前場コメント No.8 住友ベ、レダックス、REMIX、イノベーション、イトーキ、イオン

2026/06/11(木) 11:30
★10:09  住友ベークライト-MSMUFGが目標株価を引き上げ 上振れ基調と推察
 住友ベークライト<4203.T>が反発。モルガン・スタンレーMUFG証券では、上振れ基調と推察。投資判断は「Overweight」を継続し、目標株価は6600円→8000円に引き上げた。

 モルガン・スタンレーでは、足もとの株価が堅調に推移しているのは、液状封止材や顆粒状封止材の成長ストーリーを織り込み始めたためと推測。これら製品の単価は、伝統的な製品の5~10倍に達する可能性があり、限界利益率は中期的に上昇する可能性があるという。他方、1Qの原料高のインパクトはファインケミカルズにくらべれば軽微であり、コンセンサス予想も低位に留まっていることから、短期的なリスクは限定的と考えている。上方修正のタイミングは京セラの一部事業を買収完了後の2Q決算発表時と想定しており、依然として株価には上昇余地があると考えている。

★10:10  レダックス-急騰 業務提携先のSuperXが幕張メッセのイベントで出展
 レダックス<7602.T>が急騰。同社は10日、業務提携先である米国NASDAQ上場企業のSuperX AI Technologyグループ(以下、SuperX)が、同日から幕張メッセで開催されている国内最大級のICTインフライベント「Interop Tokyo 2026」に出展したと発表した。

 SuperXは展示会において、次世代の大規模AIデータセンター構築・運用を支えるフルスタックAIデータセンターソリューションを包括的に提示している。今回の出展を契機としたSuperX製品の国内普及および認知度向上は、同社が担う販売エージェント業務の商流活性化、ならびに物流受託機会の中長期的な観点から好影響が期待できるとしている。

★10:11  リミックスポイント-上げ幅拡大 業績予想を公表 今期最終黒字転換見込む
 リミックスポイント<3825.T>が上げ幅拡大。同社は11日9時55分、27.3期通期の連結純損益予想を53.2億~114.4億円のレンジ(前期は47.4億円の赤字)にすると発表した。

 従来は、主に電力小売事業を営むエネルギー事業において、中東情勢の緊迫化、資源価格の変動、電力市場価格の先行きなどが不透明であり、売上高および売上原価に与える影響を合理的に見積もることが困難であったことから未定としていた。

 足もとの資源価格および電力市場価格の推移、同社グループの保有契約数の動向、蓄電ソリューション事業における案件進ちょく、ならびにデジタルアセットマネジメント事業における保有暗号資産およびレンディング収益の見通しなどを総合的に精査した結果、現時点において一定の前提条件を置くことが可能であると判断したとしている。


★10:19  イノベーション-一時急騰 量子AIクラウドのスタートアップに出資
 イノベーション<3970.T>が一時急騰。同社は11日10時、コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)ファンドの「INNOVATION V Capital」を通じて、量子AIクラウドサービス「AQCloud」を展開するスタートアップのエー・スター・クォンタム(東京都港区)に出資したと発表した。

 今回の出資を通じ、エー・スター・クォンタムの高度な数理最適化エンジンと同社の強みを掛け合わせることで、B2B領域における未知のイノベーション創出が加速すると考えている。量子技術の社会実装の旗手として、物流やフィジカルロボティクスなど、多岐にわたる産業の生産性向上をともにけん引するとしている。

 なお、発表後に株価は一時8.5%高となる場面がみられたものの、戻り売りに押され上げ幅を縮めている。

★10:26  イトーキ-続伸 「ITOKI OFFICE DEVICES 」を開発
 イトーキ<7972.T>が続伸。同社は11日10時、オフィス内の家具と連動したセンサーにより、AIがオフィス空間内の実利用データを取得し高度な運用を叶えるデバイスソリューション「ITOKI OFFICE DEVICES(イトーキ オフィスデバイシズ)」を開発したと発表した。
 
 同ソリューションは、家具や会議室が「実際にどのように使われているか」をリアルタイムにセンシングし、オフィスリソースの予約データと連動、稼働状況を可視化するなど、オフィスの稼働率や利便性を向上するとしている。

★10:35  イオン-反落 5月度のイオンリテール既存店売上高6%増
 イオン<8267.T>が反落。同社は10日、5月度のイオンリテールにおける既存店売上高は前年同月比5.9%増だったと発表した。全店は同7.3%増となった。

 食品や日用品などの基礎需要に加え、いち早く初夏物の提案を実施した衣料品や空調家電といった季節・選択的消費が伸長した。

 なお、朝方に米国がイランに対する攻撃を開始したと伝わったことで、原油価格が時間外で急伸している。中東情勢の悪化によるインフレ加速などへの懸念もあり、小売株の一角はリスク回避の売りが優勢となっている。


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