前場コメント No.5 寿スピリッツ、オプロ、Syns、フジHD、松屋、パンパシHD

2025/07/11(金) 11:30
★9:17  寿スピリッツ-3日続伸 1Q売上高は概算値で9.3%増
 寿スピリッツ<2222.T>が3日続伸。同社は10日、26.3期1Q(4-6月)の売上高は概算値で169.8億円(前年同期比9.3%増)だったと発表した。

 高額品を中心にインバウンド消費の減速が一部に見られるとともに、物価高騰などにより個人消費の伸び悩みが続くなど、依然として先行き不透明な状況で推移した。そのようななか、同社グループは、商品力・売場力・販売力のバリューアップ対策の推進およびインバウンド対策の強化などの事業施策に注力したとしている。

★9:18  オプロ-6日続伸 上期営業益7%増 プロフェッショナルサービス売り上げが好調
 オプロ<228A.T>が6日続伸。同社は10日、25.11期上期(12-5月)の営業利益は1.7億円(前年同期比7.3%増)だったと発表した。

 プロフェッショナルサービス売り上げが好調だったことなどにより売上高が増加した。人件費が人員の増加や昇給・昇格により増加したものの、増収効果で営業増益を確保した。

★9:18  Synspective-反落 Specteeと災害対応の迅速化・高度化を目的とした協業開始
 Synspective<290A.T>が反落。同社は10日に、AIリアルタイム防災・危機管理情報サービスを提供するSpectee(東京都千代田)と、災害対応の迅速化・高度化を目的とした協業を開始したと発表した。

 SAR衛星データから得られる広域の浸水範囲と、Specteeが収集・解析したSNS上の現場の被害情報(画像、動画、テキストから得られる浸水の深さや状況など)やリアルタイムに浸水の影響範囲を地図上に表示する「リアルタイム浸水推定」を統合する。両社の浸水解析結果を突き合わせることで、SAR衛星だけでは判別が難しかった住宅密集地などの浸水状況を補完し、より実態に即した、浸水被害マップの作成をめざすとしている。

 しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。


★9:21  フジHD-急騰 旧村上系のレノが同社株買い増し 保有割合15.06%→16.32%
 フジ・メディア・ホールディングス<4676.T>が急騰。同社について、旧村上系のレノが保有株を買い増した。7月10日受付分の変更報告書(5%ルール)で判明した。保有割合は15.06%→16.32%となっている。

★9:29  松屋-大幅反発 1Q営業益57%減も悪材料出尽くし
 松屋<8237.T>が大幅反発。同社は10日、26.2期1Q(3-5月)の連結営業利益は4.9億円(前年同期比57.1%減)だったと発表した。

 銀座店では高額購入者の買い上げは堅調だったが、インバウンド消費に一服感が出て免税売り上げは前年割れとなった。販管費の増加も重なり、大幅な減益となった。

 しかし、株価は悪材料出尽くしで買いが入っている。

★9:30  パンパシHD-続伸 6月度の既存店売上高4.5%増 全店は5.4%増
 パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス<7532.T>が続伸。同社は10日、6月度の国内リテール事業における既存店売上高は速報値で前年同月比4.5%増だったと発表した。全店は同5.4%増だった。


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