後場コメント No.1 ウイングアーク、データSEC、unerry、ベクトル、東京通信、ドリコム

2025/07/10(木) 15:31
★12:30  ウイングアーク-後場売り気配 1Q営業益13%減 人件費増加など響く 通期営業益は上方修正
 ウイングアーク1st<4432.T>が後場売り気配。同社は10日12時、26.2期通期の連結営業利益予想(IFRS)を従来の89.0億円から89.5億円(前期比8.9%増)に上方修正すると発表した。市場コンセンサスは93.0億円。
 
 6月末にウイングアークNEXを完全子会社化し、連結対象としたことから従来予想を上回る見通し。

 26.2期1Q(3-5月)の連結営業利益は21.0億円(前年同期比13.1%減)だった。帳票・文書管理ソリューション、データエンパワーメントソリューションともに売上高は増加した。一方、人員の増加による人件費や外注費の増加により減益となった。市場コンセンサスは22.4億円。

 なお、株価は1Qの減益着地や小幅な上方修正を受けて売りが優勢となっている。

★12:32  データセクション-後場買い気配 AIデータセンターサービスの大口利用契約締結
 データセクション<3905.T>が後場買い気配。同社は10日12時、業務提携先であるナウナウジャパン(東京都中央区)を通じて、間接的に、世界最大規模のクラウドサービスプロバイダーである顧客との間で、AIデータセンターサービスにかかる大口の利用契約を締結したと発表した。
 
 契約金額は年間1億3534万2000米ドル、売り上げは2025年9月から期間按分計上する。同件顧客の意向かつ守秘義務により、同件顧客の企業情報は非開示とした。

★12:34  unerry-後場プラス転換 NTTドコモとマーケティング支援などの取り組み検討を開始
 unerry<5034.T>が後場プラス転換。同社は10日12時、NTT<9432.T>傘下のNTTドコモと、自治体や企業の抱える社会課題の解決およびマーケティングを支援する取り組みの検討を開始すると発表した。

 同社からドコモグループへのデータ連携が実現すれば、ドコモの持つ「モバイル空間統計」に代表される広域なカバレッジを持つ基地局データなどのマクロな位置情報データと、同社が持つ「Beacon Bank」のGPSデータやビーコンデータのリアルタイムでミクロな位置情報データの連携が強化される。データ連携の実現に向けて2025年12月までをめどに検討を進めるとしている。

★12:36  ベクトル-4日続伸 子会社が「AIタレント運用型広告」提供開始
 ベクトル<6058.T>が4日続伸。同社は10日11時30分、子会社のオフショアカンパニーが、日本初のAIタレント動画生成サービス「AvaMo(アバモ)」において、従来のタレントを用いた動画広告の制作プロセスを根底から覆す、「AIタレント運用型広告」の提供を開始すると発表した。
 
 従来の広告制作は、企画・キャスティング・撮影・編集・納品・効果検証といった工程が分断され、クリエイティブの改善には多大なコストと時間がかかる非効率な構造にあったという。「AvaMo」は、AIタレントを用いて動画広告のPDCAを高速で回せる、全く新しい広告運用モデルを実現するとしている。

★12:42  東京通信-後場下げ幅拡大 6月度の営業利益2800万円 前月比では減少
 東京通信グループ<7359.T>が後場下げ幅拡大。同社は10日12時、6月度の売上高は速報値で5億4000万円(前年同月比17.6%増)だったと発表した。営業損益は2800万円の黒字(前年同月は3700万円の赤字)となった。

 なお、5月度の売上高は5億6100万円(同19.0%増)、営業損益が4300万円の黒字(同4000万円の赤字)だった。6月実績が前月比で減少したことを受け、株価は売りが優勢となっている。

★12:48  ドリコム-4日続伸 ゲーム開発専用AI SaaSプラットフォーム「ai and」をアップデート
 ドリコム<3793.T>が変わらず挟み4日続伸。同社は10日、ゲーム開発専用AI SaaSプラットフォーム「ai and(アイアンド)」において複数の機能のアップデートを行ったと発表した。
 
 プロダクトの一つ「ai andインサイト」の多様なユーザーボイスを分析し、自動的にアクションプランを作成する仕組みは特許出願中としている。



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