前場コメント No.6 大和コン、アルファG、FUJI、NTT、ジーエヌアイ、ネクソン

2024/03/01(金) 11:30
★9:36  大和コンピューター-大幅高 通期営業益を上方修正 ソフトウェア開発関連の売上が堅調
 大和コンピューター<3816.T>が大幅高。同社は2月29日、24.7期の連結営業利益予想を従来の5.1億円から5.6億円(前期比11.3%増)に上方修正すると発表した。ソフトウェア開発関連の売上が堅調に推移していることを踏まえた。
 

★9:36  アルファG-3日続落 株主優待を廃止
 アルファグループ<3322.T>が3日続落。同社は2月29日、株主優待制度を廃止することを決定したと発表した。

 株主の平等性確保の観点から、株主への公平な利益還元のあり方について慎重に検討を重ねた結果、株主優待制度を廃止することとした。2024年3月31日時点の同社株主名簿において1単元(100株)以上の保有が確認できる株主への株主優待品の発送をもって、株主優待制度は廃止となる。
 

★9:36  FUJI-大和が目標株価を引き上げ 新中期計画では復活が鮮明に
 FUJI<6134.T>が堅調。大和証券では、新中期計画では復活が鮮明と指摘。投資判断は「2(アウトパフォーム)」を継続、目標株価は2600円→3000円に引き上げた。

 今期と来期の大和予想は微修正したが、今上期をボトムとした緩やかな回復といったシナリオに変更はないという。自動運転やインフォテインメント、ADAS関連等の用途拡大を背景とした車載関連を牽引役に営業利益は今期140億円、来期205億円を見込んでいる。新たに作成した26/3期業績は、売上高1500億円、営業利益250億円を見込んでおり、23/3期実績(売上高1533億円、営業利益271億円)に匹敵する水準までの回復が期待可能と考えている。来期から始まる中期計画では、利益貢献が限定的な工作機械事業の再建策が一つの注目点とした。

★9:39  NTT-底堅い 研究成果の開示義務を撤廃へ 改正案を閣議決定=日経
 NTT<9432.T>が底堅い。日本経済新聞電子版は1日9時28分、政府が同日に、同社へ課している研究成果の開示義務を撤廃するNTT法改正案を閣議決定したと報じた。

 記事によれば、同社の研究開発を後押しし国際競争力の強化につなげるという。現在は経営参加を禁じている外国人役員は全体の3分の1未満まで認めるとしている。

★9:47  ジーエヌアイ-大幅安 米市場で子会社Gyreが27%安
 ジーエヌアイグループ<2160.T>が大幅安。2月29日の米国市場で、同社子会社で米ナスダック市場に上場するGyre Therapeuticsの株価が前日比26.8%安となる18.14ドルまで下落したことが材料。

 子会社の株価下落を嫌気し、同社にも売りが出ている。前日比5%超の下げとなっており、1銘柄でグロース250指数を3ポイント近く押し下げている。

★9:56  ネクソン-SMBC日興が投資評価を引き上げ 短期業績悪化で中長期成長性と株価に乖離
 ネクソン<3659.T>が大幅反発。SMBC日興証券では、短期業績悪化で中長期成長性と株価に乖離と指摘。投資評価は「2(中立)」→「1(アウトパフォーム)」に引き上げ、目標株価は3100円→3400円に引き上げた。

 主な要因としては(1)日本株リスクプレミアムの低下を反映しWACCを6.9%→5.9%に見直したこと、(2)一株当たりネット金融資産が853円(22/12期末)→956円(23/12期末)へ増加したこと、(3)業績予想期間を28/12期まで拡大したことが理由という。また、(1)業績は24/12期中にボトムアウトすると考えること、(2)エンバークスタジオ開発のオンラインゲームの貢献などにより中長期的な利益拡大余地が大きいとみること、(3)直近3ヵ月の株価下落により株価バリュエーション面での割安感も拡大したことなども挙げている。


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