前場コメント No.5 VIS、ファルコム、住友鉱、メドレックス、久光薬、住友林
★9:08 VIS-反発 東京慈恵会医科大学と共同研究開始
Veritas In Silico<130A.T>が反発。同社は24日、東京慈恵会医科大学総合医科学研究センター再生医学研究部と、医薬品を効率的に標的臓器へ投与することにより、主作用の亢進、副作用の低減、医薬品使用量の削減を達成する抜本的な新規治療法・薬剤投与法の開発を目的とした共同研究の実施について合意し、共同研究契約の締結に至ったと発表した。期間は、2025年4月1日~2028年3月31日までの3年間。
本件共同研究では、医薬品を標的臓器に効率よく投与することにより主作用を最大化しながら副作用を最小限に抑えつつ、使用量を削減し、高い治療効果を維持できる新規治療法・薬剤投与法の開発をめざす。同社は、治療コンセプトの概念実証に用いる医薬品候補物質のデザインと合成ならびにin vitro評価(生体由来の細胞や組織を用いて、培養器や試験管内などの人工的な環境で行う評価方法)を担うとしている。
Veritas In Silico<130A.T>が反発。同社は24日、東京慈恵会医科大学総合医科学研究センター再生医学研究部と、医薬品を効率的に標的臓器へ投与することにより、主作用の亢進、副作用の低減、医薬品使用量の削減を達成する抜本的な新規治療法・薬剤投与法の開発を目的とした共同研究の実施について合意し、共同研究契約の締結に至ったと発表した。期間は、2025年4月1日~2028年3月31日までの3年間。
本件共同研究では、医薬品を標的臓器に効率よく投与することにより主作用を最大化しながら副作用を最小限に抑えつつ、使用量を削減し、高い治療効果を維持できる新規治療法・薬剤投与法の開発をめざす。同社は、治療コンセプトの概念実証に用いる医薬品候補物質のデザインと合成ならびにin vitro評価(生体由来の細胞や組織を用いて、培養器や試験管内などの人工的な環境で行う評価方法)を担うとしている。
★9:08 日本ファルコム-4日ぶり反落 期末配当予想を増額 記念配実施へ
日本ファルコム<3723.T>が4日ぶり反落。同社は24日、25.9期の期末配当予想を従来予想の10円から20円(うち記念配10円、前期末は20円)に上方修正すると発表した。年間配当予想も同額となる。
「軌跡シリーズ」の原点である第1作「英雄伝説 空の軌跡FC(ファーストチャプター)」をフルリメイクした「空の軌跡 the 1st」の発売と、「軌跡シリーズ」の世界累計販売本数が900万本を突破したことを記念し、記念配を実施するとしている。
なお、株価への好影響は限定的となっている。
日本ファルコム<3723.T>が4日ぶり反落。同社は24日、25.9期の期末配当予想を従来予想の10円から20円(うち記念配10円、前期末は20円)に上方修正すると発表した。年間配当予想も同額となる。
「軌跡シリーズ」の原点である第1作「英雄伝説 空の軌跡FC(ファーストチャプター)」をフルリメイクした「空の軌跡 the 1st」の発売と、「軌跡シリーズ」の世界累計販売本数が900万本を突破したことを記念し、記念配を実施するとしている。
なお、株価への好影響は限定的となっている。
★9:10 住友金属鉱山-急騰 米フリーポートの不可抗力事態宣言を材料視か
住友金属鉱山<5713.T>が急騰。9月24日の米市場で米資源フリーポート・マクモランの株価が急落したことなどが材料。
9月初めにインドネシアのグラスバーグ鉱山で土砂崩れによる死亡事故が発生し、同鉱山の操業を停止したが、これについて不可抗力事態(フォース・マジュール条項)宣言をしたことが売り材料となった一方、競合のグレンコアの株価は上昇した。
上記の流れを受けて、同社も買いが先行する展開となっている。銅価格の上昇からDOWAホールディングス<5714.T>、三菱マテリアル<5711.T>も高い。
住友金属鉱山<5713.T>が急騰。9月24日の米市場で米資源フリーポート・マクモランの株価が急落したことなどが材料。
9月初めにインドネシアのグラスバーグ鉱山で土砂崩れによる死亡事故が発生し、同鉱山の操業を停止したが、これについて不可抗力事態(フォース・マジュール条項)宣言をしたことが売り材料となった一方、競合のグレンコアの株価は上昇した。
上記の流れを受けて、同社も買いが先行する展開となっている。銅価格の上昇からDOWAホールディングス<5714.T>、三菱マテリアル<5711.T>も高い。
★9:16 メドレックス-買い気配 Bondlidoが米国で販売承認取得
メドレックス<4586.T>が買い気配。同社は25日8時50分、デ・ウエスタン・セラピテクス研究所<4576.T>と米国で共同開発してきたMRX5LBT(リドカインテープ剤、商標名Bondlido)について、米国食品医薬品局(FDA)より、成人の帯状疱疹後の神経疼痛を適応として販売承認を取得したと発表した。
Bondlidoは、イオン液体を利用した当社の独自技術ILTS(Ionic Liquid Transdermal System)を用いた新規のリドカインテープ剤であり、リドカインパップ剤Lidodermの市場をターゲットとし、さらなる新規市場への拡大もめざして開発した製品だという。米国におけるリドカイン貼付剤市場は、2024年において約240億円と推計されているという。
今後は、販売提携先の選定などの上市準備を進めて、2026年前半に米国での販売を開始する計画としている。
DWTIも高い。
メドレックス<4586.T>が買い気配。同社は25日8時50分、デ・ウエスタン・セラピテクス研究所<4576.T>と米国で共同開発してきたMRX5LBT(リドカインテープ剤、商標名Bondlido)について、米国食品医薬品局(FDA)より、成人の帯状疱疹後の神経疼痛を適応として販売承認を取得したと発表した。
Bondlidoは、イオン液体を利用した当社の独自技術ILTS(Ionic Liquid Transdermal System)を用いた新規のリドカインテープ剤であり、リドカインパップ剤Lidodermの市場をターゲットとし、さらなる新規市場への拡大もめざして開発した製品だという。米国におけるリドカイン貼付剤市場は、2024年において約240億円と推計されているという。
今後は、販売提携先の選定などの上市準備を進めて、2026年前半に米国での販売を開始する計画としている。
DWTIも高い。
★9:17 久光製薬-野村が新規「Neutral」 次なる中期成長ドライバーを待つ段階
久光製薬<4530.T>がもみ合い。野村証券では、次なる中期成長ドライバーを待つ段階と判断。投資判断は新規に「Neutral」とし、目標株価4300円でカバレッジを開始した。
野村では、25年内にOTC類似薬の保険適用除外が目指されるなか、同社業績への影響に関心が集まっていると説明。規制強化を織り込み27.2期は減益を予想するが、27.2期基準の中期成長性を加味して「Neutral」とした。開発中の創薬基盤の業績貢献が確認できれば、中期成長性にも再評価の余地が出てくるとみている。
久光製薬<4530.T>がもみ合い。野村証券では、次なる中期成長ドライバーを待つ段階と判断。投資判断は新規に「Neutral」とし、目標株価4300円でカバレッジを開始した。
野村では、25年内にOTC類似薬の保険適用除外が目指されるなか、同社業績への影響に関心が集まっていると説明。規制強化を織り込み27.2期は減益を予想するが、27.2期基準の中期成長性を加味して「Neutral」とした。開発中の創薬基盤の業績貢献が確認できれば、中期成長性にも再評価の余地が出てくるとみている。
★9:20 住友林業-大幅高 8月米新築住宅販売20.5%増 市場予想を大幅に上回る
住友林業<1911.T>が大幅高。9月24日に発表された8月の米新築住宅販売が前月比20.5%増となり、市場予想の0.3%減を大幅に上回ったことが材料。
同日配信されたブルームバーグ通信の記事によれば、住宅建設業者による積極的な値引きや販売インセンティブが購入意欲を後押ししたもようだとしている。
上記を受けて、米住宅事業を手がけている同社に買いが入っている。
住友林業<1911.T>が大幅高。9月24日に発表された8月の米新築住宅販売が前月比20.5%増となり、市場予想の0.3%減を大幅に上回ったことが材料。
同日配信されたブルームバーグ通信の記事によれば、住宅建設業者による積極的な値引きや販売インセンティブが購入意欲を後押ししたもようだとしている。
上記を受けて、米住宅事業を手がけている同社に買いが入っている。
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