前場コメント No.3 富士通、ネクセラファーマ、ソニーFG、アドソル、アイチコーポ、NTT
★9:03 富士通-3日続落 産総研と量子技術の国際的な産業競争力の強化に関し連携
富士通<6702.T>が3日続落。同社は29日、産業技術総合研究所(東京本部 東京都千代田区)の量子・AI融合技術ビジネス開発グローバル研究センターと、量子技術における国際的な産業競争力の強化に関する連携協定を締結したと発表した。
協定では、量子コンピュータ関連技術や製造設備・評価設備などの双方の資源を有効に活用し、研究開発や人材交流などを行う。量子コンピュータに関連する国内の部品メーカーなども含めた、国内の量子産業全体の国際的なサプライチェーンの構築をめざすとしている。
なお、株価へのポジティブな反応は限定的だ。
富士通<6702.T>が3日続落。同社は29日、産業技術総合研究所(東京本部 東京都千代田区)の量子・AI融合技術ビジネス開発グローバル研究センターと、量子技術における国際的な産業競争力の強化に関する連携協定を締結したと発表した。
協定では、量子コンピュータ関連技術や製造設備・評価設備などの双方の資源を有効に活用し、研究開発や人材交流などを行う。量子コンピュータに関連する国内の部品メーカーなども含めた、国内の量子産業全体の国際的なサプライチェーンの構築をめざすとしている。
なお、株価へのポジティブな反応は限定的だ。
★9:04 ネクセラファーマ-6日ぶり反発 アッヴィとの創薬提携で約15億円のマイルストン受領へ
ネクセラファーマ<4565.T>が6日ぶり反発。同社は30日8時30分、アッヴィ(米国)との神経疾患における複数のターゲットを対象とした創薬提携において研究段階における、2番目の重要なマイルストンを達成したと発表した。
この成果により、同社は1000万米ドル(約14億9200万円)を受領することになるという。同マイルストンは、その大半を2025年に、残りを2026年以降に収益計上する予定。同社の収益は、IFRSの収益認識に関する会計基準に基づき、履行義務の充足に応じて認識するとしている。
ネクセラファーマ<4565.T>が6日ぶり反発。同社は30日8時30分、アッヴィ(米国)との神経疾患における複数のターゲットを対象とした創薬提携において研究段階における、2番目の重要なマイルストンを達成したと発表した。
この成果により、同社は1000万米ドル(約14億9200万円)を受領することになるという。同マイルストンは、その大半を2025年に、残りを2026年以降に収益計上する予定。同社の収益は、IFRSの収益認識に関する会計基準に基づき、履行義務の充足に応じて認識するとしている。
★9:04 ソニーFG-MSMUFGが新規「Equal-weight」 独自ポジションを確立できる可能性が高い
ソニーフィナンシャルグループ<8729.T>が続伸。モルガン・スタンレーMUFG証券では、総合力とグループ連携をレバレッジさせ金融業界で独自のポジションを確立できる可能性が高いと判断。投資判断は新規に「Equal-weight」とし、目標株価180円でカバレッジを開始した。
MSMUFGでは、同社は過去5年の間に事業モデルを進化(生保事業における商品とチャネル戦略の進化など)させてきたと説明。また、金融とエンターテインメントおよびテクノロジーの親和性は高く、同社もソニーグループのIT技術を活用を進めてきたが、今後もさらなる進展が期待できるとした。したがって同社が新たな総合金融グループの一角として独自性を発揮するとの認識が株式市場に広がれば、株式のプレミアム評価が高まると考えている。
ソニーフィナンシャルグループ<8729.T>が続伸。モルガン・スタンレーMUFG証券では、総合力とグループ連携をレバレッジさせ金融業界で独自のポジションを確立できる可能性が高いと判断。投資判断は新規に「Equal-weight」とし、目標株価180円でカバレッジを開始した。
MSMUFGでは、同社は過去5年の間に事業モデルを進化(生保事業における商品とチャネル戦略の進化など)させてきたと説明。また、金融とエンターテインメントおよびテクノロジーの親和性は高く、同社もソニーグループのIT技術を活用を進めてきたが、今後もさらなる進展が期待できるとした。したがって同社が新たな総合金融グループの一角として独自性を発揮するとの認識が株式市場に広がれば、株式のプレミアム評価が高まると考えている。
★9:04 アドソル日進-反発 映像分析技術に関する特許を新たに取得
アドソル日進<3837.T>が反発。同社は29日、位置検知ソリューションに活用する「映像分析技術」に関する特許を新たに取得したと発表した。
監視カメラにAIを組み合わせた「AIカメラ」は、人物の識別 ・記録を伴うため、個人情報の収集が制限される場合や、防護服の着用などで個人特定が難しい環境では活用が困難だったという。
今回取得した特許は、こうした課題を解決し、膨大な監視カメラの映像と人やモノの位置情報を記録するセンサー情報を組み合わせて、必要な映像を自動で抽出・再生する技術だという。個人情報取得に伴う制約がなくなり、工場や倉庫内のトラブル原因の特定を早期化できるため、ライン停止時間の短縮による歩留まり率の改善や、作業分析の効率化による生産性向上・品質向上などに寄与するとした。
アドソル日進<3837.T>が反発。同社は29日、位置検知ソリューションに活用する「映像分析技術」に関する特許を新たに取得したと発表した。
監視カメラにAIを組み合わせた「AIカメラ」は、人物の識別 ・記録を伴うため、個人情報の収集が制限される場合や、防護服の着用などで個人特定が難しい環境では活用が困難だったという。
今回取得した特許は、こうした課題を解決し、膨大な監視カメラの映像と人やモノの位置情報を記録するセンサー情報を組み合わせて、必要な映像を自動で抽出・再生する技術だという。個人情報取得に伴う制約がなくなり、工場や倉庫内のトラブル原因の特定を早期化できるため、ライン停止時間の短縮による歩留まり率の改善や、作業分析の効率化による生産性向上・品質向上などに寄与するとした。
★9:04 アイチコーポ-反発 海外開拓へ4割増産 群馬県に新工場=日経
アイチ コーポレーション<6345.T>が反発。日本経済新聞電子版は29日19時01分、同社が2026年に作業車の生産能力を約4割増やすと報じた。
記事によれば、同社の中沢俊一社長が取材で明らかにしたようだ。群馬県に3拠点目となる新工場を稼働させ、大株主の伊藤忠商事<8001.T>のネットワークを使って電線や通信線など海外のインフラ工事の需要を開拓するもよう。欧米や中国勢が席巻する高所作業車の世界市場でシェア10位入りを狙うとしている。
アイチ コーポレーション<6345.T>が反発。日本経済新聞電子版は29日19時01分、同社が2026年に作業車の生産能力を約4割増やすと報じた。
記事によれば、同社の中沢俊一社長が取材で明らかにしたようだ。群馬県に3拠点目となる新工場を稼働させ、大株主の伊藤忠商事<8001.T>のネットワークを使って電線や通信線など海外のインフラ工事の需要を開拓するもよう。欧米や中国勢が席巻する高所作業車の世界市場でシェア10位入りを狙うとしている。
★9:05 NTT-底堅い 4月1日より「加入電話」「加入電話・ライトプラン」の基本料金を改定
NTT<9432.T>が底堅い。同社は傘下のNTT東日本およびNTT西日本は29日、2026年4月1日利用分より、「加入電話」「加入電話・ライトプラン」の回線使用料を改定すると発表した。
加入電話の契約者数、通信回数・通信時間の大幅な減少や、老朽化した設備の保守・修理費用の増加などを踏まえた。事務用は一律月額330円の値上げ、住宅用は一律月額220円の値上げとなる。
NTT<9432.T>が底堅い。同社は傘下のNTT東日本およびNTT西日本は29日、2026年4月1日利用分より、「加入電話」「加入電話・ライトプラン」の回線使用料を改定すると発表した。
加入電話の契約者数、通信回数・通信時間の大幅な減少や、老朽化した設備の保守・修理費用の増加などを踏まえた。事務用は一律月額330円の値上げ、住宅用は一律月額220円の値上げとなる。
関連ニュース
日本株の最新ニュース
関連コンテンツ