前場コメント No.6 スカパーＪＳＡ、ライフコーポ、板硝子、揚羽、カプコン、塩野義
★9:33 スカパーＪＳＡＴ－丸三が目標株価引き上げ 安全保障領域（宇宙・防衛）の収益成長期待の高まりを反映
スカパーＪＳＡＴホールディングス<9412.T>が続落。丸三証券では、安全保障領域（宇宙・防衛）の収益成長期待の高まりを反映。投資判断「買い」を継続、目標株価を2000円→2450円と引き上げた。
丸三では、2026年以降に低軌道地球観測衛星10機打ち上げを契機に、従来の衛星オペレータ―としての位置づけを脱し「宇宙ソリューションプロバイダー」への転換を進めている点をポジティブにみている。また我が国の安全保障領域の根幹に係る宇宙・防衛・通信といった社会インフラを支える国内企業の筆頭格と捉えているとした。
スカパーＪＳＡＴホールディングス<9412.T>が続落。丸三証券では、安全保障領域（宇宙・防衛）の収益成長期待の高まりを反映。投資判断「買い」を継続、目標株価を2000円→2450円と引き上げた。
丸三では、2026年以降に低軌道地球観測衛星10機打ち上げを契機に、従来の衛星オペレータ―としての位置づけを脱し「宇宙ソリューションプロバイダー」への転換を進めている点をポジティブにみている。また我が国の安全保障領域の根幹に係る宇宙・防衛・通信といった社会インフラを支える国内企業の筆頭格と捉えているとした。
★9:37 ライフコーポ－大和が目標株価を引き上げ 競争優位性が向上、消費２極化への対応が奏功
ライフコーポレーション<8194.T>が反発。大和証券では、競争優位性が向上、消費２極化への対応が奏功と指摘。投資判断は「2(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価は2500円→2850円に引き上げた。
大和では、25年度会社計画は据え置きも、上振れ余地があるとみている。3Q(9～11月)の既存店売上高は単純平均で前年同期比＋3.1％と順調。 大和予想は粗利益率の改善等を反映し、小幅増額した。新店・改装の寄与に加え、惣菜の強化、カイゼン活動等による利益成長を見込む。PB活用や生鮮・惣菜の幅広い品揃えで消費の2極化への対応も奏功。同業他社比で競争優位性が高まっており、株価には評価余地があるとみている。
ライフコーポレーション<8194.T>が反発。大和証券では、競争優位性が向上、消費２極化への対応が奏功と指摘。投資判断は「2(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価は2500円→2850円に引き上げた。
大和では、25年度会社計画は据え置きも、上振れ余地があるとみている。3Q(9～11月)の既存店売上高は単純平均で前年同期比＋3.1％と順調。 大和予想は粗利益率の改善等を反映し、小幅増額した。新店・改装の寄与に加え、惣菜の強化、カイゼン活動等による利益成長を見込む。PB活用や生鮮・惣菜の幅広い品揃えで消費の2極化への対応も奏功。同業他社比で競争優位性が高まっており、株価には評価余地があるとみている。
★9:37 日本板硝子－底堅い ペロブスカイト太陽電池向けのガラス基板の分野に参入＝日経
日本板硝子<5202.T>が底堅い。日本経済新聞電子版は23日5時、同社がペロブスカイト太陽電池向けのガラス基板の分野に参入すると報じた。
記事によると、2006年に買収した英ピルキントンの技術を活用するという。ペロブスカイト太陽電池には国内でも10社以上の企業が参入しているが、3種類あるなかで最も市場が大きいガラス型を中心に手掛ける。高い強度と発電効率が特長でピルキントンのもつ海外の販路なども活用して攻勢をかけるとしている。
日本板硝子<5202.T>が底堅い。日本経済新聞電子版は23日5時、同社がペロブスカイト太陽電池向けのガラス基板の分野に参入すると報じた。
記事によると、2006年に買収した英ピルキントンの技術を活用するという。ペロブスカイト太陽電池には国内でも10社以上の企業が参入しているが、3種類あるなかで最も市場が大きいガラス型を中心に手掛ける。高い強度と発電効率が特長でピルキントンのもつ海外の販路なども活用して攻勢をかけるとしている。
★9:43 揚羽－続伸 セレブレインと業務提携
揚羽<9330.T>が続伸。同社は23日8時、人事戦略コンサルティングや人材開発・教育研修サービスなどを提供するセレブレイン（東京都千代田区）と業務提携したと発表した。
同提携により、人的資本経営やDX（デジタルトランスフォーメーション）推進を背景に、M&Aや事業構造転換などの「変革期」にある企業に対し、プロジェクトチームとして連携する。戦略策定フェーズから実行フェーズまで断絶のない支援を行い、施策の実効性を最大化するとした。
揚羽<9330.T>が続伸。同社は23日8時、人事戦略コンサルティングや人材開発・教育研修サービスなどを提供するセレブレイン（東京都千代田区）と業務提携したと発表した。
同提携により、人的資本経営やDX（デジタルトランスフォーメーション）推進を背景に、M&Aや事業構造転換などの「変革期」にある企業に対し、プロジェクトチームとして連携する。戦略策定フェーズから実行フェーズまで断絶のない支援を行い、施策の実効性を最大化するとした。
★9:44 カプコン－東海東京がレーティングを引き上げ 映画との連動によるリピート販売伸長を想定
カプコン<9697.T>が大幅反発。東海東京インテリジェンス・ラボでは、映画との連動によるリピート販売伸長を想定。レーティングは「Neutral」→「Outperform」に引き上げ、目標株価は4390円→4440円に引き上げた。
東海東京では、理由として、（1）「モンスターハンターワイルズ」のリピート販売苦戦や、27/3期は完全新規タイトル「プラグマタ」、「鬼武者」新作が主軸のため、中計目標の10%営業増益達成がやや疑問視されていることは株価下落を通じて織り込み済みと考える、（2）「映像とゲームの連動性向上」という業界環境下、26年9月に映画「バイオハザード」、10月に自社も出資する映画「ストリートファイター」が公開予定、両IP関連タイトルのリピート販売好調を想定、（3）内製人材強化や、自社エンジンの全タイトル適用を核とした開発体制、AI予測を活用したグローバルマーケティング戦略など、エンタメ企業の範となるグローバル展開力は不変、中国エクスポージャーも低い、などを挙げた。
カプコン<9697.T>が大幅反発。東海東京インテリジェンス・ラボでは、映画との連動によるリピート販売伸長を想定。レーティングは「Neutral」→「Outperform」に引き上げ、目標株価は4390円→4440円に引き上げた。
東海東京では、理由として、（1）「モンスターハンターワイルズ」のリピート販売苦戦や、27/3期は完全新規タイトル「プラグマタ」、「鬼武者」新作が主軸のため、中計目標の10%営業増益達成がやや疑問視されていることは株価下落を通じて織り込み済みと考える、（2）「映像とゲームの連動性向上」という業界環境下、26年9月に映画「バイオハザード」、10月に自社も出資する映画「ストリートファイター」が公開予定、両IP関連タイトルのリピート販売好調を想定、（3）内製人材強化や、自社エンジンの全タイトル適用を核とした開発体制、AI予測を活用したグローバルマーケティング戦略など、エンタメ企業の範となるグローバル展開力は不変、中国エクスポージャーも低い、などを挙げた。
★9:45 塩野義製薬－3日ぶり反発 田辺ファーマからALS治療薬などのエダラボン事業を買収
塩野義製薬<4507.T>が3日ぶり反発。同社は22日、田辺ファーマ（大阪府大阪市）から筋萎縮性側索硬化症（ALS）などの治療薬であるエダラボン事業を買収すると発表した。
取得価額は25億ドル（3941億7500万円）。日米を含むグローバルでの知的財産などの全権利を獲得し、ポートフォリオを拡充することが目的。同事業は年間売り上げ1000億円以上であり、2026年度以降の売上収益および利益へ継続的に貢献する見通しとしている。
塩野義製薬<4507.T>が3日ぶり反発。同社は22日、田辺ファーマ（大阪府大阪市）から筋萎縮性側索硬化症（ALS）などの治療薬であるエダラボン事業を買収すると発表した。
取得価額は25億ドル（3941億7500万円）。日米を含むグローバルでの知的財産などの全権利を獲得し、ポートフォリオを拡充することが目的。同事業は年間売り上げ1000億円以上であり、2026年度以降の売上収益および利益へ継続的に貢献する見通しとしている。
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