDレーザ-買い気配 今後10年間で売上高10倍めざす
 QDレーザ<6613.T>が買い気配。同社は9日、中小企業庁が推進する取り組み「100億宣言」に参画し、今後10年間で売上高を10倍の100億円規模へと成長させるビジョン「10 by 10 to 100」を策定したと発表した。

 目標達成に向け、量子ドットレーザの本格的な量産体制の構築と稼働、シリコンフォトニクスに加え新たな先端分野への応用に取り組むとしている。

★9:01  オンコリス-買い気配 アルツハイマー病創薬財団が「OBP-601」開発に500万ドル支援
 オンコリスバイオファーマ<4588.T>が買い気配。同社は10日8時、パイプライン「OBP-601」について、アルツハイマー病創薬財団から開発資金の支援を受けることが決定したと発表した。

 「OBP-601」については、同社とトランスポゾンがライセンス契約を締結しており、トランスポゾンの全額費用負担で開発が進行している。今回、同財団よりアルツハイマー病治療に対して有望であると判断され、トランスポゾンは約500万ドルの投資を受けることとなった。トランスポゾンは今回の資金を活用してアルツハイマー病に対するフェーズ2試験を2025年第4四半期に開始する計画としている。

★9:01  DLE-買い気配 日本アジア投資と業務提携 AIスタジオ開設へ
 ディー・エル・イー<3686.T>が買い気配。同社は9日、日本アジア投資<8518.T>と業務提携すると発表した。
 
 日本の文化である「アニメ」を海外へ届けることを主眼とし、同社が行うIP(著作権、商標権などの知的財産権)を活用した映像コンテンツおよびグッズ、イベント等のプロデュース、マーケティング・サービスにおいて、双方が取り組むWeb3事業および地方活性化・地方創生、海外事業を通じた両者の発展に向けて、日本アジア投資および日本アジア投資が組成・運営するファンドの投資先企業との事業連携をめざすという。
 
 (1)IP取得のため両社の協働によるファンドの組成・運営(2)IPを利用した映像コンテンツおよびグッズ、イベントなどにおける地方活性化・地方創生事業での協業や(3)海外(特にアジア)における事業展開での協業を行う。また、(1)から(3)に関するAIを駆使した取り組みを行うとし、AIスタジオ開設も決定したとしている。

★9:02  プログリット-売り気配 社長が上限25万株の同社株売却へ 流通株式比率向上のため
 プログリット<9560.T>が売り気配。同社は9日、同社代表取締役社長の岡田祥吾氏が、流通株式比率向上を目的に保有する同社株式の一部を処分すると発表した。

 売却処分株式数は上限25万株。発行済株式総数に対する割合は1.98%となる。株式売却の委託契約先は大和証券。委託期間は7月10日~10月10日としており、取引一任契約に基づき東京証券取引所における市場売却にて行うとしている。

 なお、株価は需給悪化への懸念から売りが優勢となっている。

★9:02  プログリット-売り気配 3Q累計営業益40%増 社長による株式処分を嫌気
 プログリット<9560.T>が売り気配。同社は9日、25.8期3Q累計(9-5月)の営業利益は10.5億円(前年同期比40.4%増)だったと発表した。通期計画に対する進ちょく率は97.7%。

 英語コーチングサービス、サブスクリプション型英語学習サービスの増収などが寄与した。追加投資をしたうえで、営業利益は業績予想を超過する見込みとしている。期末配当予想については、従来の18円から19円(前期末は13円)に引き上げた。年間配当予想も同額となる。

 なお、株価は社長による株式処分の発表を嫌気した売りが優勢となっている。


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