前場コメント No.1 協和キリン、dely、東邦レマック、エプソン、tripla、いい生活

2025/05/02(金) 11:34
★9:00  協和キリン-売り気配 1Q最終益58%減 研究開発費の増加響く
 協和キリン<4151.T>が売り気配。同社は1日に、25.12期1Q(1-3月)の連結純利益(IFRS)は61.7億円(前年同期比57.9%減)だったと発表した。研究開発費が大きく増加したことや持分法による投資損益が減少したことが響いた。市場コンセンサスは117.3億円。

★9:00  dely-買い気配 今期営業益27%増見込む 前期は14%増
 dely<299A.T>が買い気配。同社は1日、26.3期通期の営業利益予想を33.7億円(前期比26.7%増)にすると発表した。市場コンセンサスは32.9億円。

 下期に販促需要が集中する見込みであるため、売上高・利益ともに下期偏重となる計画。1Q(4-6月)についてはクラシルリワードの広告投資などを積極的に行うため、前年同期比で減益となる見通し。
 
 25.3期通期の営業利益は26.6億円(前の期比13.8%増)だった。小売企業や食品飲料メーカーなどとの取引が深耕したことでARPU(1ユーザーあたりの平均収益)も成長し、購買事業の売上高が大きく伸びたことなどが寄与した。

★9:00  東邦レマック-買い気配 株主優待制度を変更 割引クーポン券→QUOカード
 東邦レマック<7422.T>が買い気配。同社は1日、株主優待制度を変更すると発表した。

 従来はフィットパートナーサイトで使用可能な割引クーポン券を贈呈していたが、変更後は保有株数に応じた金額分のQUOカードを贈呈する。2025年6月20日の基準日から実施するとしている。

★9:00  セイコーエプソン-売り気配 今期営業益16%減見込む 前期は31%増
 セイコーエプソン<6724.T>が売り気配。同社は5月1日、26.3期通期の連結営業利益(IFRS)予想を630.0億円(前期比16.1%減)に、年間配当予想を74円(前期は74円)にすると発表した市場コンセンサスは852.8億円。

 米国における関税については、関税率引き上げによる業績影響は大きなものになると想定しており、価格対応や生産拠点の変更等のサプライチェーン対応など、スピード感をもって実行するとした。前提為替レートは1米ドル141円、1ユーロ155円。

 併せて発表した、25.3期通期の連結営業利益(IFRS)は751.1億円(前の期比30.5%増)だった。増収となったことに加え、為替のプラス影響があった。前期は在庫削減による利益マイナス影響が大きかった反動も寄与した。

★9:01  tripla-買い気配 ヴォイチェフ ヤクブ ポドバス氏が大株主に浮上 保有割合5.10%
 tripla<5136.T>が買い気配。同社について、個人投資家のヴォイチェフ ヤクブ ポドバス氏が大株主に浮上した。5月1日受付分の大量保有報告書(5%ルール)で判明した。保有割合は5.10%となっている。

★9:01  いい生活-売り気配 前期最終損益を下方修正 税効果会計の影響など見直しが響く
 いい生活<3796.T>が売り気配。同社は1日、25.3期通期の連結純損益予想を従来の2800万円の赤字から3900万円の赤字(前の期は1億4600万円の黒字)に下方修正すると発表した。

 貸倒引当金繰入額などに係る税効果会計の影響などの見直しに伴い、法人税等調整額および法人税等を算定した結果、従来予想を下回る見通し。決算発表は5月15日の予定。


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