前場コメント No.4 スクエニHD、マツキヨココカラ、スクリン、SGHD、パルGHD、フルキャストHD

2025/05/12(月) 11:30
★9:06  スクエニHD-5日続伸 3Dインベストメントが同社株買い増し 保有割合5.47%→6.58%
 スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684.T>が5日続伸。同社について、3Dインベストメントが保有株を買い増した。5月9日受付分の変更報告書(5%ルール)で判明した。保有割合は5.47%→6.58%となっている。

★9:07  マツキヨココカラ-買い気配 今期営業益4%増見込む 前期は8%増
 マツキヨココカラ&カンパニー<3088.T>が買い気配。同社は9日、26.3期通期の連結営業利益予想を855億円(前期比4.2%増)に、年間配当予想を46円(前期は44円)にすると発表した。市場コンセンサスは841億円。

 25.3期通期の連結営業利益は821億円(前の期比8.4%増)だった。マツモトキヨシグループ事業が、都市部や繁華街、商業施設内などの人流の拡大や訪日外国人観光客の増加により、化粧品を中心として売り上げが好調に推移し、増益となった。ココカラファイングループ事業が増益となったことも寄与した。

 また、25.3期の期末配当を従来予想の21円に対し23円(前の期は20円)に決定したことおよび株主還元方針の変更したことも発表した。従来は「DOE(純資産配当率(連結))3%以上・配当性向(連結)30%以上をめざす」としていたが、変更後は「DOE(純資産配当率(連結))6%・配当性向(連結)50%をめざす」とした。

 併せて、26.3期から31.3期にかけての中期経営計画を新たに策定したことも発表。「価値を共創し分かち合う」という基本的な考え方に基づき、あらゆるステークホルダーと価値を共創し、事業で獲得した収益を還元することで企業価値の向上をめざす。31.3期の新グループ経営目標は売上高1兆3000億円、EBITDAマージン13%以上、ROE12%以上、配当性向50%、DOE(純資産配当率)6%とした。

★9:07  SCREENHD-7日ぶり反落 今期営業益14%減見込む 前期は44%増
 SCREENホールディングス<7735.T>が7日ぶり反落。同社は9日、26.3期通期の連結営業利益予想を1170億円(前期比13.8%減)に、年間配当予想を280円(前期は308円)にすると発表した。市場コンセンサスは1242億円。

 半導体製造装置事業の減収を見込んでいる。想定為替レートは1米ドル135円、1ユーロ150円。

 25.3期通期の連結営業利益は1357億円(前の期比44.1%増)だった。半導体製造装置事業が、前期に比べ、ファウンドリー向け、ロジック向け、メモリー向けの売り上げが増加したことなどにより、大幅な増益となった。ディスプレー製造装置および成膜装置事業の黒字転換も寄与した。

 併せて、25.3期の期末配当を従来予想の163円に対し188円(前の期は140円)に決定したことも発表した。年間配当は283円→308円となる。

★9:07  SGHD-5日続伸 今期営業益3.6%増見込む 前期は1.5%減
 SGホールディングス<9143.T>が5日続伸。同社は9日、26.3期通期の連結営業利益予想を910億円(前期比3.6%増)に、年間配当予想を53円(前期は52円)にすると発表した。市場コンセンサスは922億円。

 デリバリー事業は微増益にとどまるものの、ロジスティクス事業とグローバル物流事業の伸長を見込む。

 25.3期通期の連結営業利益は878億円(前の期比1.5%減)だった。グループの中核事業であるデリバリー事業において、競争環境が厳しくなっていることなどの影響を受け、宅配便の取り扱い個数が減少したことなどが響いた。

★9:08  SGHD-5日続伸 5500万株・750億円を上限に自社株買い 割合は8.79%
 SGホールディングス<9143.T>が5日続伸。同社は9日、5500万株・750億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2025年5月12日~12月31日。取得方法は、自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による市場買い付けを含む市場買い付けによる。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は8.79%となる。

 このうち、3030万株を上限とした部分については、2025年5月9日の終値(最終特別気配を含む)1530円で、12日8時45分の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)において買い付けの委託を行うとしている。

★9:08  パルGHD-売り気配 株式の売り出しと自社株買いを発表 井上隆太氏などが放出
 パルグループホールディングス<2726.T>が売り気配。同社は9日に、250万株の売り出しおよび上限37万5000株のオーバーアロットメントによる売り出しを行うと発表した。

 発行条件は5月19日(月)~5月21日(水)のいずれかの日に決める。売出人は井上隆太氏200万株、井上英隆氏50万株

 併せて、75万株・20億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は売出価格等決定日に応じて定まる売り出しの受渡期日の翌営業日(売出価格等決定日の6営業日後の日)から2025年8月29日まで。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は0.86%となる。

★9:09  フルキャストHD-買い気配 株主優待制度を新設 食事優待券など贈呈
 フルキャストホールディングス<4848.T>が買い気配。同社は9日、株主優待制度を新設すると発表した。

 毎年6月末日、12月末日時点の同社株主名簿に記載または記録された、同社株式100株以上を保有している株主を対象に、保有株数に応じ、「らあめん花月嵐」食事優待券または、「嵐げんこつらあめん箱入り(4食入)」を贈呈する。

 2025年6月30日時点の株主名簿に記載または記録された株主から、株主優待の実施を開始するとしている。

★9:09  フルキャストHD-買い気配 1Q営業益12%減も優待新設を好感
 フルキャストホールディングス<4848.T>が買い気配。同社は9日、25.12期1Q(1-3月)の連結営業利益は20.8億円(前年同期比11.5%減)だったと発表した。

 短期業務支援事業の主力サービスである「紹介」および「BPO」のうち、「アルバイト給与管理代行」および「年末調整事務代行」サービスを伸ばせたものの、前中間連結会計期間よりBODを連結の範囲から除外したことなどから減収となった。戦略的投資に係る費用2億2600万円を計上したことなども響いた。

 なお株価は、同日発表された優待新設が好感され、買いが優勢となっている。


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