後場コメント No.1 バンダイナム、郵船、帝人、住友ファーマ、ニッスイ、ツムラ

2025/08/05(火) 15:31
★12:30  バンナムHD-後場買い気配 上期営業益を上方修正 1Qは18%増
 バンダイナムコホールディングス<7832.T>が後場買い気配。同社は5日11時30分、26.3期上期(4-9月)の連結営業利益予想を従来の785億円から900億円(前年同期比20.8%増)に上方修正すると発表した。市場コンセンサスは1005億円。

 1Q(4-6月)の実績、足元の各事業の動向、2Q(7-9月)の商品・サービスのマーケティング計画などを踏まえて上期の見通しを引き上げた。通期の見通しは据え置いた。

 26.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は519億円(前年同期比17.9%増)だった。トイホビー事業、デジタル事業、映像音楽事業が好調だった。ガンダムシリーズにおいては、最新映像作品「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」と各事業の商品・サービスの連携、大阪・関西万博におけるパビリオン出展などによりファン層を拡大できたとしている。

★12:30  日本郵船-後場下げ幅拡大 通期最終益を下方修正 1Qは53%減
 日本郵船<9101.T>が後場下げ幅拡大。同社は5日12時、26.3期通期の連結純利益予想を従来の2500億円から2400億円(前期比49.8%減)に下方修正すると発表した。市場コンセンサスは2545億円。

 定期船事業のコンテナ船部門、ロジスティクス事業が米国関税政策などの影響により期初予想を下回る見通し。通期の想定為替レートは1米ドル142.58円とした。

 26.3期1Q(4-6月)の連結純利益は521億円(前年同期比52.8%減)だった。

★12:30  帝人-後場マイナス転換 1Q最終赤字転落 福利厚生施設の閉鎖に伴う減損損失など響く
 帝人<3401.T>が後場マイナス転換。同社は8月5日11時30分に、26.3期1Q(4-6月)の連結純利益(IFRS)は7.4億円の赤字(前年同期は44.5億円の黒字)だったと発表した。アラミド構造改革に加え、福利厚生施設の閉鎖に伴う減損損失などが響いた。市場コンセンサスは51.0億円の黒字。

★12:31  住友ファーマ-後場買い気配 日本における「非自己iPS細胞由来ドパミン神経前駆細胞」の製造販売承認申請
 住友ファーマ<4506.T>が後場買い気配。同社およびRACTHERA(東京都中央区)は5日11時30分に、進行期パーキンソン病患者のオフ時の運動症状の改善を効能・効果として、非自己iPS細胞由来ドパミン神経前駆細胞(ラグネプロセル)の国内における製造販売承認申請を行ったと発表した。

 今回の申請は、京都大学医学部附属病院が実施し、2025年4月にNature誌に掲載された医師主導治験のデータに基づくものという。この製品の製造はS-RACMO(大阪府吹田市)が、販売は住友ファーマが行う予定。なお、この製品は先駆け審査制度の指定を厚生労働省より受けており優先審査の対象品にあなるとしている。

★12:31  ニッスイ-後場プラス転換 1Q営業益6%増 漁撈・養殖事業や北米加工事業の業績が改善
 ニッスイ<1332.T>が後場プラス転換。同社は8月5日12時に、26.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は102.8億円(前年同期比5.7%増)だったと発表した。

 国内の水産商事事業の回復遅れや食品加工事業における原料価格上昇の影響などがあったものの、前期に苦戦した漁撈・養殖事業や北米加工事業の業績が改善したうえ、欧米の家庭用食品や国内チルド事業が堅調に推移したことが寄与した。

★12:32  ツムラ-後場売り気配 1Q営業益27%減 売上原価率や販管費率の上昇響く
 ツムラ<4540.T>が後場売り気配。同社は8月5日11時30分に、26.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は77.2億円(前年同期比27.0%減)だったと発表した。

 生薬費および加工費の上昇などにより、売上原価率が上昇した。また、主に情報提供活動の強化にともなう費用およびDX関連費用の増加の影響により、販管費率が上昇したことも響いた。


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