後場コメント No.3 AGC、伊藤忠、ヤマハ発、旭化成、コナミG、指月電

2025/11/05(水) 15:30
★13:04  AGC-後場急騰 3Q累計営業益1%増 コンセンサス上回る
 AGC<5201.T>が後場急騰。同社は5日13時、25.12期3Q累計(1-9月)の連結営業利益(IFRS)は948億円(前年同期比0.9%増)だったと発表した。市場コンセンサスは876億円。

 自動車用ガラスの品種構成改善や価格政策の効果などに加え、ディスプレイなどの収益改善施策の効果により増益となった。通期の見通しは据え置いた。

★13:07  伊藤忠商事-後場プラス転換 上期最終益14%増 有価証券売却益計上が寄与
 伊藤忠商事<8001.T>が後場プラス転換。同社は11月5日13時に、26.3期上期(4-9月)の連結純利益は5003億円(前年同期比14.1%増)だったと発表した。市場コンセンサスは4951億円。

 C.p.Pokphand株式やジャムコ株式の売却益など有価証券売却益約1360億円を計上した。繊維、情報・金融など非資源分野の好調も寄与した。

★13:07  伊藤忠商事-後場プラス転換 12月31日を基準日に1株を5株に株式分割
 伊藤忠商事<8001.T>が後場プラス転換。同社は11月5日13時に、株式分割を行うと発表した。基準日を2025年12月31日(実質基準日は12月30日)として普通株式を1株につき5株の割合で分割する。

★13:08  ヤマハ発動機-後場下げ幅拡大 3Q累計営業益44%減 人件費増や米国関税など響く
 ヤマハ発動機<7272.T>が後場下げ幅拡大。同社は5日13時、25.12期3Q累計(1-9月)の連結営業利益(IFRS)は1124億円(前年同期比44.1%減)だったと発表した。市場コンセンサスは1209億円。

 研究開発費、人件費の増加や、アウトドアランドビークル事業における有形固定資産の減損損失、米国関税の影響などにより減益となった。

★13:16  旭化成-後場下げ幅縮小 通期営業益を上方修正 上期は1.3%減
 旭化成<3407.T>が後場下げ幅縮小。同社は5日13時、26.3期通期の連結営業利益予想を従来の2150億円から2210億円(前期比4.3%増)に上方修正すると発表した。

 ヘルスケアにおいて、医薬・ライフサイエンス事業における主力製品の販売量増加の効果が、クリティカルケア事業における除細動器の販売量の下振れ影響を上回る見通し。マテリアルにおける、エレクトロニクス事業やカーインテリア事業を中心に販売が堅調に推移することに加え、各事業での円安影響や固定費の減少も踏まえた。

 26.3期上期(4-9月)の連結営業利益は1075億円(前年同期比1.3%減)だった。
  
 なお、同日発表された自社株買いも好感されている。

★13:16  旭化成-後場下げ幅縮小 4500万株・400億円を上限に自社株買い 割合は3.31%
 旭化成<3407.T>が後場下げ幅縮小。同社は5日13時、4500万株・400億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2025年11月6日~2026年10月31日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は3.31%となる。

 なお、上記により取得した自己株式は消却する予定としている。

★13:16  コナミG-MSMUFGが目標株価を引き上げ eFootballが業績を主導
 コナミグループ<9766.T>が続落。モルガン・スタンレーMUFG証券では、eFootballが業績を主導と指摘。投資判断は「Overweight」を継続し、目標株価は26000円→28000円に引き上げた。

 モルガン・スタンレーでは、家庭用ゲーム機向け販売本数は強気ケースの想定を下回ったものの、eFootballの引き続きの好調がこれを十二分に相殺した点に注目。「桃太郎電鉄2」のローンチが間近に迫り、2026年にはワールド・ベースボール・クラシックとワールドカップが控える中、株価は勢いを維持すると考えている。ゲーム株はカタリストで動く傾向があるため、現在のバリュエーション・プレミアムにはさらなる上昇余地があると考えている。



★13:17  指月電機-後場買い気配 通期営業益を上方修正 上期は99%増
 指月電機製作所<6994.T>が後場買い気配。同社は5日13時に、26.3期通期の連結営業利益予想を従来の18.0億円から23.5億円(前期比18.0%増)に上方修正すると発表した。上期の予想値を上回った実績を踏まえた。

 また、26.3期上期(4-9月)の連結営業利益は11.2億円(前年同期比98.9%増)だった。上期の会社計画5.5億円を大幅に上振れた。好採算の電力機器の規模増に加えて、生産性改善の効果などによる増益に伴い前回予想値を上回った。

 併せて、26.3期の中間配当を従来予想4円に対し10円(前期は3円)に決定することも発表した。期末配当予想10円は据え置いた。


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