後場コメント No.2 全保連、フジクラ、マブチ、ハンモック、ぴあ、日ガス

2025/08/14(木) 15:30
★12:43  全保連-後場急騰 1Q営業益35%増 1Qとして過去最高
 全保連<5845.T>が後場急騰。同社は14日12時30分、26.3期1Q(4-6月)の営業利益は9.4億円(前年同期比34.6%増)だったと発表した。

 不採算取引先の見直しを実施するも、協定会社拠点数は着実に増加。累計家賃債務保証契約件数も、堅調に推移し、年間・月間保証料収入が増加。1Qとして売上高・各利益ともに過去最高を更新したとしている。

★12:54  フジクラ-野村が目標株価を引き上げ 光配線部品、光ケーブルの成長続く
 フジクラ<5803.T>が反落。野村証券では、光配線部品、光ケーブルの成長続くと指摘。投資判断は「Buy」を継続し、目標株価を7800円から12800円に引き上げた。

 野村では、4~6月期決算を受け、情報通信を中心に業績予想を上方修正。株式市場はこれまでデータセンタのAIサーバ間やラック間等の光ファイバ接続(Scale-out接続)の増加に伴う当社の光配線部品等の成長期待を織り込んできたとコメント。しかし、ラック内でのGPU接続の増加等によるScale-up接続での銅から光への転換がもたらす同製品の需要拡大も、今後に本格化するとみている。この点やデータセンタ間をつなぐ高密度光ケーブルの中期的な成長期待は株価に十分に織り込まれていないと考えている。

★12:55  マブチモーター-後場急騰 通期営業益を下方修正 上期は32%増
 マブチモーター<6592.T>が後場急騰。同社は14日12時30分に、25.12期通期の連結営業利益予想を従来の222億円から216億円(前期比0.2%減)に下方修正すると発表した。成長に向けた
研究開発費の増額や円高などが響く。

 25.12期上期(1-6月)の連結営業利益は121億円(前年同期比32.2%増)だった。売価・プロダクトミックスの改善やコストダウンなどが寄与した。

★12:55  マブチモーター-後場急騰 12月31日を基準日に1株を2株に株式分割 自社株買いも発表
 マブチモーター<6592.T>が後場急騰。同社は14日12時30分に、株式分割を行うと発表した。基準日を2025年12月31日として普通株式を1株につき2株の割合で分割する。

 今回の株式分割に伴い、その割合に応じて優待の基準を変更するが、株式分割後の保有株式数が100株以上200株未満である株主を対象とした株主優待を新設する。

 また、1200万株・190億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2025年10月1日~2026年9月30日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は9.7%となる 。取得した自己株式はすべて消却する予定で、消却時期は未定としている。

★12:58  ハンモック-後場急落 1Q営業益9.4%減 増収もソフトウェアの減価償却費の増加が響く
 ハンモック<173A.T>が後場急落。同社は14日11時30分、26.3期1Q(4-6月)の営業利益は9900万円(前年同期比9.4%減)だったと発表した。増収となったものの、ソフトウェアの減価償却費の増加による売上原価の増加が響き、営業減益となった。

★12:58  ハンモック-後場急落 16万7100株の立会外分売を実施へ
 ハンモック<173A.T>が後場急落。同社は14日11時30分、16万7100株の立会外分売を実施すると発表した。分売予定期間は8月22日~27日。同社の主要株主1名から一定数量の売却意向を受け、同社として検討した結果、同社株式の流通株式比率の向上および流動性向上を目的とするものとしている。
 

★13:05  ぴあ-後場上げ幅拡大 1Q営業益3.5倍 大規模公演や万博のチケット販売が好調
 ぴあ<4337.T>が後場上げ幅拡大。同社は8月14日13時に、26.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は23.5億円(前年同期比3.5倍)だったと発表した。

 来日アーティストの大規模公演や人気グループの全国ツアーなどのチケット販売が好調に推移。大阪 関西万博のチケット販売や関連出版物の収益増もあり、約7%の給与アップを含めた人的資本投資、新規事業への開発投資を吸収したとしている。

★13:12  日本ガス-野村が目標株価を引き上げ LPガス販売量の増加を予想
 日本ガス<8174.T>が堅調。野村証券では、LPガス販売量の増加を予想。投資判断は「Buy」を継続し、目標株価を3180円から3650円に引き上げた。

 野村では、26.3期以降の営業利益予想を上方修正。販管費においてアパート向け顧客獲得手法に規制がかかったことなどで、顧客獲得費用の抑制が進んでいることを織り込んだという。LPガス顧客純増数は営業活動を中心に月2~2.5千件のペースを維持していると指摘。ガス販売量拡大のカタリストは大型M&Aの成立にあるという。25年3月に顧客数3300件規模の案件買収に成功したものの、その後は顧客数100件程度の小規模な案件買収に成功したのみであると指摘。LPガス業界では顧客数1万件を超える案件のM&Aが近年実行され、M&Aの環境は整っており、大型M&Aの成立が待たれると解説している。



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