前場コメント No.6 大和証G、SMS、ディップ、SCSK、ドリコム、ジェリービー
★9:18 大和証券G-3日ぶり大幅反落 上期最終益45%増も材料出尽くし
大和証券グループ本社<8601.T>が3日ぶり大幅反落。同社は29日に、25.3期上期(4-9月)の連結純利益は777.9億円(前年同期比45.4%増)だったと発表した。市場コンセンサスは707.6億円。
ウェルスマネジメント部門が、残高ベース収益が550億円まで拡大し、資産導入は8304億円と17年ぶりの高水準となったことなどにより、増益となった。アセットマネジメント部門が、運用資産残高の拡大とキャピタルリサイクリングが進ちょくしたことにより、増益となったことも寄与した。
併せて、従来未定としていた25.3期の中間配当を28円(前期は19円)に決定したことも発表した。期末配当については引き続き未定としている。
なお、株価は直前で買いが入っていたこともあり、目先の材料出尽くしで大きく売られている。
大和証券グループ本社<8601.T>が3日ぶり大幅反落。同社は29日に、25.3期上期(4-9月)の連結純利益は777.9億円(前年同期比45.4%増)だったと発表した。市場コンセンサスは707.6億円。
ウェルスマネジメント部門が、残高ベース収益が550億円まで拡大し、資産導入は8304億円と17年ぶりの高水準となったことなどにより、増益となった。アセットマネジメント部門が、運用資産残高の拡大とキャピタルリサイクリングが進ちょくしたことにより、増益となったことも寄与した。
併せて、従来未定としていた25.3期の中間配当を28円(前期は19円)に決定したことも発表した。期末配当については引き続き未定としている。
なお、株価は直前で買いが入っていたこともあり、目先の材料出尽くしで大きく売られている。
★9:19 SMS-急落 上期営業益24%減 採用や広告投資によるコスト増加が響く
エス・エム・エス<2175.T>が急落。同社は29日、25.3期上期(4-9月)の連結営業利益は35.7億円(前年同期比24.0%減)だったと発表した。市場コンセンサスは40.8億円。
キャリアパートナーの採用を1Q(4-6月)に集中させたことや、広告施策などの投資実行に伴うコスト増加が響いた。キャリア分野を中心とした下期の売上高成長率の引き上げにより、通期での計画達成をめざすとしている。
エス・エム・エス<2175.T>が急落。同社は29日、25.3期上期(4-9月)の連結営業利益は35.7億円(前年同期比24.0%減)だったと発表した。市場コンセンサスは40.8億円。
キャリアパートナーの採用を1Q(4-6月)に集中させたことや、広告施策などの投資実行に伴うコスト増加が響いた。キャリア分野を中心とした下期の売上高成長率の引き上げにより、通期での計画達成をめざすとしている。
★9:21 ディップ-大和が目標株価引き下げ 新サービスを梃子とした既存商品の販売拡大が不可欠
ディップ<2379.T>がもみ合い。大和証券では、新サービスを梃子とした既存商品の販売拡大が不可欠として、投資判断「3(中立)」を継続、目標株価を2660円→2500円に引き下げた。
大和では、直近決算について、利益面では新卒採用数の減少と中途採用抑制の影響が寄与した一方、営業力が強みの同社にとって、人員増抑制は機会損失にもつながると指摘。人員面では、リモート勤務から出社勤務への回帰に伴う離職、営業人員の生産性低下、が問題との見方も示され、問題解消には時間を要するとの印象を示している。一層の成長強化に向けては、新サービスを梃子とした既存商品の販売拡大が不可欠だろうとしている。
ディップ<2379.T>がもみ合い。大和証券では、新サービスを梃子とした既存商品の販売拡大が不可欠として、投資判断「3(中立)」を継続、目標株価を2660円→2500円に引き下げた。
大和では、直近決算について、利益面では新卒採用数の減少と中途採用抑制の影響が寄与した一方、営業力が強みの同社にとって、人員増抑制は機会損失にもつながると指摘。人員面では、リモート勤務から出社勤務への回帰に伴う離職、営業人員の生産性低下、が問題との見方も示され、問題解消には時間を要するとの印象を示している。一層の成長強化に向けては、新サービスを梃子とした既存商品の販売拡大が不可欠だろうとしている。
★9:22 SCSK-小動き 上期最終益4%増 前期の有価証券の評価損計上の反動が寄与
SCSK<9719.T>が小動き。同社は29日に、25.3期上期(4-9月)の連結純利益(IFRS)は192億円(前年同期比4.2%増)だったと発表した。堅調な顧客企業のIT投資需要が継続した。また、前期に有価証券の評価損を計上していた反動も寄与した。市場コンセンサスは203億円。
なお、小幅な増益にとどまったことから、決算に対する株価の反応は限定的となっている。
SCSK<9719.T>が小動き。同社は29日に、25.3期上期(4-9月)の連結純利益(IFRS)は192億円(前年同期比4.2%増)だったと発表した。堅調な顧客企業のIT投資需要が継続した。また、前期に有価証券の評価損を計上していた反動も寄与した。市場コンセンサスは203億円。
なお、小幅な増益にとどまったことから、決算に対する株価の反応は限定的となっている。
★9:29 ドリコム-大幅に3日続伸 通期見通しを取り下げ 「Wizardry」新作は想定以上の推移
ドリコム<3793.T>が大幅に3日続伸。同社は29日、25.3期通期の連結営業利益予想を従来の10.0億円から未定(前期は9.0億円)に修正すると発表した。
1Q(4-6月)にリリースした新規タイトルの売り上げが想定を下回り厳しい状況にある、一方で10月15日にリリースした「Wizardry Variants Daphne(ウィザードリィ ヴァリアンツ ダフネ)」が累計課金高約7億円(10月15日~27日の速報値)と想定以上の推移になっている。この状況から合理的な算出が困難とし、予想を一時的に取り下げた。
25.3期上期(4-9月)の連結営業損益は3.2億円の赤字(前年同期は4.7億円の黒字)だった。
なお、株価は「Wizardry」シリーズ新作の収益に期待した買いが優勢となっている。
ドリコム<3793.T>が大幅に3日続伸。同社は29日、25.3期通期の連結営業利益予想を従来の10.0億円から未定(前期は9.0億円)に修正すると発表した。
1Q(4-6月)にリリースした新規タイトルの売り上げが想定を下回り厳しい状況にある、一方で10月15日にリリースした「Wizardry Variants Daphne(ウィザードリィ ヴァリアンツ ダフネ)」が累計課金高約7億円(10月15日~27日の速報値)と想定以上の推移になっている。この状況から合理的な算出が困難とし、予想を一時的に取り下げた。
25.3期上期(4-9月)の連結営業損益は3.2億円の赤字(前年同期は4.7億円の黒字)だった。
なお、株価は「Wizardry」シリーズ新作の収益に期待した買いが優勢となっている。
★9:34 ジェリービーンズ-急騰 子会社がCVC活動の初回投資案件へ投資実行
ジェリービーンズグループ<3070.T>が急騰。同社は29日、同社子会社の合同会社JB BLOCKが、web3コーポレートベンチャーキャピタル活動の初回投資案件として、「Telegramメッセージングアプリと密接に連携する、TON ブロックチェーンにおける TON Japan プロジェクト」への投資に関する契約を締結したと発表した。
投資額は40000米ドルだという。TON ブロックチェーンのエコシステムはweb3要素を持つゲームなどのアプリをリリースすることで広く世界中の潜在ユーザーに対して集客活動を行うことができることから、海外展開を推進したい日本の事業者に注目されているとしている。
ジェリービーンズグループ<3070.T>が急騰。同社は29日、同社子会社の合同会社JB BLOCKが、web3コーポレートベンチャーキャピタル活動の初回投資案件として、「Telegramメッセージングアプリと密接に連携する、TON ブロックチェーンにおける TON Japan プロジェクト」への投資に関する契約を締結したと発表した。
投資額は40000米ドルだという。TON ブロックチェーンのエコシステムはweb3要素を持つゲームなどのアプリをリリースすることで広く世界中の潜在ユーザーに対して集客活動を行うことができることから、海外展開を推進したい日本の事業者に注目されているとしている。
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