前場コメント No.6 高島屋、大戸屋HD、三菱倉、大塚HD、東洋水産、栗田工
★9:54 高島屋-大和が目標株価を引き上げ 資本政策に変化、株主還元を強化
高島屋<8233.T>が小幅安。大和証券では、資本政策に変化、株主還元を強化に注目。投資判断は「3(中立)」を継続し、目標株価は1300円→1650円に引き上げた。
大和では、日中関係悪化によるインバウンド売上減速を織り込み、業績予想は減額。25年12月から1年程度、中国客需要が3割減少するとした。資本政策の変化を受け、バリュエーションのディスカウントは徐々に解消に向かうとみている。ただし、当面は日中関係のニュースフローに留意が必要であるとコメントしている。
高島屋<8233.T>が小幅安。大和証券では、資本政策に変化、株主還元を強化に注目。投資判断は「3(中立)」を継続し、目標株価は1300円→1650円に引き上げた。
大和では、日中関係悪化によるインバウンド売上減速を織り込み、業績予想は減額。25年12月から1年程度、中国客需要が3割減少するとした。資本政策の変化を受け、バリュエーションのディスカウントは徐々に解消に向かうとみている。ただし、当面は日中関係のニュースフローに留意が必要であるとコメントしている。
★10:01 大戸屋HD-続伸 11月度の既存店売上高16%増 全店は20%増
大戸屋ホールディングス<2705.T>が続伸。同社は3日、11月度の既存店売上高は前年同月比16.1%増だったと発表した。全店は同20.2%増となった。
大戸屋ホールディングス<2705.T>が続伸。同社は3日、11月度の既存店売上高は前年同月比16.1%増だったと発表した。全店は同20.2%増となった。
★10:01 三菱倉庫-大和が目標株価を引き下げ Cavalier社の悪化により、低調な業績推移を想定
三菱倉庫<9301.T>が小幅高。大和証券では、Cavalier社の悪化により、低調な業績推移を想定。投資判断は「2(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価は1350円→1250円に引き下げた。
大和では、営業利益を26/3期前期比21%減の160億円、27/3期同9%増の175億円と予想。26/3期はCavalier社での荷動き悪化・新規倉庫稼働遅れ等を受け、従来見通しから引き下げた。Cavalier社の低調さ等から来期の利益見通しも引き下げたが、Cavalier社の新規倉庫に関しては、来期下期にかけての改善を想定。資産回転型ビジネスは投資が進みつつあり、28/3期には売却益の拡大を想定している。
三菱倉庫<9301.T>が小幅高。大和証券では、Cavalier社の悪化により、低調な業績推移を想定。投資判断は「2(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価は1350円→1250円に引き下げた。
大和では、営業利益を26/3期前期比21%減の160億円、27/3期同9%増の175億円と予想。26/3期はCavalier社での荷動き悪化・新規倉庫稼働遅れ等を受け、従来見通しから引き下げた。Cavalier社の低調さ等から来期の利益見通しも引き下げたが、Cavalier社の新規倉庫に関しては、来期下期にかけての改善を想定。資産回転型ビジネスは投資が進みつつあり、28/3期には売却益の拡大を想定している。
★10:01 大塚HD-SMBC日興が目標株価引き上げ レキサルティクリフ対策品のフェーズ3結果に注目
大塚ホールディングス<4578.T>が3日続伸。SMBC日興証券では、26年後半のレキサルティクリフ対策品のフェーズ3結果に注目。投資評価は「2(中立)」を継続し、目標株価を8000円→8800円に引き上げた。
SMBC日興では、2026年後半に続々とフェーズ3結果が開示されるとし、統合失調症薬 ulotarontや抗がん剤zipalertinib、フェニルケトン尿症治療薬repinatrabitなどの新薬開発を成功させ、クリフを克服できるか注視している。ulotarontについては、今回のフェーズではプラセボ効果を抑える施策が取られているとみており、成功率は高いと考えている。
大塚ホールディングス<4578.T>が3日続伸。SMBC日興証券では、26年後半のレキサルティクリフ対策品のフェーズ3結果に注目。投資評価は「2(中立)」を継続し、目標株価を8000円→8800円に引き上げた。
SMBC日興では、2026年後半に続々とフェーズ3結果が開示されるとし、統合失調症薬 ulotarontや抗がん剤zipalertinib、フェニルケトン尿症治療薬repinatrabitなどの新薬開発を成功させ、クリフを克服できるか注視している。ulotarontについては、今回のフェーズではプラセボ効果を抑える施策が取られているとみており、成功率は高いと考えている。
★10:12 東洋水産-SMBC日興が目標株価引き上げ ガバナンス改善への姿勢に注目
東洋水産<2875.T>が6日ぶり反落。SMBC日興証券では、ガバナンス改善への姿勢に注目。投資評価は「1(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価を12500円→12700円に引き上げた。
SMBC日興では、米国即席麺の数量は依然として低調が続き、主要購買層の行動変容を含め先行きの不透明感は残ると指摘。一方で足元は少しずつ回復基調にあるとみており、新ラインも来年3月から稼働開始、本格的に数量増への施策が打てるようになり、徐々にモメンタムは改善へと向かうと予想している。他方で来期は今期抑制された償却負担の固定費増の費用負担が重しに、業績改善は緩やかにとどまる可能性があることも指摘。株価評価向上へ、本決算でガバナンス改善へのアクションが示されるかに注目している。
東洋水産<2875.T>が6日ぶり反落。SMBC日興証券では、ガバナンス改善への姿勢に注目。投資評価は「1(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価を12500円→12700円に引き上げた。
SMBC日興では、米国即席麺の数量は依然として低調が続き、主要購買層の行動変容を含め先行きの不透明感は残ると指摘。一方で足元は少しずつ回復基調にあるとみており、新ラインも来年3月から稼働開始、本格的に数量増への施策が打てるようになり、徐々にモメンタムは改善へと向かうと予想している。他方で来期は今期抑制された償却負担の固定費増の費用負担が重しに、業績改善は緩やかにとどまる可能性があることも指摘。株価評価向上へ、本決算でガバナンス改善へのアクションが示されるかに注目している。
★10:16 栗田工業-続伸 ispaceと月面での水資源開発に係る戦略的パートナーシップに合意
栗田工業<6370.T>が続伸。同社は4日、ispace<9348.T>と、月面での水資源開発に関する戦略立案・策定などを共同で実施するための戦略的パートナーシップに合意し、2社による基本合意書(MOU)を締結したと発表した。
同社は、月と地球をひとつのエコシステムとする経済圏の創出「Moon Valley 2040構想」に賛同し、ispaceの民間月面探査プログラム「HAKUTO-R」への支援に加え、同社が開発する月面向け水処理実証装置の月面までの輸送検討に関する基本合意書を本年3月に締結、同10月にはispaceによる第三者割当増資の引き受けにより約20億円を出資している。
同パートナーシップは、月面における水資源開発の実現に向け、これまでに進めてきた両社の関係をより強固にし、両社で検討を進めている今後の計画などをさらに具体化するためのものだという。両社は月面における持続可能な水インフラの確立に向けた技術実証と事業構築を段階的に進め、新たな価値創造にともに挑戦していくとした。
栗田工業<6370.T>が続伸。同社は4日、ispace<9348.T>と、月面での水資源開発に関する戦略立案・策定などを共同で実施するための戦略的パートナーシップに合意し、2社による基本合意書(MOU)を締結したと発表した。
同社は、月と地球をひとつのエコシステムとする経済圏の創出「Moon Valley 2040構想」に賛同し、ispaceの民間月面探査プログラム「HAKUTO-R」への支援に加え、同社が開発する月面向け水処理実証装置の月面までの輸送検討に関する基本合意書を本年3月に締結、同10月にはispaceによる第三者割当増資の引き受けにより約20億円を出資している。
同パートナーシップは、月面における水資源開発の実現に向け、これまでに進めてきた両社の関係をより強固にし、両社で検討を進めている今後の計画などをさらに具体化するためのものだという。両社は月面における持続可能な水インフラの確立に向けた技術実証と事業構築を段階的に進め、新たな価値創造にともに挑戦していくとした。
関連ニュース
日本株の最新ニュース
関連コンテンツ