前場コメント No.7 いい生活、カカクコム、楽天G、日本製鉄、QPS研究、任天堂

2025/08/26(火) 11:32
★10:27  いい生活-底堅い 7月度の売上高13%増
 いい生活<3796.T>が底堅い。同社は25日、7月度の売上高は速報値で2億7600万円(前年同月比13.0%増)だったと発表した。サービス別では、サブスクリプションは2億2300万円、ソリューションが5300万円となった。

★10:32  カカクコム-底堅い 新サービス「食べログインバウンドMEO」を提供開始
 カカクコム<2371.T>が底堅い。同社は26日10時、運営するレストラン検索・予約サービス「食べログ」が、業界最大級のインバウンドビジネスメディア「訪日ラボ」および店舗向け集客一元化プラットフォーム「口コミコム」を運営するmov(東京都渋谷区)と協業し、地図アプリ上の店舗情報更新や、運営する複数店舗の口コミを集約できる新サービス「食べログインバウンドMEO」の提供を開始すると発表した。
 
 同サービスでは、食べログの店舗管理画面上でお店の情報を更新すると、食べログの店舗情報と同じ内容がGoogleマップに表示される店舗情報(Googleビジネスプロフィール)に反映される。Googleビジネスプロフィールには日本語と自動翻訳した外国語で反映されるため、Googleマップで店探しをする訪日客に、店舗情報を効果的に伝えることができるとしている。
 

★10:36  楽天G-野村が投資判断引き上げ モバイルサービス収入が想定通り推移する確度高まった
 楽天グループ<4755.T>が大幅反発。野村証券では、モバイルサービス収入が中期的に想定通り推移する確度が高まったと判断。投資判断を「Neutral」→「Buy」に、目標株価を902円→1085円へそれぞれ引き上げた。

 野村では、楽天モバイルのモバイルサービス収入が中期的に想定通りに推移する確度が高まったと判断。目標株価設定の基準年を27.12期から28.12期に変更し、モバイル事業EBITDAの伸長を目標株価に反映した。内部資金拡大で25.12期上期に個人向け社債を償還し、25年8月に個人向け社債を新規発行するなど財務リスクも管理できていると評価。保有するAST SpaceMobile株式価値は時価で2030億円(前回1069億円)と評価し、積み上げ方式の目標株価を引き上げた。今後も注目点はモバイルサービスの増収ペースとしている。

★10:43  日本製鉄-底堅い USスチール最大の高炉を26年に改修 4600億円投資=日経
 日本製鉄<5401.T>が底堅い、日本経済新聞電子版は26日10時30分、2026年に傘下のUSスチールがインディアナ州に持つUSスチール最大の高炉を改修すると報じた。
 
 記事によると、投資額は高炉や周辺設備を含めて31億ドル(約4600億円)。25日にジョージア州で開催されたイベントでUSスチールのデビッド・ブリット最高経営責任者(CEO)が計画の一部を明らかにしたという。両社は8月末までに買収完了後の具体的な投資計画を策定中で「詳細は近く公表できる」(ブリット氏)としている。
 

★10:43  QPS研究所-SMBC日興が目標株価を引き上げ 海外防衛案件の取り込みが今後のカタリスト
 QPS研究所<5595.T>が大幅続伸。SMBC日興証券では、海外防衛案件の取り込みが今後のカタリストと指摘。投資評価は「1(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価は1800円→2600円に引き上げた。

 SMBC日興では、25/5期決算を反映。防衛省の衛星コンステレーション予算の影響を分析し予想に織り込んだ。28年4月から本格運用が始まること、それに伴い、業績が安定的に黒字化することを鑑みた。衛星コンステレーションの業績への影響に関しては、26/5期、27/5期は、コンステレーション予算の立ち上がりが、前回予想よりも緩やかであり下方修正。それ以降はコスト予想を見直したため上方修正とした。海外防衛案件向けは、28/5期から本格化し、徐々に拡大。撮影キャパに対する販売比率は52%程度であり、コストを増やさずに売上を拡大する余地はまだあると考えた。

★10:51  任天堂-野村が目標株価引き上げ 主力IP周年や映画公開などカタリスト豊富
 任天堂<7974.T>が続落。野村証券では、主力IPの周年や映画公開などカタリストは豊富と判断。投資判断は「Buy」を継続し、目標株価を14800円→17000円に引き上げた。

 野村では、決算後取材やパイプラインの動向を踏まえ業績予想を上方修正。1Q決算ではSwitch 2の利益率が想定を上回り、さらにSwitch向けソフトの販売が底堅く推移したことから予想を大きく上回る営業利益だったとコメントした。今後は映画展開などとのシナジー効果発揮や、主力IPの周年到来に伴う各種施策発表などカタリストが豊富な局面であり、Switch2の普及も相まって中期的な利益成長に期待できると想定。短期的には「スーパーマリオブラザーズ」40周年に係る発表やNintendo Directなどの内容に注目としている。


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