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ジェフリーズ証券がクレジットカードとキャッシュレスをテーマに、デジタルガレージ、丸井グループ、ネットプロテクションズの3社をレーティング「Buy」で調査を開始した。。

トップピックはデジタルガレージ。キャッシュレス化が進んでおり、現在、日本のキャッシュレス決済比率は2024年に43%と前年比3.5％pt上昇、2025年までに40％の政府目標は既に達成している。こうした中、当社では、KDDIなどとの契約を獲得し、ついに長期投資損失への対応を始めたデジタルガレージをポジティブに評価する。丸井については、同社の店舗についても高く評価するほか、クレジットカードのハイブリッドモデルについても高く評価している。サプライヤーへの更なる支援が実を結ぶことに期待したい。ネットプロテクションズは得意領域であるBtoB、BtoC BNPL市場で高いシェアを有していると考える。市場にはクレジットカードを使いたがらない一定の層があるが、そうした層は残ろう。

デジタルガレージについては、KDDI（(9433)や、りそなHD（8308）と協業関係にある点をポジティブと評価する。KDDIとデジタルガレージは、三菱商事（8058）とローソン（2651）の50：50合弁会社を含めた取引を進めたい意向だと当社では考える。ローソンは、日本最大のコンビニエンスストア（約14700店）の1つで、同社がローソンの取引パートナーとなった場合には、恩恵をもたらす取引および顧客データポイントを多く持つ。りそなは、都市銀行・地方銀行の大規模なネットワークを有しており、（1）取引決済、（2）BaaSネットワーク、（3）スタートアップ投資、（4）グローバル企業のネットワークの分野で協業が可能であろう。当社では、同社の決済事業におけるポテンシャルに確信をもっている一方で、グローバル投資セグメントが更に投資の足を引っ張るリスクはあるが、多額の減損処理は完了したと考えている、と指摘。

今2026年3月期連結税引前利益を42.6億円（EPS71.3円）と予想し、来2027年3月期93.5億円（EPS143.5円）、2028年3月期102.1億円（EPS156.8円）と予想している。