前場コメント No.5 第一三共、大阪チタ、助川電、Fusic、ハローズ、JX金属
★9:36 第一三共-5日ぶり反発 トランプ氏の医薬品100%関税、日本は免除へと伝わる
第一三共<4568.T>が5日ぶり反発。ブルームバーグは27日、トランプ米大統領が発表した新たな医薬品関税について、米国と医薬品に関する条項を含む合意を結んでいる国・地域は適用除外になると、ホワイトハウス当局者が明らかにしたと報じた。
記事によれば、欧州連合(EU)からの医薬品に対する関税は、枠組み合意に基づき上限を15%とするようだ。日本製の医薬品についても、日米合意で定められた水準が適用されるとしている。
先週26日はトランプ氏が医薬品に100%関税を表明したことを受けて医薬品株が軟調に推移していたが、報道を受けて週明けは安心感から買いが優勢となっている。中外製薬<4519.T>、大塚ホールディングス<4578.T>なども高い。
第一三共<4568.T>が5日ぶり反発。ブルームバーグは27日、トランプ米大統領が発表した新たな医薬品関税について、米国と医薬品に関する条項を含む合意を結んでいる国・地域は適用除外になると、ホワイトハウス当局者が明らかにしたと報じた。
記事によれば、欧州連合(EU)からの医薬品に対する関税は、枠組み合意に基づき上限を15%とするようだ。日本製の医薬品についても、日米合意で定められた水準が適用されるとしている。
先週26日はトランプ氏が医薬品に100%関税を表明したことを受けて医薬品株が軟調に推移していたが、報道を受けて週明けは安心感から買いが優勢となっている。中外製薬<4519.T>、大塚ホールディングス<4578.T>なども高い。
★9:36 大阪チタニウム-急騰 「日本製チタン」に追い風 1~8月、輸出過去最高ペース=日経
大阪チタニウムテクノロジーズ<5726.T>が急騰。日本経済新聞電子版は27日2時、航空機部品に使うレアメタル(希少金属)であるチタンの中間原料の輸出が過去最高ペースだと報じた。
記事によると、1~8月の輸出量は年間で最高だった2023年の7割に達したという。各国・地域が米国との関税交渉などを受け米航空機の購入を決める流れもあり、日本製の輸出に追い風との見方が強まるという。日本では同社と東邦チタニウム<5727.T>がスポンジチタンを生産し、米地質調査所(USGS)によると24年時点(米国は非開示)で17%のシェアを持ち、中国の69%に次ぐ2位としている。
大阪チタニウムテクノロジーズ<5726.T>が急騰。日本経済新聞電子版は27日2時、航空機部品に使うレアメタル(希少金属)であるチタンの中間原料の輸出が過去最高ペースだと報じた。
記事によると、1~8月の輸出量は年間で最高だった2023年の7割に達したという。各国・地域が米国との関税交渉などを受け米航空機の購入を決める流れもあり、日本製の輸出に追い風との見方が強まるという。日本では同社と東邦チタニウム<5727.T>がスポンジチタンを生産し、米地質調査所(USGS)によると24年時点(米国は非開示)で17%のシェアを持ち、中国の69%に次ぐ2位としている。
★9:53 助川電気工業-大幅続伸 自民党総裁選、高市氏の支持強まる
助川電気工業<7711.T>が大幅続伸。10月4日投開票の自民党総裁選に関し、世論調査で高市早苗前経済安全保障相が34%でトップに立ったとの世論調査などが材料視されている。
世論調査は日本経済新聞社とテレビ東京が26~28日に実施した。調査によれば、小泉進次郎農相は25%、林芳正官房長官は14%となった。また、自民党の萩生田光一元政調会長が26日に、自身のブログで高市氏の支持を表明。同日19時32分の毎日新聞デジタル報道では、旧安倍派内に今も影響力があり、同調する議員が出る可能性もあるとしている。
高市氏の支持が強まったことを受け、同氏の関連銘柄として核融合向け製品を手掛ける同社が買われている。航空宇宙関連ではQPS研究所<5595.T>なども高い。
助川電気工業<7711.T>が大幅続伸。10月4日投開票の自民党総裁選に関し、世論調査で高市早苗前経済安全保障相が34%でトップに立ったとの世論調査などが材料視されている。
世論調査は日本経済新聞社とテレビ東京が26~28日に実施した。調査によれば、小泉進次郎農相は25%、林芳正官房長官は14%となった。また、自民党の萩生田光一元政調会長が26日に、自身のブログで高市氏の支持を表明。同日19時32分の毎日新聞デジタル報道では、旧安倍派内に今も影響力があり、同調する議員が出る可能性もあるとしている。
高市氏の支持が強まったことを受け、同氏の関連銘柄として核融合向け製品を手掛ける同社が買われている。航空宇宙関連ではQPS研究所<5595.T>なども高い。
★9:58 Fusic-急騰 28日放送でRKB毎日放送の番組で同社が紹介
Fusic<5256.T>が急騰。28日放送のRKB毎日放送の番組「池尻和佳子のトコワカ」において、同社が取り上げられたことが材料。同社の社長および副社長が出演し、「宇宙ビジネス分野にも積極的に参入するなど、勢いを持った福岡発のIT企業」として紹介されている。
放送を好感し、株価は買いが優勢となっている。
Fusic<5256.T>が急騰。28日放送のRKB毎日放送の番組「池尻和佳子のトコワカ」において、同社が取り上げられたことが材料。同社の社長および副社長が出演し、「宇宙ビジネス分野にも積極的に参入するなど、勢いを持った福岡発のIT企業」として紹介されている。
放送を好感し、株価は買いが優勢となっている。
★10:00 ハローズ-大幅続落 上期営業益1.9%増も上期の会社計画下回る
ハローズ<2742.T>が大幅続落。同社は26日、26.2期上期(3-8月)の営業利益は58.6億円(前年同期比1.9%増)だったと発表した。上期の会社計画の58.9億円を下回った。
店舗開発面においては、2025年6月に岡山県岡山市へ西古松店および7月に山口県宇部市へ宇部店を売場面積600坪型24時間営業の店舗として新規出店した。これにより店舗数は、広島県32店舗、岡山県28店舗、香川県15店舗、愛媛県9店舗、徳島県9店舗、兵庫県13店舗および山口県3店舗、合計109店舗となったしている。
なお、株価は上期の会社計画を下回る結果となったことで、売りが優勢となっている。
ハローズ<2742.T>が大幅続落。同社は26日、26.2期上期(3-8月)の営業利益は58.6億円(前年同期比1.9%増)だったと発表した。上期の会社計画の58.9億円を下回った。
店舗開発面においては、2025年6月に岡山県岡山市へ西古松店および7月に山口県宇部市へ宇部店を売場面積600坪型24時間営業の店舗として新規出店した。これにより店舗数は、広島県32店舗、岡山県28店舗、香川県15店舗、愛媛県9店舗、徳島県9店舗、兵庫県13店舗および山口県3店舗、合計109店舗となったしている。
なお、株価は上期の会社計画を下回る結果となったことで、売りが優勢となっている。
★10:12 JX金属-反発 リサイクル原料の増処理に向け設備投資へ 約70億円
JX金属<5016.T>が反発。同社は26日、金属・リサイクル事業におけるリサイクル原料の増処理に向けた前処理プロセスの設備投資を実施すると発表した。
大分県大分市の佐賀関製錬所において、キルン炉などの前処理設備の能力を増強する。投資額は約70億円。処理能力は2025年比で約5割増となる。稼働開始は2027年度の予定。リサイクル原料から回収される貴金属、レアメタルは同社の半導体材料事業、情報通信材料事業で需要があり、回収量の増加はこれら事業のサプライチェーン強化につながる。産出国からの供給リスクが高まる中で、安定的な確保に取り組むとしている。
JX金属<5016.T>が反発。同社は26日、金属・リサイクル事業におけるリサイクル原料の増処理に向けた前処理プロセスの設備投資を実施すると発表した。
大分県大分市の佐賀関製錬所において、キルン炉などの前処理設備の能力を増強する。投資額は約70億円。処理能力は2025年比で約5割増となる。稼働開始は2027年度の予定。リサイクル原料から回収される貴金属、レアメタルは同社の半導体材料事業、情報通信材料事業で需要があり、回収量の増加はこれら事業のサプライチェーン強化につながる。産出国からの供給リスクが高まる中で、安定的な確保に取り組むとしている。
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