前場コメント No.2 セック、ファーマフーズ、芦森工、三菱電、五洋建、きんえい

2025/09/09(火) 11:31
★9:01  セック-買い気配 1株を2株に分割 基準日は9月30日 実質増配へ
 セック<3741.T>が買い気配。同社は8日、株式分割を行うと発表した。9月30日を基準日として、1株につき2株の割合をもって分割する。

 これに伴い、期末配当予想は56円(分割前換算で112円)に変更した。従来予想は111円のため、実質増配となる。

★9:01  ファーマフーズ-買い気配 前期営業益を上方修正 収益性高い製品への広告投資が寄与
 ファーマフーズ<2929.T>が買い気配。同社は8日、25.7期通期の連結営業利益予想を従来の20.0億円から23.0億円(前期比55.0%減)に上方修正すると発表した。

 連結子会社の明治薬品で先行投資を強化した一方で、同社単体では収益性の高い製品への広告投資を優先した。この結果、当初想定を上回る営業利益を計上する見通しとなった。

★9:02  芦森工業-3日ぶり反発 MI2の保有割合増加 18.27%→19.73%
 芦森工業<3526.T>が3日ぶり反発。同社について、MI2(東京都渋谷区)が保有株を買い増した。9月8日受付分の変更報告書(5%ルール)で判明した。同社および共同保有者である村上貴輝氏、MI5、MI1の保有割合は18.27%→19.73%となる。

★9:02  三菱電機-4日続伸 希望退職を実施 次世代への継承推進のため
 三菱電機<6503.T>が4日続伸。同社は8日、従業員を対象としたネクストステージ支援制度特別措置を実施すると発表した。

 希望退職者の募集人員に関して人数は定めない。対象者は2026年3月15日時点で、満53歳以上かつ勤続3年以上が経過した正社員および定年後再雇用者となる。募集期間は25年12月15日~26年1月9日。ビジネスモデルの変革や経営体質の強靭化をグループ全体で推進しているが、中長期的な企業価値の向上には人員構成上の課題に対処し、次世代への継承推進が必要と認識したとしている。

★9:03  五洋建設-野村が目標株価引き上げ 国内建築・土木とも受注好調
 五洋建設<1893.T>が続伸。野村証券では、国内建築・土木とも受注好調、建築は粗利率改善と判断。投資判断「Buy」を継続、目標株価を1080円→1350円と引き上げた。

 野村の業績予想は、建築や土木での売上見通しを増額したほか、建築での粗利率の見方を引き上げ、26.3期以降の営業利益予想を増額した。建築、土木とも民間向けの大型案件の受注獲得が順調、土木では防衛関連等の海上工事の受注拡大も27.3期以降見込まれる。建築では競争緩和による選別受注により粗利率改善を予想。国内単体を中心に防衛やデータセンター、再エネ関連などで中長期で利益成長ポテンシャルが大きいと考えている。

★9:03  きんえい-続伸 通期営業益を上方修正 2Qに「鬼滅の刃」などヒット作品が寄与
 きんえい<9636.T>が変わらず挟み続伸。同社は8日、26.1期通期の営業利益予想を従来の2.2億円から2.3億円(前期比18.4%減)に上方修正すると発表した。

 2Qに、シネマ・アミューズメント事業において“国宝”“『劇場版「鬼滅の刃」無限城編』第一章 猗窩座再来”などの想定を超えてヒットした作品が寄与したこともあり、売上高は当初の予想を上回ったほか、経費全般にわたり抑制に努めたことも踏まえた。


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