前場コメント No.6 物語コーポ、ベル24HD、川重、ネクステージ、メタプラネット

2025/07/10(木) 11:31
★10:27  物語コーポ-反落 2月度の既存店売上高1.7%増 前月比では伸び率鈍化

 物語コーポレーション<3097.T>が反落。同社は9日、2月度の既存店売上高(国内直営店+FC店)は速報値で前年同月比2.7%増だったと発表した。前月比では9.0ポイント低下した。客数は前年同月比0.3%減となった。

★10:29  ベルシステム24-7日ぶり反落 1Q営業益11%増もコンセンサス下回る
 ベルシステム24ホールディングス<6183.T>が7日ぶり反落。同社は9日、26.2期1Q(3-5月)の連結営業利益(IFRS)は28.9億円(前年同期比11.1%増)だったと発表した。市場コンセンサスは30.6億円。

 クライアント企業への価格転嫁の着実な実行などに加え、前年度の拠点整理によるオフィス賃料・水道光熱費の減少もあり、収益性が改善。設備関係費を中心に幅広くコスト削減を実行し、販管費が減少したことも寄与した。

 なお、株価はコンセンサス予想を下回る結果となったことで、売りが優勢となっている。

★10:34  川崎重工業-SMBC日興が目標株価を引き上げ 今後の評価改善余地は大きいと指摘
 川崎重工業<7012.T>が反発。SMBC日興証券では、同業他社比で依然割安感が強い、今後の評価改善余地は大きいと指摘。投資評価を「1(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価は9400円→13100円に引き上げた。

 SMBC日興では、地政学リスクの高まりで防衛関連銘柄への長期成長期待が高まったと判断し基準年度を26/3期→28/3期に変更。シクリカル性の高さや事業再編への課題から評価の改善余地が大きいことに加え、同業他社比でEV/EBITDAは割安であり引き続き推奨している。カタリストは、(1)8月末の防衛省2026年度概算要求、(2)PS&E事業の需要回復、(3)事業再編、の3点を挙げた。

★10:47  ネクステージ-MSMUFGが目標株価引き上げ 高成長=バリュエーションの復活の狼煙
 ネクステージ<3186.T>が反発。モルガン・スタンレーMUFG証券では、バリュエーションは過去の高成長期待が復活してくると予想。投資判断は「Overweight」を継続し、目標株価を2300円→3100円に引き上げた。

 MSMUFGでは、今期は小売インセンティブ制度復活により着実に収益力が改善してきており、業績本格回復を強く株式市場に印象付けるとみている。26.11期営業利益は過去最高を更新すると見込んでおり、大型総合店出店による安定成長入りした18.11期以降の高成長期待によるヒストリカル平均PER18倍の評価を今後徐々に取り戻すと予想している。

★10:53  メタプラネット-反発 ビットコインが最高値更新 一時11万2000ドル台に
 メタプラネット<3350.T>が反発。ビットコイン価格の上昇が材料視されている。

 ビットコイン価格は10日、一時11万2000ドル台を付け、過去最高値を更新した。5月下旬以来、約1カ月半ぶりの高値更新となった。
 
 ビットコイン投資を行っている同社のほか、暗号資産関連ではリミックスポイント<3825.T>、バリュークリエーション<9238.T>、セレス<3696.T>なども高い。8日に新たに暗号資産投資事業を開始すると発表したTORICO<7138.T>は、きのうに続きストップ高買い気配となっている。


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