前場コメント No.4 東洋炭素、富士通、イビデン、フジHD、ロート、東エレク

2026/06/05(金) 11:30
★9:14  東洋炭素-大和が投資判断を引き上げ 受注回復を背景に業績は改善フェーズへ向かう
東洋炭素<5310.T>が続伸。大和証券では、受注回復を背景に業績は改善フェーズへ向かうと予想。投資判断は「3(中立)」→「2(アウトパフォーム)」に引き上げ、目標株価は5500円→8600円に引き上げた。

 大和では、26/12期連結業績を売上高490億円(前期比6%増)、営業利益70億円(同4%増)と前回予想を据え置いた。足元では半導体関連製品の受注に回復の兆しがみられるものの、1Qの低調な業績を踏まえた。ただ、27/12期営業利益予想は90億円に上方修正(前回82億円)。シリコン関連製品をはじめ、AI需要を背景にエレクトロニクス関連の受注動向に改善の動きがみえているという。製品リードタイムは3~6ヵ月程度を踏まえると、足元の受注回復が業績に本格的に寄与するのは26/12期下期以降と想定され、27/12期は業績回復がより明確となるフェーズに入ると見込んでいる。

★9:14  富士通-SMBC日興が目標株価引き上げ グローバルのソブリン需要に応えられる企業
 富士通<6702.T>が3日ぶり大幅反発。SMBC日興証券では、グローバルのソブリン需要に応えられる企業と評価。投資評価は「1(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価を4900円→5900円に引き上げた。

 SMBC日興では、日本社会および日本企業にテクノロジー・AIを実装する中心的な存在として、成長期待が回復して維持されると想定。技術革新を自らに取り込むことで長く成長を続けており、その力はソブリン需要などを背景に今後さらに発揮されうる印象もあるとした。目標株価は「今後6~12カ月の期間に達すると予想する株価水準」であることから、基準を27.3期から28.3期に移したこと、EPS予想を若干上方修正したことによって引き上げている。

★9:20  イビデン-東海東京が目標株価引き上げ 中期業績計画の達成が株価に織り込まれつつある
 イビデン<4062.T>が大幅続落。東海東京インテリジェンス・ラボでは、中期業績計画の達成が株価に織り込まれつつあると判断。レーティング「Neutral」を継続、目標株価を7900円→23000円と引き上げた。

 東海東京では、最先端ICパッケージの需要は引き続き強いが、計画以上の生産能力増には人的資源や設備稼働に時間がかかることなどで、29.3期までは計画線の生産能力増に留まるようだと指摘。AI関連に株式投資資金が集中しているため、同社が示した中期業績見通しは、一定程度株価に織り込まれているものと考えている。東海東京業績予想および、目標株価を引き上げたが、株価上昇を受け上値余地が乏しいと考え、レーティングはNeutralを継続した。

★9:21  フジHD-急騰 不動産子会社売却で1兆円超応札相次ぐと伝わる
 フジ・メディア・ホールディングス<4676.T>が急騰。ブルームバーグ通信は4日、同社が進めている不動産子会社売却を巡り、1次入札で1兆円を超える応札が相次いだことがわかったと報じた。

 記事によれば、米大手ファンドなど複数の候補が強い意欲を示しているようだ。巨額の応札が相次いだことから、資金調達の確実性など提案が実行可能かどうかを確認するため、2次入札に進む前に再入札を行うもよう。日本で過去最大規模の不動産ディールとなる見込みだとしている。

★9:24  ロート製薬-大和が投資判断を引き上げ 業績良好、割安感が強い
ロート製薬<4527.T>が続伸。大和証券では、業績良好、割安感が強いと指摘。投資判断は「3(中立)」→「2(アウトパフォーム)」に引き上げ、目標株価は2550円→2880円に引き上げた。

 大和では、業績良好で業績予想を増額。類似企業との比較で割安感は強いとコメントしている。なお、27年3月期1Qの連結営業利益が前年同期比で減る可能性を会社は語っており、留意が求められるという。アジアにおいてスキンケアに厚めにマーケティング費用を投じているためであるとしながらも、大和では別段ネガティブには捉えていない。アジアの1桁台後半~2桁台の伸長と日本の底堅い推移などから、連結営業利益は中期的に1桁台半ば~後半程度の持続的な伸長が期待できると考えている。27年3月期は研究開発費が前期比20億円増の見通しであり、この動向は注視していきたいと解説している。

★9:26  東京エレクトロン-急落 米ハイテク株安を嫌気 AI関連に利益確定売り
 東京エレクトロン<8035.T>が急落。米国のハイテク株安が嫌気されている。

 前日の米国株市場では、ブロードコムの決算下振れを契機に、これまで相場をけん引してきた半導体やAI関連株に利益確定売りが広がる展開。フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は2%安で終えたが、一時6%超の下落となる場面があった。また、時間外でナスダック先物などは下落している。
 
 この流れを受けて、国内のAI関連銘柄にも利益確定売りが出ている。アドバンテスト<6857.T>、フジクラ<5803.T>、SCREENホールディングス<7735.T>、ルネサスエレクトロニクス<6723.T>なども安い。キオクシアホールディングス<285A.T>は4.7%安となる場面があったが、押し目買いにより下げ渋っている。


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日経平均 66,588.12 -882.57
TOPIX 3,949.09 -2.76
グロース250 765.45 +21.68
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