前場コメント No.13 東和薬品、雪印メグ、TOYOTIRE、クラレ、巴コーポ、ZACROS

2025/08/08(金) 11:30
★10:56  東和薬品-急落 1Q最終益54%減 デリバティブ評価損の計上など響く
 東和薬品<4553.T>が急落。同社は7日、26.3期1Q(4-6月)の連結純利益は25.1億円(前年同期比54.3%減)だったと発表した。

 グループ会社である三生医薬のセールスミックスの悪化、米国および欧州BtoBで一部製品の売り上げが悪化したことや、円高進行、デリバティブ評価損の計上などが響いた。

★11:05  雪印メグミルク-急落 1Q営業益40%減 経費の増加や価格改定による物量減少響く
 雪印メグミルク<2270.T>が急落。同社は8月8日11時に、26.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は34.8億円(前年同期比39.7%減)だったと発表した。

 各種コストアップに対応した価格改定によるプラス効果があった一方、ブランド浸透諸施策や100周年記念イベント実施による経費の増加、前年度に発生した他社のシステムトラブルによる一時的な物量増加の反動、同社が先行して価格改定を行ったカテゴリーにおける想定以上の物量減少などが影響した。

★11:06  TOYO TIRE-急騰 通期営業益を上方修正 記念配も実施へ
 TOYO TIRE<5105.T>が急騰。同社は8日11時、25.12期通期の連結営業利益予想を従来の850億円から900億円(前期比4.2%減)に、期末配当予想を65円から70円(前期末は70円)に上方修正すると発表した。

 最近の業績動向を踏まえ、通期の見通しを引き上げた。期末配当については、創立80周年を迎えたことによる記念配当5円を実施する。年間配当予想は130円(前期は120円)となる。

 25.12期上期(1-6月)の連結営業利益は482億円(前年同期比1.3%増)だった。上期の会社計画380億円を上回った。海上運賃高騰の影響および原材料価格が想定を下回った。重点商品の販売が好調だったことも寄与した。

★11:09  クラレ-マイナス転換 通期営業益を下方修正 上期は計画下回る
 クラレ<3405.T>がマイナス転換。同社は8日11時、25.12期通期の連結営業利益予想を従来の900億円から750億円(前期比11.8%減)に下方修正すると発表した。足もとの事業動向および不確実性の高まっている経済環境を踏まえた。

 25.12期上期(1-6月)の連結営業利益は263億円(前年同期比42.2%減)だった。上期の会社計画の380億円を下回った。ビニルアセテート関連事業で欧州経済の低迷などにより想定したほど販売数量が増えなかったことや在庫調整のための減産を実施したこと、活性炭事業で顧客の設備投資遅れにより製品納入時期が3Q以降に期ずれしたことなどが響いた。
  

★11:10  巴コーポ-下げ幅拡大 1Q営業益13%減 完成工事高の減少など響く
 巴コーポレーション<1921.T>が下げ幅拡大。同社は8日11時、26.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は7.3億円(前年同期比12.7%減)だったと発表した。受注高は前年同期を上回った。一方、完成工事高の減少や販管費の増加などにより減益となった。

★11:10  ZACROS-急騰 1株を4株に分割 基準日は9月30日
 ZACROS<7917.T>急騰。同社は7日、株式分割を行うと発表した。9月30日を基準日として、1株につき4株の割合をもって分割する。

★11:10  ZACROS-急騰 1Q営業益は前年同期並み 株式分割も発表
 ZACROS<7917.T>が急騰。同社は7日、26.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は34.6億円(前年同期比0.6%減)だったと発表した。増収となったものの、人件費の増加、原材料価格やエネルギー・輸送コストの高騰、減価償却費の増加などが響いた。市場コンセンサスは24.8億円。

 なお、株価はコンセンサス予想を上回る結果となったことや、同日発表された株式分割が好感され、買いが優勢となっている。


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