前場コメント No.11 信越化、OBC、TalentX、カプコン、SREHD、山洋電

2026/10/29(木) 11:32
★10:41  信越化学工業-岩井コスモが目標株価引き下げ リスクオフの動きを考慮
 信越化学工業<4063.T>が小幅高。岩井コスモ証券では、全事業で増収増益となり、最悪期を脱したことを評価すると判断。投資判断「B+」を継続、目標株価を7700円→6700円と引き下げた。

 岩井コスモでは、7~9月期は売上高が前年同期比16%増の7582億円、営業利益が同27%増の2121億円となり、全事業が前年同期比・前四半期比ともに増収増益となったと指摘している。AIブームによる販売量の伸長や価格改定が寄与し、電子材料事業の営業利益は同34%増、生活環境基盤材料も15四半期ぶりの増益となった。上期進捗率が通期予想の5割を上回り、平時に戻るには時間を要するものの最悪期を脱したことを評価する。

★10:42  OBC-岩井コスモが目標株価引き上げ クラウド関連収益が好調
 オービックビジネスコンサルタント<4733.T>が堅調。岩井コスモ証券では、クラウド関連収益の好調と業績上振れを見込むと判断。投資判断「A」を継続、目標株価を8500円→11000円と引き上げた。

 岩井コスモでは、27.3期上期の売上高は前年同期比15%増の287億円、営業利益は同22%増の136億円となり、事前公表の上期予想を上回ったと指摘している。基幹業務システムのクラウド移行需要を背景に、「奉行iクラウド」や「奉行V ERPクラウド」などのクラウド関連売上が好調で、クラウド売上高は同27%増の189億円に増加した。サイバーセキュリティ需要も追い風となり、27.3期は増収増益を見込む。

★10:43  TalentX-反発 パナソニックHVAC&CCが「MyTalent Brand」を導入
 TalentX<330A.T>が反発。同社は29日10時、AIネイティブ採用プラットフォーム「MyTalent Platform」内の採用ブランディングサービス「MyTalent Brand」が、パナソニックホールディングス<6752.T>系のパナソニックHVAC&CCに導入されたと発表した。
 
 パナソニックHVAC&CCは自社の強みや社会的意義、働くリアルを社員一人ひとりの声を通じて伝えていくため、「MyTalentBrand」を導入。単に採用オウンドメディアを立ち上げるにとどまらず、PV数や候補者の反応といったデータをもとに効果測定を行いながら、発信するコンテンツや伝え方を継続的に改善していく運用体制を築いていく方針としている。

★10:47  カプコン-岩井コスモが目標株価引き上げ ゲームソフト売上が好調
 カプコン<9697.T>が軟調。岩井コスモ証券では、ゲームソフト売上の好調を受けた業績上振れと成長余地を見込むと判断。投資判断「A」を継続、目標株価を5000円→5300円と引き上げた。

 岩井コスモでは、27.3期上期の売上高は前年同期比49%増の1209億円、営業利益は同54%増の608億円となり、会社計画に対する営業利益進捗率は73%に達したと指摘している。「バイオハザード」シリーズなどのリピート作の販売本数は同41%増の3218万本、ゲームソフト全体は同55%増の3686万本に伸長した。下期も「モンスターハンターワイルズ」などの有力タイトルと、利益率の高いリピート作の販売が業績を押し上げるとみる。

★10:51  SREHD-SMBC日興が目標株価引き上げ AIと運用の一体提供による成長に期待
 SREホールディングス<2980.T>が続伸。SMBC日興証券では、生成AIと業務運用を一体で提供する事業モデルの成長余地を評価。投資評価「1(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価を3100円→4400円に引き上げた。

 SMBC日興では、27.3期1Q実績やセグメント変更、その後の取材内容を反映して業績予想を修正。不動産価格の上昇によるライフ&プロパティ事業の上振れを織り込み、27.3期~28.3期の利益予想を引き上げた。株価には生成AIによる既存SaaS事業への脅威や新TOPIXへの不採用が影響していると指摘する一方、現在の株価水準には成長期待が十分に反映されていないと判断。今後はBPaaSの拡大による顧客単価の上昇やAI活用による生産性改善、低解約率の維持が確認できれば、再評価が進む可能性があるとみている。

★11:05  山洋電気-下げ幅拡大 上期営業益85%増もサプライズ感なく売り
 山洋電気<6516.T>が下げ幅拡大。同社は29日11時、27.3期上期(4-9月)の連結営業利益(IFRS)は89.6億円(前年同期比84.7%増)だったと発表した。生成AI関連機器やデータセンター関連機器、半導体製造装置、ロボット向けの需要が堅調に推移した。
 
 なお、同社は28日15時に業績予想の上方修正を発表していたこともあり、決算発表はサプライズ感に乏しいとの見方から売りが出ている。

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