前場コメント No.7 S・サイエンス、上村工業、コンヴァノ、ACSL、ユカリア、伊澤タオル

2025/09/01(月) 11:38
★10:17  エスサイエンス-ストップ高買い気配 三崎優太氏が動画を公開 同社の大株主に
 エス・サイエンス<5721.T>がストップ高買い気配。三崎優太氏が8月30日に、自身のYouTubeチャンネルで動画を公開し、新株予約権を全て行使すると、同氏が同社の日本人の筆頭オーナーの大株主となると発表したことが材料。動画によると、同社が手掛ける仮想通貨事業に同氏も関与するとしている。
 
 6月20日に、同氏を「新商品戦略アドバイザー」として迎えると発表しているフォーシーズHD<3726.T>も大幅高となっている。

★10:17  上村工業-野村が目標株価を引き上げ AIサーバー関連は引き続き牽引役
 上村工業<4966.T>が反落。野村証券では、AIサーバー関連は引き続き牽引役と指摘。投資判断は「Buy」を継続し、目標株価を16200円から18300円に引き上げた。

 野村では、AIサーバー向けパッケージの増産に伴いFC-BGA (flip chip-ball grid array) 向け薬品の販売好調が見込まれ、HV大手顧客向けに本格導入が前年より開始した車載半導体用UBM(under bump metal)の販売伸長も続くとみている。有力顧客とみられる台湾メーカーの4-7月の累計月次売上高は、Unimicronが437.8億NTD(前年同期比15.4%増)、Nanyaが158.8億NTD(同25.4%増)、Kinsusが129.1億NTD(同29.2%増)となっており、業況は順調な模様とコメントしている。

★10:17  コンヴァノ-急落 1日より増し担保金徴収措置を実施
 コンヴァノ<6574.T>が急落。日本証券金融(日証金)は8月29日、同社株について9月1日より増し担保金徴収措置を実施すると発表した。貸借担保金率が50%(うち現金担保分20%)に引き上げられる。株価は規制措置による需給悪化を懸念した売りが優勢となっている。

★10:25  ACSL-5日ぶり反発 開発中の次世代小型空撮機の省庁向け開発進ちょく確認会を実施
 ACSL<6232.T>が5日ぶり反発。同社は1日10時、8月29日に、中小企業イノベーション創出推進事業(SBIR)で開発中の次世代小型空撮機について、省庁向け開発進ちょく確認会を実施したと発表した。
 
 同社は、2023年10月に経済産業省令和4年度第2次補正予算「中小企業イノベーション創出推進事業(SBIR)」に係る事業者に採択され、「行政等ニーズに応える小型空撮ドローンの性能向上と社会実装」事業において、次世代小型空撮ドローンの開発を進めているという。当日は各省庁より50名を超える担当者の来場があり、活発な意見交換も行われたという。こうした意見を踏まえ、今後の開発に反映するとしている。

★10:34  ユカリア-大幅続伸 虎の門病院の病院DX推進に係る支援業務受託
 ユカリア<286A.T>が大幅続伸。同社は8月29日に、国家公務員共済組合連合会 虎の門病院(東京都港区 以下、虎の門病院)と「院内SEサポートおよびシステム運用浸透支援業務」の受託に係る契約を締結したと発表した。

 同社はこれまでの病院DXに係る支援実績や知見を活かし、虎の門病院に対して院内SE(システムエンジニア)によるサポートや、システム運用の浸透支援を提供することで、経営の改善、医療従事者の働きがいの向上、患者およびその家族のウェルビーイングに貢献するとしている。

★10:46  伊澤タオル-5日ぶりに大幅反落 第三者委員会による調査報告書提出延期
 伊澤タオル<365A.T>が5日ぶりに大幅反落。同社は8月29日に、2025年8月末日を目途に受領を予定していた同社代表取締役のパワーハラスメント疑惑に関する第三者委員会の調査報告書について、委員会より調査期間の延長要請があり、提出が延期されることになったと発表した。

 調査の過程において、追加調査の必要性が生じ、当該追加調査には一定の時間を要することが見込まれ、8月末までの報告書提出は困難であるとして、委員会の判断により提出を延期することとなった。報告書の提出時期については、10月下旬をめどに提出される予定としている。



関連ニュース
日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 42,047.04 -671.43
TOPIX 3,055.11 -20.07
グロース250 776.60 -3.72
NYダウ 45,544.88 -92.02
ナスダック総合 21,455.55 -249.61
ドル/円 146.88 -0.17
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ